Nogizaka Journal

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乃木坂散歩道・第162回「乃木坂46“華の94年組”成人式イベントの裏側」

 先日乃木神社で行われた、1994年生まれの乃木坂46メンバー7人の成人式イベントに参加してきました。今回のアルバム特典で一番当たって欲しかったので、参加できて本当に嬉しかったです。成人を迎えられた、井上小百合さん、桜井玲香さん、中田花奈さん、永島聖羅さん、西野七瀬さん、能條愛未さん、若月佑美さん、おめでとうございます。

 実はこういった特典イベントに初めて当たりました。というか、当たらないと思い、今まであまり応募していませんでした。今回は1stアルバム「透明な色」スペシャル個別握手会への申し込みが、自動的に特典イベントへの応募になったものが当たった形です。

 折角イベントに参加出来たのでレポートを書こうと思ったのですが、乃木神社で行なわれた乃木坂46成人式の模様は、様々なメディアで取り上げられていますから、僕が改めて書けるほどの材料があまり残っていません。カラスがうるさ過ぎて、放送では絶対使われないだろうと思っていた能條愛未さんの件も、沢山取り上げられていましたし。

 そんなわけで、今回は主なメディアには取り上げられないであろう内容を、イベントの裏側としてお伝えしようと思います。来年もきっとあるだろう乃木坂46成人式イベントの参考になればと思います。

 乃木神社での模様は公式サイトのスタッフブログ「94年組成人式+アルバム特典イベント レポート」も合わせてご覧下さい。


「成人式イベントの前半戦」

 成人式イベントの“前半戦”は、沢山の報道陣が駆けつけた乃木神社で行なわれました。予想していたのとはちょっと違って、僕たち招待者の場所は赤絨毯に並ぶメンバーの前を陣取る報道陣の後ろに用意されていたため、式の模様を多少近くで見られるものの、『乃木坂新成人メンバーの囲み取材を、報道陣の後ろから眺めるイベント』のようでした。イベントの内容は事前に教えてもらえず、当日行ってみて初めて知りました。

 囲み取材ではファンの前方に報道陣がいますので、結構メンバーが見えなくなります。声はかろうじて聞き取れる程度でした。取材はまずスチール撮影から始まって、各社囲み取材、「ZIP!」「PON!」「めざましテレビ」とおよそ1時間程度の取材でした。

 ちなみに、各番組はそれぞれ「10分程度の時間で」という指示がありました。なので、ある程度の時間カメラを回していても、実際の放送では使われていないシーンの方が圧倒的に多いです。めざましじゃんけんは放送では『グー』だったようですが、実際はチョキとパーのパターンも撮影しています。チョキの時には、メンバーは『びーむ』的な手にしようか迷っているようでした。

「メディアに載らなかったインタビュー内容と空気感」

 インタビューの詳細に関しては、各メディアがそれぞれのメンバーをしっかり載せてくれているようなので、そちらに任せて、僕はメディアには載らなかったものや、その場の雰囲気をお伝えできればと思います。

 中田花奈さん:自己紹介でいつものキャッチフレーズ「上から読んでも下から読んでもナカダカナ。横から読むと、ダ!」をやりました。「ダ!」のファンの声が小さく、ファンの皆さんがいるからもっとやってくれると思ったと残念がる中田さん。言い訳させてもらうと、事前の打ち合わせがなかったため、テレビにファンの声を入れていいのか?という微妙な配慮がありました。
 中田さんはインタビュアーから一番遠い位置にいたので、なかなか話に入っていくのが大変そうでした。

 永島聖羅さん:大人の女性とは?の質問に「少女漫画の大人買い。でも中古」。メンバーから「それ大人買いって言うの?」とツッコまれる。また、「キャッシュカードをスッと出せるのが大人」と言ったのに対して、若月さんから「それって奢ってくれるって事?」とジョークが飛ぶ。
 この時永島さんは、クレジットカードを“キャッシュカード”と言い間違ってしまっていて、桜井さん中田さん爆笑。

 桜井玲香さん:「PON!」の取材で、グループとしての目標を大きな声でと煽られ、「紅白」と。ファンから大きな拍手が起こるも、「うちは日テレですけどね」とツッコまれる(多分ネタです)。個人の目標は「綺麗な日本語を話したい」だそうです。
 大人の女性とは?の質問には、「ポイントカードが少ない女性」と。桜井さんの財布にはギチギチにポイントカードがあるそうです(笑)。

 西野七瀬さん:スタッフさんが言っていたのですが、「成人式メンバーのセンター」だそうです。成人としての抱負は「大勢の人の前でちゃんと喋られるようになる」。
 今回の取材で、西野さんはセンターに位置しているので、何かをパッと決めなければいけないときに、メンバーをうまく導いているように見えました。凄くしっかりしている印象でした。

 若月佑美さん:お母さんからの言葉「妻は夫から二歩下がって支えなければならない」を受けて、「乃木坂から二歩下がって見ていたい」と。若月さんの言葉がなにかにつけて格好良かったです。
 インタビュアーがメンバーに向かって右端に立っていたので、若月さんと能條さんが話を引っ張る感じで、取材時の存在感は大きかったです。

 井上小百合さん:「成人として、責任感を持って仕事をしたい。親孝行、ファン孝行をしたい」。井上さんはこの取材ではあまり“前へ前へ”という姿勢はありませんでした。ラジオでの井上さんとのギャップが大きいです。

 能條愛未さん:インタビュアーと一番近い位置に立っていたこともあって、大活躍! 相変わらず笑わせてくれました。「能年玲奈さんに続くのは能條愛未」。大人の女性とは?の質問に「ワインとチーズとオリーブが似合う人」。
 インタビュー中、能條さんが喋るとカラスがうるさすぎて中断し、笑いが起こる場面も。これは皆さんが放送で見た通りです。

「イベント後半戦」

 ここからは“後半戦”。会場を移してのイベントになります。乃木神社に隣接するレストランに移動しました。当初、後半のイベントがある事は知らされておらず、他のファンの方々が「なんかまだ有るらしいよ」と話している声を聞いて、状況を知った次第です。ファン約70人を先導してくれるスタッフの方は1人。途中、何度も道に迷いました(笑)。
 今回の特典イベントは乃木神社での成人式だけだと思っていたので、『ついで』感が半端なかったです、ここまでは。

 今回の会場となったレストランの外観です。

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 おそらく、披露宴会場として使われる様な場所でした。メンバー7人が登壇して、あらためて一人一人の挨拶がありました。取材の時とは違って、ファンだからわかる内容に少し変わっていました。記憶とメモを元に書いていますので、多少の間違いは御了承ください。

 中田花奈さん:新成人の抱負として、「ネガティブキャラだけど、自分を好きになりたい。和装が似合うので、もしかして第二次絶頂期が来る?」。

 永島聖羅さん:女優が夢の永島さん。「ドラマで5つ台詞をもらいたい」。もっと欲張ろう的ツッコミに「まずは下積み」と。

 桜井玲香さん:「3日に1回というノルマを決めたブログで、自分を発信したい」。先月の「生のアイドルが好き」で課したノルマですが、今月の更新は15日までに6回と見事に有言実行。

 西野七瀬さん:「大勢の前でちゃんと話せるようにする」。先日の「オールナイトニッポン」でテンパってしまったことの反省があったようです。帯の上に巻いている水色のもの(帯揚げというのでしょうか?)がほどけてしまうハプニングで、アワアワする姿が可愛らしかったです。

 若月佑美さん:「今、舞台を頑張っている。プリンシパル(「16人のプリンシパル」)はメンバーが辛い思いをするのだけど、一方で舞台ってこんなに楽しんだよって伝えたい」。今回のイベントでは、至る所で若月さんの言葉が、新成人として一番素晴らしかったです。

 井上小百合さん:「(ファンに向かって)成人式イベントというレアなイベントの御当選おめでとうございます」。「責任感を持って仕事をしたい。ファンの皆さんが笑顔でいられることが、自分の喜び」。一貫してファンを大事にしてくれる姿が印象的でした。昨年プライベートで自分の楽しみ(映画など)に使った金額が『2万円!』という告白も。今年はもっとたくさん使いたいそうです(笑)。

 能條愛未さん:(ファンは能年さんの件を期待していたのですが)「あみあみ族と仕事を引き寄せる!」でした。(あみあみ族は能條さんファンの総称)

 時間的には15~20分程度でしょうか。そして、最後のイベントに向かいます。

「推しメンをファンが囲んで記念撮影」

 ツーショットではないのが残念ですが、推しメンをそのファン10人が囲んで記念撮影です。この時だけが近くで話しかけられるチャンスでした。「髪型が素敵」、「着物が似合っている」、「綺麗」等々、皆さん思い思いに声をかけました。
 一方で、メンバーの姿があまりに神々しくて、全く声をかけられないファンもいました。普段の握手会などとは全く違う推しメンの姿、雰囲気に、圧倒されたのかもしれません。

 後日、それぞれにメッセージが添えられて、写真が届くとのことです。

 僕は……、一生の宝を手にすることが出来ました。

「ファンの服装」

 イベントの内容を一通りお伝えできたところで、僕たちファンについても少しレポートを。おそらく気になっている方もいるんじゃないかと思いますが、今回参加された方の多くがスーツ姿でした。また、スーツじゃなくても、比較的堅めの服装の方が多かったと思います。

 あくまでアイドルとしての一イベントだからでしょうか。または若いファンの参加も考えていたからでしょうか。必ずしも正装である必要はありませんでした。『神社の中で一緒に』成人式をするわけじゃなかったので。私服でもさほど浮いてしまうことはありません。
 ただ、来年以降、もしも、この特典イベントが続くようであれば、是非ファンの皆さんには正装で参加してもらいたいと思います。一生に一度の成人式という儀式において、祝福の気持ちを表すために、そして、厳かな雰囲気をファンからも醸し出すために。

「結論」

 しっかりとしたコーディネーターがいれば、「乃木坂46成人式イベント」は間違いなく神イベになります。『推しメンの晴れ姿』という素晴らしいポテンシャルがあるわけですから。

 招待イベントとしての開催が今回初めてだったこともあり、いくつか課題のある部分もありましたが、参加出来たことをファンとして誇りに思います。ほんとうに、ホントウに、本当に一生の宝となりました。

 参加出来て一番うれしかったことは、“晴れ姿の”推しメンに「おめでとう」と直接声をかけられたことです。

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

  • Comments ( 6 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. イベント参加できたうれしさが良く伝わる文章でした。読んでいるこちらもうれしくなりました。ここにも書かれていることですが、このようなファンの一生の思い出にできるイベントは恒例にして欲しいものですね。さらに言えば同時に成人を迎えるファンの参加が有るとなおいいのではと思いました。来年も開催されるように願いたいものです。

  2. いつも記事有難うございます。
    そしてイベント当選おめでとうございます。
    来年に向けての楽しみが一つ増えました。

  3. めざましジャンケン、まさか全種類撮影していたとは・・・。
    まさに、裏話ですね。
    メンバーとの写真撮影、僕もたぶん話せないだろうなあ。

  4. おめでとうございます!持っていますね!
    そして、レポありがとうございます。一生の思いでですね。
    懸賞、抽選の類いは出せども全く当たったことがないので、うらやましいです。

  5. レポありがとうございます。
    地方の人間はこういったイベントに参加するのもハードルが高いので、
    行ったファンの生の声が聞けるのが、楽しかったりもします。
    乃木坂ジャーナルで、是非とも次の会食?イベントの記事も読んでみたいですが、
    どうなるでしょうか(((^_^;)
    本当に選ばれしファンのイベントですよね(^-^)v

  6. By 高木あきよし

    Okabe 様

    ほんとにうらやましい! 彼女たちの振り袖姿を、まじかで見れたなんて。
    まだ二十歳ですか。たてば芍薬、すわれば牡丹、歩く姿は百合の花!まさしく。
    特に中田が似合ってますね振り袖は。次は、桜井かな。
    男子一生の至福。実にうらやましい。

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