Nogizaka Journal

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乃木坂散歩道 第27回「プリンシパル 群雄割拠の戦国時代」

 ぐるぐる世紀0046年、乃木坂の国は、まさに混沌を極めた時代であった。28の勢力が16の領域を巡って、激しい争いが続いていた。後に第2次赤坂大戦(或いは12日間戦争)と言われた戦いである。この戦いでは、15の主だった戦いが知られており、この記事の執筆時点で、第3回の戦いまでの解析が終了している。余談だが、この8か月前には第一次パルコ大戦が勃発しており、生田無双という伝説が生まれている。

 第2次大戦は第1次大戦とは若干様相が異なっている。どうやら、下剋上の可能性が高まっているようなのである。第2次大戦第1回目の戦いでは、乃木坂3本柱と謳われた橋本氏が、緋咲藩を巡る戦いで、衛藤開運氏に敗れるという波乱が起こっている。また、選ばれし8大勢力で名高い西野氏が、文目藩において、地下組織中元部隊のビーム攻撃に涙を流す結果となった。

 そして、第3回目の戦いはイープラスという装置を用いて、自力での解析に成功したため、以下に報告する。なお、個人的に初めての解析である。

 今回はT列のコードを用いて解析した。あまり高性能とは言えないコードであったが、比較的良好な視界を得られた。例えば、全国和平会議での視界と比較すると、おそらくA枠後方あるいは、B枠最前レベルの視界と言えよう。スクリーンも別に備え付けてあるので、細かい対象の表情も確認可能である。
 本題の戦いであるが、これには非常に大きなポイントが存在した。それは天の声である。乃木坂国には神が存在するのである。あるいはドラマティックマスターとでも言おうか。神は基本的に暖かい目で国民を見ているのであるが、どうも、無茶ぶりがお好きなようである。その無茶ぶりにうまく対応できる機転が、勝利への一つのポイントであった。

 
 さて、今回の戦いでは3つの名勝負が生まれた。
 1つ目は今和洋と呼ばれる大海をめぐる争いで、乃木坂国エースと呼ばれる白石氏と、第一次大戦において「無双」と評された生田氏の戦いである。生田氏の実力は観るものを魅了し、思わず感嘆の声が上がるほどだった。一方で、白石氏は名馬レッドディザイアの弟を従え、民衆からの人望も厚い武将であるが、実力も伴っており、まさに甲乙つけがたい戦いであった。今後の戦いでは、この二人と対戦することは、出来ることなら避けたいと、誰もが思うであろう。

 2つ目の名勝負は逸見藩をめぐる戦いで、乃木坂国3本柱の橋本氏、選ばれし8大勢力の桜井大将、有力武将の中田氏、若月氏、一途に逸見藩を狙う川村氏の五つ巴の戦いであった。全く混沌とした戦いであり、最も予想困難な戦いであった。最後の結果から推測するに、おそらく、民衆の支持は5人に分散し、僅差だったと推測される。桜井大将の勝利となった戦いではあるが、後の戦評で、エジプト語やフランス語への機転が利いていれば、どうなっていたかわからない戦いであった。

 3つ目の名勝負は今和誠藩をめぐる戦いである。乃木坂3本柱の一人、松村氏の独断場と思われたが、閃光のごとく戦場で輝く勢力が出現した、斎藤一族である。まさに、この戦いは下剋上。決して油断したわけではない松村氏を斎藤氏が打ち破ったのである。勝鬨をあげる彼女の涙に、乃木坂国の潜在能力を感じずにはいられない一幕であった。斎藤一族の歌なるものが存在するようだが、彼女の歌う「君の名は斎藤」は、時に個性的に、時にコミカルに、民衆を十分に魅了するものであった。今和誠藩を彼女にまかせてよかったと、多くの民衆が納得したのである。この戦いは後世に残る戦いとして、いつまでも語り継がれるであろう。

 第2次赤坂大戦の第3の戦いまで解析が終了した。まだまだ序盤である。この先どの様な戦いが待っているのか、これからの解析が楽しみで仕方がない。

 
 P.S.現実世界に戻ってきました。プリンシパルは「毎日が選抜発表」。観ている方も相当緊張します。パフォーマンスが始まってすぐは、なんだか「乃木坂って、ここ!」を観ているようなまったり感もあるのですが、すぐに緊張感に支配されます。一瞬で自分が作り上げた役に入り込む彼女達に、観ているこちら側も、真剣に彼女達に向かい合わずにはいられませんでした。それでいて、幕間にはやっぱり乃木坂らしい一面を見せてくれて、充実した3時間でした。僕の中での今日のMVPは斎藤ちはるさんです。選ばれた時の歓声が一番大きかったと思います。それ以上に、彼女のパフォーマンスの素晴らしさに感嘆しました。

 最後に小ネタを一つ。バイオリンとアコーディオンの生演奏があるのですが、その二つで奏でる「ぐるぐるカーテン」、どうしても僕は「となりのトトロ」に聞こえてしまうんです。明日以降行かれる人は、その辺も注目してください。

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

  • Comments ( 16 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 今回はVTRにあったようにメンバーそれぞれが得意な役を把握しているだけに、特に人気メンが異なる役をセレクトした時は波乱が多く起きそうですね。
    まあ、その方が何度も足を運ぶ価値もあるかなと思います

  2. こんな読みにくい記事は初めてです

  3. 今日行きました。
    この文章は行った人はくすっとしますが、他の人には何を伝えたいのか…
    自己満足過ぎるでしょう。まぁ、ネタバレとかもあるので語りにくいかもしれませんが…
    ちはるは感動しました。まさしくプリンシパルの醍醐味だったと思います。

  4. 読みにくいんで普通に書いてください

  5. よーく知ってないと理解するのに厳しいけどまぁ面白いからいんじゃね(笑)
    よく頑張った

  6. ぐるぐる世紀0046年 …ガ○ダムか!っておもってしまった(笑)
    ま、それはさておき、この記事やにやしながら読んでました。
    面白いですよ。
    戦国に例えてるところがにくいなー。
    フランス語のところはちとわかりませんでしたが(笑)
    行ってなくても十分何を言ってるのか分かる内容です。

    普通の内容だったら地下あたりを散策したらみつかるので、
    そっちみたほうがいいですね。

    次回以降も楽しみにしてます。

  7. 僕も行ってませんが、十分理解出来たし
    面白いですよ。

    たまにはいいんじゃないでしょうか。

  8. 行ってないけど十分面白かった
    なかなかいいセンスしてる
    これからも期待しています
    あえて言えばある程度今日の結果を知っていると
    もっと楽しめる

  9. 普通のレポでいーよ

  10. 報道じゃないんだし、ライターが名前出して書いてるんだから、個性出そうとするのは大事だと思うけどなぁ。賛否あるかもしれんが、なんの面白みもなく、事実だけ書いてる凡庸な記事よりは全然イイ。楽しく読ませていただいています。

    • この手の議論は毎度繰り返されることだが、「面白みもなく、事実だけ書いてる凡庸な記事よりはいい」のではなく、このライターさんが小才を弄することに走って事実が伝わらない自己満足な記事を書く癖から脱しない限りは、それと同じくらい「よくない」のです。
      だけど当人は、自分の記事に関して賛否の議論が起こること自体をシメシメと思ってるんだろうから、あなたが批判に対して神経質になることもないんじゃない?

  11. 下剋上とか面白がって投票してると
    2幕がトンデモなくグダグダになる

    生田、高山、農場は絶対に役付きにしとけ

    初日が一番良かったなんてあり得ない現象

  12. それAKB0048ネタっぽい!
    選抜と戦争は違う!

  13. By どりょく かんしゃ えがお

    ホイチョイプロダクションの「カノッサの屈辱」 っぽくて、たまにはいいのでは(笑)

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