Nogizaka Journal

乃木坂46を中心としたエンタメニュースサイト

乃木坂46デイリーコラム 第39回「“乃木坂の顔”生駒里奈の成長」

乃木坂46デイリーコラム 第39回「“乃木坂の顔”生駒里奈の成長」

生駒里奈は乃木坂46の1期生であり、秋田県出身の19歳である。乃木坂46のシングル13枚のうち、センターポジションを6回務めている唯一のメンバーであり、「乃木坂の顔」として活躍している。

生駒は身長153cmと比較的小柄であり、ショートカットの髪、はっきりした顔立ちからしばしば”少年”と評される。喜怒哀楽の感情をストレートに表現し、人一倍正義感が強い。また、自分のことをオタクと言うほどマンガやアニメを愛しており、千冊以上のマンガを所有しているという。

幼少から芸事に携わりたかったという生駒は、赤ちゃんの時からちゃぶ台の上に乗ってラムネをマイクに見立てて踊っていた。小学3年からはダンススクールに通い、発表会が楽しみで仕方なかったという。また、中学では吹奏楽部に所属し、パーカッションを担当していた。音楽、ダンスが生駒の情熱であることはこの頃から明らかだった。

初期から連続してセンターに選ばれていた生駒は乃木坂46の象徴的存在となっていたが、若くして連続してセンターを務めるのはやはりプレッシャーも大きく、6thシングル「ガールズルール」でセンターが白石麻衣に変わり、少し気持ちに余裕ができたと話している。もともと感情の起伏が大きく、最初はすぐに泣き出してしまうことも多かったが、いろんな経験を通して成長を遂げてきた。今ではステージなどでも「緊張している自分」と分かるくらいの余裕はあるという。

2014年2月の「AKB48グループ大組閣祭り」では、48グループからSKE48松井玲奈(今年8月卒業)との交換留学生としてAKB48のチームBとの兼任が発表された。同年6月の「AKB48 37thシングル選抜総選挙」では開票イベントで14位となり、AKB48の選抜メンバーに初選出されている。この兼任は2015年5月のAKB48劇場公演の「生駒里奈を送る会」をもって終了となった。

この兼任にまつわるエピソードはテレビ東京系「乃木坂って、どこ?」#136で特集されている。生駒にとっては「歌やダンスのパフォーマンスを向上させたい」という動機からであったが、最初はメンバーやファンに与えたショックは大きかった。AKB48はライバルグループであり、「乃木坂の顔」がAKB48に行くというのは周囲の不安は当然だったかもしれない。総選挙に立候補した時も賛否両論があり、最初は孤軍奮闘していたが、最後はメンバー全員がティッシュ配りをするなど、皆で生駒を応援する態勢となった。メンバーの堀未央奈は、7thシングル「バレッタ」でのセンター抜擢の際、最初に声をかけてもらったことに恩返しをしたいと話すなど、生駒の人徳を感じさせる感動的な場面であった。

生駒は過去のトラウマなど、自分が持っているネガティヴなところをあえて変えず、そこから「もっと変わりたい!」という気持ちを大切にしているという。そして「満足してしまうと成長が止まってしまうから、自分に自信を持ちすぎないようにしている」と話すところに、乃木坂46を牽引してきた彼女の精神力を垣間見ることができる。

2015年8月には映画『コープスパーティー』で初主演を務め、演技力も評価されてきた生駒。どこまでも上を目指し、乃木坂46の無限の可能性を示し続けてほしい。

関連生駒里奈 OFFICIAL BLOG│乃木坂46公式サイト

筆者プロフィール

ななみん教授助手歴773年
医師とチェリストによる異色のコンビが、乃木坂46メンバーや彼女たちの物語を研究・分析。全国の乃木坂46ファンの皆様との情報の発受信はもとより、Nogizaka Journalを訪れる全ての皆様に、乃木坂46についてより深く知っていただくお手伝いが出来ればと思います。

COMMENT

  • Comments ( 23 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 今さらですが、13thの選抜発表の順番ですが、運営側の生駒ちゃんへの信頼が強く現れていると思っています。すなわちそれこそが生駒ちゃんの成長なのではないかと。

    13thでは、生駒ちゃんがセンターが3列目へ移動になった以外にも、若月、桜井が福神から外れたり、本人もセンターではないかと思っていた節がある生ちゃんが2列目に移動したり、ななみんが久しぶりに2列目に移動したりと、メンバー内においてもちょっとした驚きがあったように思う。
    麻衣やんが「まだちょっと納得出来ていないです」というようなニュアンスの発言をしたかと思うんですが、そういった驚きを裏付けているのではと。

    その上で、通常であれば3列目の両端から順番に内側に向って発表していくんですが、実際には

    16:井上 –> 15:伊藤 –> 14:松村 –> 13:生駒 –> 12:若月 –> 11:桜井

    であったこと。
    もし、

    井上 –> 桜井 –> 伊藤 –> 若月 –> 松村 –> 生駒

    だったら、桜井、若月は落ちたという感覚が強かっただろうし、あれから1年が経っているとはいえ端っこから内側に移った松村が上がったという印象を与えてしまっただろう。
    でも、一番大きく移動した感のある生駒ちゃんを早い段階で発表出来たというのは、それだけ生駒ちゃんへの信頼感が厚いからではないかと想像する。そうすれば、その後発表されるメンバーの驚きや衝撃も緩和される。上がった、落ちたよりもそのポジションの意味合いを考える。

    単なる1枚のシングルの1回の選抜発表に過ぎないのであろうが、その発表順には深い思いがあったのではないかと勝手に思っている。

  2. 生駒が乃木坂の顔なら
    握手会が過疎らないよ

  3. いまさら「乃木坂の顔」?
    音楽、ダンスが生駒の情熱にしては毎日ボイストレーニングをしているとは思えないですよね?
    乃木坂がスタートダッシュ出来なかったのは、生駒ちゃんがまれにみる音痴だったからじゃないかとわたしは思います。
    センターにするんじゃなくてキャプテンにすれば別だったのでは?

    こういう記事がアンチを生むんじゃないのでしょうか?

  4. 2みたいに握手会の人数が絶対だと思ってる人間には
    生駒の価値は永遠に分からないよ

  5. 選抜発表は今野さんが担当してから順番通りですよ
    特に演出などはせずに事務的になってます

    生駒ちゃんへの運営の信頼は変わらないと思いますがそれ以上に他のメンバーへの期待があがって来たと見ています
    特に生駒ちゃんへ頼りっぱなしでは駄目ですし、生駒ちゃん自身も乃木坂から踏み出す準備をしなければならない時期なんだと思います

  6. 彼女は乃木坂の顔なんですかね・・・。

    綺麗どころが多い乃木坂、
    公立ではなく私立高のお嬢様っぽさ
    といったイメージからすると、
    彼女は該当しないと思います。

    古参乃木ヲタはともかく、最近ファンになった人
    あるいは、雑誌の表紙で見かける程度のライト層からすれば
    乃木坂の顔ってのは、むしろ、まいやんだと思いますけどね。

    彼女ほどファンによって、ポジと取るかネガと取るか
    別れるメンバーは居ないと思いますね。

    実際、ガルルから入った私みたいな層からすれば
    生駒ちゃんがセンターなら乃木坂ヲタにはならなかった自信がある。

  7. 私は生駒ちゃんがセンターだった制服のマネキンのMVがなければ
    乃木坂ファンになってなかった自信があります。
    こういう人間もいるし、色んな意見があって当たり前ですね。

  8. 乃木坂第一期の顔ではあるけど、今もそうかといったら、疑問です。
    兼任にしても、乃木坂の顔と言うのなら、軽率だったのではないかと思います。
    今でも、乃木坂の為になったのか?疑問です。

  9. コメントを見ると、皆さん同じところで引っかかっているのが見て取れます。
    それは、「乃木坂の顔」という部分ですね。
    私もそれには違和感を感じました。
    5thまでの生駒は、確かに乃木坂の顔と言っても過言ではありませんでしたが、6th以降センターを交代してからはそれも段々薄れてきました。
    さらに元御三家の白石、橋本、松村の圧倒的存在感、西野の成長、生田の安定的な強さ、現在に至っては、あれ程酷評された堀の急成長と、歴代センターフロント経験者の底上げがあり、今や乃木坂は生駒が乃木坂の顔である必要が無いグループに成長しているのです。

    それでもあえて言うなら、生駒は乃木坂第1章の顔であった、現在は乃木坂の象徴のひとりというところでしょう。

  10. 神宮での彼女の立ち姿を見て、乃木坂の顔は生駒里奈しかいないと確信しましたね
    彼女がいなければ、乃木坂のファンにはならなかったと気付かされたと断言できます

  11. 生駒は乃木坂の顔だしこれからも顔であり続けるよ

  12. 初期の乃木坂の顔として運営に推されただけで、実際に乃木オタ(生駒オタ以外)は白石・西野が顔と認識しているのでは?悪い意味で生駒は完全固定選抜メンの顔だと思う。

    • このコメントあってるけど大事なことが落ちています。
      「村外」では未だに生駒ちゃんを超える乃木坂の顔がいない。

      • そもそも村外(一般人)はAKBと乃木坂の区別がついてないレベルで知名度があっても意味がない。

  13. 乃木坂が地下鉄ポスターに貼られたとき、生駒ちゃんは素人でも乃木坂ってわかっていました。運営が西野さんを推しているけど、生駒ちゃんこそ影の力に貢献してますよ。批判するくらいなら乃木坂ファンとは言えないでしょう

  14. 秋元康に企画書を書かせたら日本一。コンセプトが素晴らしい。
    おニャン子もAKBも。ただ、彼はそこからの発展が出来ない。
    起承転結の起には天才的な能力があるのに。そこからは個人の仕事じゃなくて運営がやる。
    軌道修正でミスを犯しても運営は認めたくないし、秋元Pのコンセプトを読み間違えたとも。
    マーケティングのプロであるはずの電通は。
    このあたりがバレッタのころだろうな。ソニー側としては歯がゆいよね。
    秋元Pのコンセプトを理解出来なかった電通と売上げを伸ばしたいソニー・今野氏。
    例えば、堀ちゃんがバレッタだけセンターで次からアンダーだったらどうなっただろう?
    アンダー、特に二期生は活性化したのでは? 運営(電通)の明らかなミスだと思う。
    生駒ちゃんは確かにインパクトはあった。まだ、メンバーを数名しか分からない時期には。
    でも、すべてのメンバーの名前を覚えたヲタが生駒ちゃんに戻って来るだろうか?
    秋田から上京とか・・・大分の方が遠いよw
    運動神経が悪い・・・真夏さんの方がひどいw
    運営が変にキャラ付けしたから逆の方向へ。秋元Pの手元を離れた乃木坂の迷走。

    生駒というキャラに生駒ちゃんが苦しめられたのでは?男装に走ったのもそんな叫びなのでは?
    本当、好きなダンスをもう一度頑張って欲しい。ポジションなんか気にしないで。
    マイクなんか持たなくても(歌わなくても)乃木坂に貢献出来る。
    嫌なことは嫌ですと言える大人になって。運営やマスコミの犠牲にならないで欲しい。
    生駒ちゃんなら出来るし、生駒ちゃんにしか出来ない。たとえそこが選抜だろうが、アンダラだろうが。

  15. 生駒ちゃんが乃木坂の顔かどうかはさておき、真夏の全国ツアーを見て、乃木坂に必要だと思うですがね。握手がすべてではないでしょ。様々なサイトで悪口いわれてますが、ひねくれた見方しかできないんですかね?そうした人達が乃木坂の足を引っ張っるんじゃないですか。

  16. ガールズルール以降は「もういいんじゃないの?」という感じになってきた。初期は良かった所もあったが、運営サイドがセンター起用してガンガン売り出していましたから。
    AKB兼任も乃木坂のためというより自分のために見えてきて、残念だった。
    握手が全てとは言わないが、選抜経験1回のメンバーを下回っているようでは…。
    多少無理にでも担ぎ上げているように見えてしまう。

  17. 乃木坂の顔というといろいろ議論がありそうだが
    乃木坂の顔のひとりであることには変わりない

    ライブなんかは彼女がいなかったら
    もっともっと成長のスピードが遅かっただろう

  18. パイオニアと言われる者は
    常に叩かれ

    見下される。

    • 自分もそう思います。
      風当りが強いのは先頭ランナーの宿命。

      たまに「もし生駒が初期センターでなかったら、、」なんて
      たらればの書き込みも目にしますが、過去は変えられない以上
      今の乃木坂はその生駒センター期の上にあるのも変えられない事実。
      ガルルでファンになった自分も生駒→白石の流れがあってのあの雰囲気
      だったように思います。

      それは認めて行きたいし、「乃木坂の顔」と評されて反発する人の気持ちは
      解りません。過去も含め「顔」の一人であることは間違いないと思います。

  19. 顔とかどうでも良いと思う

    生駒、白石しか知らないグループ

    と言うのは現実

LEAVE A REPLY TO 匿名 CANCEL REPLY

*

Return Top