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乃木坂46デイリーコラム 第12回「橋本奈々未の秘めた想い」

乃木坂46デイリーコラム 第12回「橋本奈々未の秘めた想い」

橋本奈々未は18歳の時、乃木坂46の第1期生として活動を開始し、これまで常に第一線で活躍してきた。

橋本が放つ空気は何かが違う。一瞬怒りを抱えたかのように感じることもあるその表情の奥には、一体何が秘められているのだろうか。

映画「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」では、橋本が乃木坂46に入るまでの人生が赤裸々に語られ話題となった。北海道から上京し美術大学に入学したが、生活費を捻出するため睡眠時間を削ってアルバイトを掛け持ちし、ぎりぎりの生活を続ける日々。同じ年の夏、乃木坂46のオーディションを受けた理由について、芸能界に入ればロケ弁が食べられると思ったと語る彼女は、映画では家族のために家を買い、弟の学費を全額納入すると述べる。気持ち良いまでに豪快なストーリーだ。しかし全ての原動力となっているのは、家族への愛である。

彼女を観察していると、常に乃木坂46というグループ全体を考えた言動をしている様に映るのはこのためなのだろうか。私は仕事をしているんだ、懸命にやるしかないんだという意識は鬼気迫るものを感じる。一見クールな印象を与える橋本だが、秘めた気持ちは誰よりも強いのかもしれない。

そんな橋本が乃木坂46で果たしてきた役割は大きい。乃木坂46という若いグループで、現代的かつ大人びたオーラを出せる女性は他にはいない。ドラマ「初森ベマーズ」での学校を休学していたアウトローなキャラクター、7thシングル「バレッタ」のカップリング曲「そんなバカな・・・」のMVでの“近所に住むアイドル好き”などは、まさに橋本にしか演じられない役どころであった。

現在、橋本はその抜群のルックスと機転の効いたトークで、「CanCam」専属モデル、MCなどに引っ張りだこ状態だ。独り立ちしても十分に戦っていけるかもしれない。しかし、再三持ち上がる卒業説を否定し、「いつか、もしアイドルブームが終焉を迎える時が来るとしたら、その時は乃木坂46の橋本奈々未として沈んでいきたい」と、自分の居場所が乃木坂46であることを語っている。

家族への愛、乃木坂46への愛、そしてファンへの愛。ベースがはっきりしているからこそ、橋本の生き方はぶれることがない。私はその生き様を、最後まで見届けよう。

関連橋本奈々未 OFFICIAL BLOG│乃木坂46公式サイト

筆者プロフィール

ななみん教授助手歴773年
医師とチェリストによる異色のコンビが、乃木坂46メンバーや彼女たちの物語を研究・分析。全国の乃木坂46ファンの皆様との情報の発受信はもとより、Nogizaka Journalを訪れる全ての皆様に、乃木坂46についてより深く知っていただくお手伝いが出来ればと思います。

COMMENT

  • Comments ( 5 )
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  1. なんだっけ、ブブカだったかな。
    今年8月の名古屋全握の時に読んでたブブカのインタビューで「乃木坂が死に場所」みたいなこと書いてあったな。
    じゃあ最期を看とるまで、付き合いましょうかね。

  2. ちょくちょくミスったりして、その内包した熱い思いが空回りする事はあるけど、常に一般人の視点を持ち続けてるななみんに魅力を感じます。「乃木坂46の橋本奈々未として沈んでいきたい」という言葉はたとえそうならなかったとしても非常に嬉しい!

  3. 「乃木坂46の橋本奈々未として沈んでいきたい」

    中二病だよなぁw

    だがそれがいい!

  4. ななみんは、屈託を抱えたまま、笑顔で進む常識人。だから、好きだわ(*´-`)♪

  5. 7枚目の選抜発表がTVで放送されたあと直近で更新されたブログには「大人の判断が理解できなくてみんなで泣きました」と書いてあった。おそらく堀未央奈への非難を「彼女をセンターに選んだ」運営に向けさせたい旨の書き込みだと思うけど運営批判だと言われてもしょうがないほどの書き込みだった。彼女は一回CD制作中に仕事をさぼってUSJに遊びにきたんじゃないかっていう疑惑も出たんだけどブログで公明正大に自分はそんなところに行ってないといろいろなあまり公開してはいけないような内部文書まで出して否定してみせた。おそらく乃木坂の足を引っ張ることを恐れたんだろう。映画でも一貫して一方的に叩かれている松村を擁護する発言をしていたり。
     実は橋本と同じように批判覚悟で乃木坂のメンバーを守る発言をしているのがもう一人いる。川村真洋。彼女は7枚目選抜発表の回の乃木どこ放送前に行われた代々木体育館のライブ終わりに7枚目選抜発表したことに噛みついた。どうして自分の推しが選抜から落ちたことを最後の最後に発表するんだ、楽しかったまま帰らせてあげたらいいじゃないかって。真洋は8枚目選抜発表の翌週ももんじゃ屋で秋元真夏の復帰で福神にはいれなかった高山と真夏に自分たちの福神への思いを吐露させる機会を作ってくれた。同じ大阪組の松村や西野より歌もダンスも圧倒的にうまいのにアンダーにしばりつけられても不平不満も言わないしいつも乃木坂を援けてくれる。去年の夏のライブで松井のアンダーをやっていた真洋にいきなりスタッフから「今日の夜公演は(いままでやったことがない)橋本のアンダーをやってくれ」と言われて数時間でそのダンスを全部体に叩きこんだ。彼女がいなかったら今の乃木坂はないと思う。

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