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乃木坂ジャーナル編集部の一推しTypeB編

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「君の名は希望」乃木坂46

始まりました。この企画は乃木坂46の5thシングル「君の名は希望」のTypeA~TypeCを紹介しよう!という企画です。そして私が担当になったのはTypeBです。

最初は自分の中で順位を付けようと思っていましたが、今回の個人PVには「お題」が無かった為に、作品の色がバラバラで、クリエイティブな発想に特化した作品もあれば、シナリオに力を入れた作品や、メンバーを可愛らしく撮った作品、ファンを思った作品など、評価するのが非常に難しかったので、全ての作品を紹介しつつ、賞を贈る事にしました。

それでは紹介を始めて行きます(楽曲の紹介は長くなるため省略させて頂きます)。

意外な一面が見れたで賞!

「生田感謝DAY」

生田絵梨花×青山裕企(写真家)

今回の作品のタイトル『生田感謝DAY』という事で、本編を見ないでも、生田さんへの愛を感じるタイトル。特に印象的だったのは、交差点を渡る生田さんのふざけた感じのナレーションや、一見完璧そうに見える生田さんでも、フカヒレを「クジラの髭」と間違えたり、リムジンに乗車した生田さんが悪ふざけで、普通の車の悪口を言う辺りなど、こんな一面を持っているんだと驚かされました。

心情をよく映像化したで賞!

「ハレノヒ、クラゲ」

井上小百合×栢菅翼(アートディレクター)

今回の撮影にはバレットタイム(被写体の周囲に何台ものカメラを設置し撮影する、特殊撮影技法の一つ)という技法が使われています。井上さんが歩道橋を下りた瞬間からコマ撮りに変化し、宙に浮く井上さん。その先には新たな出会いが沢山。ですが、一旦元いた場所に戻ってくると、もう一度あの宙に浮いた世界を味わう事ができませんでした。そして階段を登り切った後のあの表情。正に言葉はいりませんでした。
また井上さんと言えば戦隊もの。そんなイメージを赤いストールで表現したり、黄色い風船など良い演出をしていました。明日も頑張ろうそんな気になれました。

秀逸という意味で違和感のあるカット割りでしたで賞!

「制服のマネキン」

柏幸奈×池田一真(映像ディレクター)

坂を駆け上がるシーンから始まるこの作品。体育館に向けてダッシュをする柏さん。ダッシュをしたのにも関わらず、体育館では既に曲が流れていました。そうです、遅刻です。さらには柏さんをイメージしたかのような、バスケットゴールから転がり落ちる一つのボール。そんな演出からこの作品に対する意識の高さがうかがえました。そして柏さんは「制服のマネキンoff vocal ver.」をバックに踊ります。そこがさらに、吸い寄せられるような、白い肌の彼女の魅力を引き出していました。

とにかく可愛く撮れたで賞!

「ミャンマー料理」

齋藤飛鳥×萩生田宏治(映画監督)

とにかく齋藤さんを可愛く撮れていました。そして、このPVで注目したい部分は中盤のインタビュー。乃木坂最年少の不安も垣間見る事ができます。自分では最年少に取って代わる武器は何も無いと言っていましたが、私には武器だらけに見えました。齋藤さんの将来が楽しみになる、そんな作品に仕上がっています。

最も愛が感じられたで賞!

「アフターズスクール」

斎藤ちはる×大橋祥正(映像作家)

今回監督は、自分がクリエーターとして、良い作品を作るのは勿論、斎藤に未知なる体験をさせてあげたい、という想いから制作されたPVでした。その未知なる経験というのが、選抜メンバーが5thシングル「君の名は希望」で行った「エチュード」という演技。選抜メンバーと斎藤さんの穴を少しでも埋める為に、あえて「エチュード」を経験させたのか、詳しい事は分かりませんが、とにかく愛を感じる事が出来ました。果敢に演技に挑戦する斎藤さんにも好感がもてました。

デートしている錯覚に陥ったで賞!

「むぼーびゆったん」

斉藤優里×高野千紗(CMディレクター)

この作品は斉藤さんの素を沢山見る事ができます。今回の撮影は西馬込駅から始まり、そのまま都内某所の監督の家にお泊まりという事で、嫉妬してしまうような夢の展開。そして、自らが斉藤さんとデートしているような気分を味わえました。「ねぎねぎビーム」可愛かったです。

世界観に引き込まれたで賞!

「どこでも小窓」

桜井玲香×中村太洸(映像ディレクター)

世界観に引き込まれる、実に興味深いショートムービーの作品でした。登場人物が桜井さんと、ぬいぐるみの猫と、男の人の背中だけで、ここまでの世界観を演出できたのは本当に素晴らしかったです。本人の言うように「ほっこり」とした作品。そして一番最後の不満顔な桜井さんの、「なんだそりゃ」の破壊力は抜群でした。長編映画を見た後の、感動の様な物が胸の中に残りました。

大いなる伏線でしたで賞!

「大いなる幸福」

永島聖羅×水元泰嗣(演出家) 

大福を撮り合う家族を描いた作品。この作品は最初こそ「大きな幸せ」というタイトルだったようですが、「大いなる幸福」という題名にした事によって、ぐっと作品が引きしまり、小さな大福が大きな問題へと発展していくハラハラ感を味わうことができました。永島さんの演技で家族の温かみを再確認。最後の落ちもしっかりとしていて、見応えのあるショートムービーになっています。

目が離せなかったで賞!

「拝啓、橋本奈々未様」

橋本奈々未×湯浅弘章(映画監督)

今回は黒板に自分の年齢を書くと、その歳の自分が現れるという設定になっていました。カットバック(2つ以上の場面を交互に繋ぎ、場面転換に使われる技法)の撮影という事で、橋本さんの演技を存分に引き出していました。正直、瞬きをするのを忘れるくらい見入っていました。そして、見終わった後には涙が出ていました。これは目が乾いた為、体か反射的に分泌した涙か、はたまた感動の涙かは分かりませんでしたが、この作品が凄かった事は確かです。最後の自分へのメッセージも、グっとくるものがありました。

芸術的でしたで賞!

「暇つぶし」

深川麻衣×岡川太郎(映像ディレクター)

日常の暇な時間をどう過ごすかを芸術的に表した作品。BGMと深川さんがマッチしていて、不思議な魔力を感じるPVに仕上がっていました。何度でも観れる作品で、BGMも病みつきになります。

心が温まったで賞!

「モーションキャプチャ」

和田まあや×石井貴英+KAI(Tangent)(映像作家)

普段心の支えになってくれている家族へのプレゼントとして、ダンスを送るという作品。家族への深い愛情など、照れくさそうに話す一人の少女。和田さんが描いた家族とのダンスを実現したのは、モーションキャプチャという画像解析法です。解析中のダンスをしている和田さんを作品として撮ってしまう斬新さには驚きました。


以上作品紹介でした。今回のTypeBの作品には、井上さんのタイムバレットや、橋本さんのカットバック、和田さんのモーションキャプチャなど、様々な技法が使われていて、インパクトのある作品が多く、観ていて満足できる作品が詰まっていました。TypeBを見た方はどの作品にどんな感想を持ちましたか?

個人PVは推しメン以外のメンバーの魅力に触れる良い機会であり、新たなファンを取り込むキッカケになります。個人PVは1stシングルから今まで全シングルで実施されてきました。この伝統ある個人PVは、2期生が入った新体制の乃木坂46でも、是非続けて欲しいですね。

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筆者プロフィール

ゆう
趣味はサッカーとスノーボード。あとパンダが好きです。乃木坂46を知ったきっかけはお見立て会です。記事を通して、皆さんと一緒に乃木坂46の成長を見届けて行けるよう頑張ります。

COMMENT

  • Comments ( 1 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 深川PVは素晴らしい
    あの曲もダウンロード販売してほしいほど
    和田PVも一回目はあっけにとられたけど
    二回目には涙がにじむ
    最新のまあやブログなどでも見れる彼女寂しさも考えるとせつない

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