Nogizaka Journal

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乃木坂散歩道・第50回「質問からメンバーの深層心理を探る」

 8月6日放送の「NOGIBINGO!」はショージキ将棋という企画でした。ショージキ将棋はこの番組の本家・AKB48の冠番組「AKBINGO!」の人気企画で、メンバーがお互いにきわどい質問をぶつけ合う1対1の対戦式ゲームです。メンバーは準備した質問を順にぶつけ、相手が質問に「いいえ」と答えたときに体に付けられた嘘発見器の針が基準となる線を越えれば質問側が1本を奪取し、3本先取したメンバーが勝利となります(今回は2本でした)。

 この記事では、放送では取り上げられなかった質問も分析し、メンバーの深層心理に迫ってみたいと思います。
 まず、一番注目するところは、メンバー自身が考えた質問、その質問を思いついたきっかけは何か? という所です。生田絵梨花さんの質問がわかり易いので、具体例を挙げます。対戦相手の星野みなみさんに対して用意した生田さんの質問1には、「15歳の自分から見ると、20歳を超えたメンバーの制服姿には正直無理がある!」とあります。星野さんが実際にこのような内容を話していた可能性も否定はできませんが、逆に生田さんが心の中でそう思っているメンバーがいるという可能性もあるわけです。『思ってもいないこと』を思い付くことは出来ないわけですから。
 同様に、生田さんの質問5には「正直、この中に怖い先輩がいる!」とあり、やはり星野さんが年長メンバー絡みの発言をしたのではと思わせますが、こちらも生田さん自身が思っている可能性もあるわけです。乃木坂46には、生田さんにとって「怖い先輩」がいるという可能性です。

 この対決では、対戦相手のことをイメージして質問しているように見えて、実は自分も意識していることを書いてしまう。質問をそういった視点からとらえることで、もしかしたら、メンバーの隠れた心理が見えてくるかもしれません。
 今回は、そういう考え方で質問を分析してみませんか?

 中には非常にデリケートな問題もありますので、僕が注目した質問を紹介して終わりにします。生田さんの質問から分析してみたように、皆さんも考えてみてください。

 
 白石麻衣さんから松村沙友理さんへの質問:「泣けば何でも許してもらえると思っている」。
 
 松村沙友理さんから白石麻衣さんへの質問:「ぶっちゃけ、早くソロデビューさせろと思っている」。

 橋本奈々未さんから高山一実さんへの質問:「暇さえあれば自分がピンで売れた時の妄想をしている」。

 高山一実さんから橋本奈々未さんへの質問:「ニュースは毎日見ないが、2ちゃんねるは毎日見ている」。

 
 深層心理とは無意識の心理です。対戦相手のことを書いているつもりが、きわどい質問をひねり出そうとする過程で、その質問に自分の心理も反映させてしまう。特別なことではなく、極ありふれた現象です。
 今後、どこかの番組でまたショージキ将棋のような企画が行われる時に、このような見方で質問を分析すると面白い側面が見えてくるかもしれません。

 
 話は変わりますが、星野みなみさんは去年の今頃、「乃木坂って、どこ? 乃木坂大運動会」での、わんこそば早食い競争の罰ゲームで長鼻のおもちゃをつけるのが嫌で、涙を流していましたよね。今回の罰ゲーム、デーモン閣下仕様の恥ずかしメイクはあの時の罰ゲームを遥かに凌ぐものでしたが、なんだかノリノリでした。随分変わったなって、そんなことを思ったりした今回の放送でした。

 終わりに、皆さんはこの日の「AKBINGO!」を見たでしょうか? イジリー岡田さんがこちらにも出演していて、お馴染みの楽屋訪問をやっていました。「NOGIBINGO!」では紳士的に見えるイジリーさんも、AKBメンバーには寸止め無しのパフォーマンスで、ビューラーで舌を挟む、鏡をなめる、リップスティックを煙草の様に吸うなど、あまりの違いに唖然としてしまいました。
 一方、この日の「NOGIBINGO!」でも、イジリーさんは乃木メンに優しかった。特に高山さんに。実は対戦中の質問がきっかけで、高山さんが涙してしまう場面があったのですが、イジリーさんの懸命なフォローで場の空気も盛り返していました。そんなイジリーさんの振る舞いの違いも、乃木坂のグループの特色を出す要因の一つになっているのかもしれませんね。

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筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

  • Comments ( 8 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By 自覚に気付く

    メンバーも人間なので、意識、無意識は問わず、書いてしまう
    言ってしまうことは、よくあると思う!
    人のことを、何か言う前に、自分もそうではないか、振り返って見ろとは
    自分たちにも、言えることで、今のネット社会でも、見えない相手との
    やりとりで、よく見かける
    人のふり見て,我がふり直せ、の教訓か!

  2. この記事の見解はとても納得できて面白いと思いました しかしみなみの質問を見ると明らかに番組批判の意見だけ異彩をを放っていて、いくちゃんがメンバー(多分意見があがった生駒ちゃんやみなみなど年少の仲がいい人)に話していたとしてもみなみが自分であの意見を書くとは考えにくいし、みなみだけ面白い意見がなかったからなのは知らないが、年長組はともかく何問かスタッフが盛り上げるための質問が混じってる可能性があると思いました 記事に書いてないだけで分かっているとは思いますが
    よく考えたら当たり前な意見ですよねこれ、メンバーだけでは難しいですし
    特に年少メンの質問の「7キロ太った」や「反抗期の真っ只中」などはスタッフテコ入れがあるようにざっくりとした書き方だけだったからあのような質問を入れたのかな、と予想 年長メン怪しいのはあるけど分かりにくい

  3. 高山は最後まで空気を濁したままだった
    喋り方うんぬんは乃木坂ファンなら誰もが認識している範囲で驚きはなし
    それよりも泣いた後も切り替えができなず
    企画を壊す事の方が問題があったと認識してほしい

  4. イジリーは乃木どこ?でも
    じょーさんの食いかけ弁当の残りを弄ってたしね

  5. あのねー
    バラエティ番組なのよ
    質問内容はみんなで決めてんの!
    そんなので勝手にメンバーの心理をでっちあげちゃだめ
    痛いよ、もう

  6. バラエティだから演出が多分に入っていると考えるのは普通
    各々が妄想して楽しめばいいんだよ

  7. 個々で妄想をしているだけなら問題ないと思いますが、こういうところで書いてしまうのはどうでしょうか?メンバーがこれを見れば傷つくと思います。そもそもバラエティ番組内での「演出」の入った質問事項を分析することの意味がよくわかりません。読者にこういったことを勧めることもどうでしょうか?悪気はないと思いますが、削除されてはいかがでしょうか?普段よく見させていただいているだけにこの記事は残念でなりません。失礼な書き方をしてしまい申し訳ありませんでした。

    • 本当に失礼ですね
      メンバーが云々と言いながら結局はあなたが気に入らないからじゃないですか
      それを弱味につけこんで「削除しろ」とは汚い

      ファンサイトを出版社や評論家のブログと勘違いされているのでは?
      少し注目度が高いからといって勝手に格式を高くしてそれを半ば強要するなんてたかが一読者のすることではない

      演出なんて想定したうえで楽しむのがエンターテイメントでしょう
      個人の感想にこういうことを書くなというのはあってはならない
      あなたが当事者で不快な思いをしたなら話は別ですが

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