Nogizaka Journal

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乃木坂散歩道 第45回「〇〇選抜を考えよう!」

 7月21日は参議院選挙の投票日ですね。選挙に続いて、9月には内閣改造が噂されています。選挙後、組閣したり、内閣改造したりすると、必ず“〇〇内閣”というキャッチフレーズ的なものが作られますよね。与党はポジティブに、野党はネガティブに作ります。

 そんな〇〇内閣、乃木坂の各シングル選抜で作ってみたらどうだろう? そんなことを思いつき、個人的に“〇〇選抜”を考えてみました。なるべく、最新の話題を取り入れつつ、作ってみました。なお、今振り返ってみて付けた名前になります。選抜直後の熱く盛り上がっている時のものではないことを御了承ください。

 1st「ぐるぐるカーテン」:ビッグバン選抜
 何のひねりもないそのままの命名です。すべての始まり、混沌としているけれども、爆発的に拡大し、何かが始まるワクワク感、ドキドキ感にあふれています。

 2nd「おいでシャンプー」:第2次生駒選抜
 今の世の中は第2次安倍内閣。前回安倍首相が辞職する時、誰が今の姿を想像できたでしょう? 「おいシャン」の選抜でも生駒里奈さんがセンターでした。この「おいシャン」の時の選抜を第2次生駒選抜とするのか? それとも、いつか生駒さんがセンターに返り咲いた時を第2次生駒選抜とするのか? またいつの日か振り返ってみたいです。

 3rd「走れ!Bicycle」:3本目の矢選抜
 政策でも、アイドルでも、世間に何かを大きく提示したいときに、3つ目までにある程度の方向性を示す必要があると思います。3本目までに提示しないと、世間は待ってくれません。安倍政権でも3本の矢という言葉を使って、政策の提示を行いました。
 乃木坂の3番目の選抜は、運営側からのファンに対する大きな提示だったのでは? と思います。6th選抜と3rd選抜はメンバーが一人しか違わないんです(市來玲奈さんと秋元真夏さん)。運営側はこのときの選抜が乃木坂の一つの形と考えていたのかもしれません。深読みかもしれませんが……。

 4th「制服のマネキン」:エンタメ選抜
 「乃木坂って、どこ?」(テレビ東京系)で乃木坂のことを知るうちに、なんだかドキュメンタリーを観ているような気持ちになっていました。彼女達の成長の記録をそのまま観ているような。でも、4th選抜でそれはすべてひっくり返りました。やはり、テレビ、アイドルの世界はエンターテイメントの世界なんだなと。それは選抜発表に『作為』を感じてしまったからです。ただ、サプライズ演出の為には仕方がないんでしょうね。選抜発表に、サプライズやエンターテイメントの為の演出が過度になってきたのがこの選抜からでした。また、選抜発表時のメンバーのコメントが番組内でカットされ始めました。ノンフィクションからフィクションへ変化したような、少し寂しさを感じています。

 5th「君の名は希望」:分岐点選抜
 活動において常に分岐点はあるわけですが、5th選抜での映画オーディションの結果が非常に大きな分岐点になっています。このシングルのPVは山下敦弘監督の映画のオーディションそのものです。その中で秋元真夏さん、生田絵梨花さん、橋本奈々未さんが映画出演を勝ち取りました。その後の活躍は皆さんが御存知の通りです。生田さんは月9ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」(フジテレビ系)の第5話のキーマンとして出演、秋元さんはじめ多くのメンバーが出演したドラマ「BAD BOYS J」(日本テレビ)では橋本さんがヒロインに抜擢、現在放送中の月9「SUMMER NUDE」(フジテレビ)へのレギュラー出演と続いています。
 また、グループとしても分岐点だったんだろうと思います、これは今から思えばですが。本作のPVはオーディション有り、個人PVも個性的で、シングル初のCM等のタイアップも無し、全体として挑戦的なシングルだったので、『爆発的な』売上さえ伴えば、面白い方向に向かっていけたんじゃないかと思っています。そんな意味を込めて「分岐点選抜」と付けてみました。

 6th「ガールズルール」:キミノナハセンター選抜
 今年1月に白石麻衣さんが「うまズキッ!」(フジテレビ)にレギュラー出演するようになったあたりから、一気にテレビへの露出が増えましたね。「キミノナハセンター」は、「うまズキッ!」の企画で白石さんが名付け親になったサラブレッドです。6枚目のシングルで初めてセンターに立った、この時期の白石さんにしかつけられない個性的な名前です。6th選抜も名前を付けるならやはり、白石さんにセンターが変わったことを取り上げなければならないでしょう。サマーコンファレンスのライブを観て思いました、センターが変わるとライブの印象も変わるんだなって。

 さて、今回の参議院選挙の争点の一つは「ねじれ」でした。「ねじれ」とは同じ空間内で2本の直線が交わることなく、平行でもない関係です。意思統一がされていない状態、集団が同じ方向を向いていない状態、何らかのひずみが生じている状態と言い換えることが出来るかもしれません。(国会においては「ねじれ」は抑止力という良い意味もあります。)
 7月15日放送の「乃木坂って、どこ?」で、僕は選抜とアンダーにねじれがあるように感じました。経験の差からか、メンバーの意識に随分差があるなって。選抜というシステムを採用している以上、いくらかの格差はあって当然です。その格差が競争心を煽り、切磋琢磨していく、それが理想です。が、行き過ぎた格差はねじれを生じさせると思います。このねじれ、解消されるのか? そのままでいくのか? 次の選抜で運営側の方針が見えてくると思います。
 次回の選抜にどんな名前を付けることになるのか? 期待して待ちたいと思います。

 皆さんは〇〇選抜、〇〇にどんな言葉を入れますか?

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

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  1. 「おいシャン」は桜井・生駒・中田のスリートップが印象的
     
    「制服のマネキン」で書いていること、まさにその通りだと思いました。
    ここでシラけて(シケた?)離れた人も多いかと。
     
    「ガールズルール」ぐらいからは
    外仕事をつかんだ人が選抜に残るようになったのでは?
    ゆったんがラジオ番組中に選抜入りを発表されてたけど
    外の人からすれば
    「選抜だかなんとかにすら入ってない人気のないやつに
    ラジオレギュラー・ドラマ・トーク番組に来られてもな…」
    ってなるから、慌てて選抜に入れたように見えた
     
     
    >格差が競争心を煽り、切磋琢磨していく、それが理想です。
     
    純粋な努力をいくら積んだところで覆せない
    お上が勝手に決める格差では、がんばる気力も失せるってもんでしょう。
     
    でも一方で,アンダーメンバーも文句言い過ぎ。
    子どもっぽい薄っぺらな功名心・自己中心性がある。
    上ばっかり見てるよね、自分たちの下にいくらでも人がいるのに。
    自分にできることを一つ一つこなして成長していく姿が見たいです

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