Nogizaka Journal

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乃木坂散歩道・第115回「乃木團 愛羅武勇」

 最高のカーニバル。

 Zepp DiverCity Tokyoで行われた、「『極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章』、#34 乃木坂46 vs 氣志團~学生服反逆同盟~」に参加してきました。
 まさにライブ、まさに一期一会、一夜限りのカーニバルでした。

Zepp DiverCity Tokyoの会場前
●ライブ前のZepp DiverCity Tokyoの様子

乃木坂46発ロックバンド「乃木團」

 これこそサプライズ、このスタートの1曲を聴くためだけでも行く価値があったライブです。ドラム齋藤飛鳥、キーボード永島聖羅、ベース中田花奈、ギター川村真洋、深川麻衣、ヴォーカル能條愛未、中元日芽香の計7人により結成された『乃木團』の生演奏、氣志團Respect「One Night Carnival」です。

 注目は飛鳥さんのドラム。あの華奢な身体を知っている方ほど信じられないことかもしれませんが、あの細い手足でずっしり響くリズムを刻みます。会場にいた観客の多くが驚いたことでしょう。

 飛鳥さんだけではありません。全体的にレベルが高いです。もう本当に乃木團、最高! 乃木團の登場によって、乃木坂に新しい風が吹くかもしれません。

「乃木坂46ライブ」

 Zeppはメンバーとの距離が近いから、メンバーの輝きが良く見えて僕は好きです。ただ、特記すべき事項は一つだけ。「おいでシャンプー」の生駒里奈さんの掛け声位です、「乃木坂46 夜露死苦!(決めポーズ)」。

 乃木坂ライブと氣志團ライブの切り替えの幕間にRemixされた乃木坂46の楽曲が流れました。「人間という楽器」、「制服のマネキン」、「君の名は希望」です。特に「人間という楽器 Remix」はかなりいい曲で、大化けしています。参加されなかった皆さんにもぜひ聴いていただきたいです。

乃木坂46×氣志團ライブ終了後に配られたアンケート用紙
●写真はライブ終了後に配られたアンケート用紙です。

「氣志團ライブ」

 前半約1時間の乃木坂ライブが終わってしまい、氣志團初見の僕的に、これからどういうライブなんだろうという不安がありました。でも、本当に楽しかったのはここからでした。

 1曲目は乃木坂Respect「音が出ないギター」です。乃木坂46の楽曲では爽やかさのある「狼に口笛を」に続くロックナンバーなのですが、この曲は改めてロックンロールなんだと再認識しました。この後は全然知らない曲になってしまうのですが、ライブの迫力が半端なく、ちょっとした煽りなのに、その力強さ、カッコよさに、すぐ魅入ってしまったのでした。ただただ圧倒されてしまいました。

 氣志團の團長、綾小路翔さんのMCも圧巻でした。会場には氣志團のファン、KISSES(キッシーズ)もいるのに、乃木坂ファンのことを常に意識してくれるMCで、「楽屋の廊下がおいでシャンプーだった」、「乃木坂メンバーはアベレージが高すぎる、全員4番サード」、「南房総の後輩カズミン(高山一実さん)、そのカズミンの担任の先生に殴られたことがある」など、終始会場は笑いに包まれました。バンドのメンバー紹介では「面白いおじさんたちも覚えて帰って」と氣志團メンバーを乃木坂楽曲のタイトルをもじった形で紹介してくれました。

 そして、ラストは「One Night Carnival」。「(乃木坂46に)恋しているのさー 俺達は恋しているのさ」、翔さんの語りで、乃木ヲタもこの時ばかりはKISSESでした。

「アンコール」

 まずは乃木メンと氣志團のコラボで「会いたかったかもしれない」。こんなにバリトンの利いた「会いかも」は初めて聴きました(笑)。そして、「One Night Carnival」のコラボでラストです。このライブでは3回「One Night Carnival」が披露されていますが、1曲目は伝説的、2曲目は感動的、3曲目は乃木坂色の「One Night Carnival」でした。


 乃木坂単独ではないライブなのと、平日開催という事で、比較的チケットの取りやすいイベントでした。その割に、今まで味わったことのない、非常に個性的なライブでした。あの場にいて、あの「乃木團」の演奏が始まった時の驚きは、もう経験することは出来ないでしょう。

 乃木團の 一夜限りの カーニバル 努力感謝と 笑顔のAngel


 わかりにくい表現があるので、加筆させてください。

 「One Night Carnival」は今回のライブでは計3回披露されました。1曲目は乃木團バージョン。会場に来た人でも、誰一人として予測できなかったサプライズでした。コスプレして終わりと思っていたら、バンドとして想像以上のクオリティ、そして、多分2度と観ることは叶わない、少なくとも、あの会場での、あの驚きを感じながら観ることは叶わないであろうという想いから、『伝説的』と表現しました。

 2曲目は氣志團バージョン。ライブならではの、しかも、生演奏だから出来るパフォーマンスです。KISSESの皆さんが最後アカペラで歌う場面があるのですが、武道館ライブの「君の名は希望」でのファン皆の大合唱に通じる切なさがありました。なので、『感動的』と表現しました。

 3曲目は乃木坂と氣志團のコラボバージョン。曲中の台詞を出演した乃木坂メンバー全員で披露するのですが、その台詞はメンバー各自が考えるらしく、楽屋でのファミコンネタが飛び出すなど、ほんわか感が加わった「One Night Carnival」でした。なので、『乃木坂色』と表現してみました。

 折角なので、ついでに氣志團ライブ中の生駒さん情報。関係者席みたいな場所があるのですが、生駒さんは時間の許す限り、氣志團の曲に合わせて踊りまくっていました。多分生駒さんにとって初見のダンスも、見よう見まねで踊り始め、すぐに自分のものにしているあたりは流石だなと思いました。

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

  • Comments ( 5 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By まなつにうまれたまなったん

    自分、初めて乃木坂ライブに行きましたがサイコーでしたっ!!
    あんなに近くに乃木坂ちゃんがいるなんて夢のようでしたよ♪

    イベント自体がマイナーだからか、どこも記事を取り上げてくれなかったので、Journalさんには感謝しております。
    これからも記事楽しみにしてますねー

  2. 正直そんなに期待してなかったイベントでしたが、いい意味で裏切られました。
    氣志團パートも楽しくてにわかKISSESとなって盛り上がりましたし
    乃木團は今後の活動を期待せずにいられないほどの完成度で新たな魅力を見せてくれました。
    また氣志團とのコラボイベントがあれば参加したいですね。

  3. By 生駒ちゃん推し

    レポートいつも御苦労さまです。
    仕事の都合で遅刻してしまって、乃木團見逃したのは痛恨。
    違うジャンルの方とのコラボレーションなど普段違う乃木坂が見られて楽しかったですね。
    それと氣志團本当にすごいね。演奏はもちろんお客さんの盛り上げ方等やはりプロフェッショナル。

    ちなみに、「かずみんのまぶだちのお父さんが綾小路氏の高校の担任の先生でその先生に殴られたことがある。」ではなかったでしょうか。あと「ポストに鳩」のくだりは、かずみんがブログで書いていますね(本人は聞いていなかったらしい)。

    • この対バン、氣志團万博のライブ後の生駒ちゃんの悔し涙を見たことがきっかけで決まったそうですよ
      綾小路さんが言ってました

      • By 生駒ちゃん推し

        匿名さま

        そうなんですか。貴重な情報(遅れたから聞き逃した?)有難うございました。

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