Nogizaka Journal

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乃木坂散歩道・第116回「アイドルはパフォーマンスしてなんぼでしょ!マジで!(c)」

 5月3日、渋谷・TSUTAYA O-EASTでのアンダーライブに参加してきました。ライブを一言でまとめるなら『スポットライト』。舞台上のメンバーは一人一人がとても輝いていました。歌声、ダンス、笑顔、目の輝き、すぐ近くでパフォーマンスするメンバーは本当に素敵でした。
 先日4月13日に幕張で行われた『楽天カード×乃木坂46アンダーライブ』の時から予感はあったのですが、今回のライブもまさに一期一会、そして、あの日以上のものを僕たちは観ることが出来たと思っています。

 以下のレポートはライブ後自宅に帰ってから記憶をもとに書いておりますので、細部で若干違っているかもしれませんが、御容赦ください。

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●中田花奈さんのブログ「アンダーライブO-EASTレポカナ?767」より引用

『セットリスト』

 楽天ライブに続き、今回のセットリストもメンバーが考えたものでした。全て生歌で、ポジションはオリジナルメンバーはそのままのポジションが多かったと思います。カッコ内にセンターだけ書いておきます。

 1 制服のマネキン(伊藤万理華さん)
 2 狼に口笛を(伊藤万理華さん)
 3 会いたかったかもしれない(伊藤万理華さん)
 MC
 4 ガールズルール(衛藤美彩さん)
 5 君の名は希望(衛藤美彩さん)
 6 生まれたままで(伊藤万理華さん)
 MC
 7 ユニット曲
 8 ユニット曲
 9 アンダー楽曲(1、3部が「初恋の人を今でも」、2部が「涙がまだ悲しみだった頃」)
 10 おいでシャンプー(伊藤万理華さん)
 en.1 気づいたら片想い(伊藤万理華さん)
 MC
 en.2 13日の金曜日(斉藤優里さん)

 表題曲では「気づいたら片想い」が印象に残りました。MVの『切なさ』がちゃんと出ているように思いました。曲が終わる時、センターの伊藤万理華さんがタンポポの綿毛になってしまわないかという、いらぬ心配をしてしまう程です。
 アンダー楽曲ではやっぱり「初恋の人を今でも」は名曲ですね。

 7~9曲目が各部で変更がありました。特にユニット曲は見どころの一つです。

『ユニット曲』

 ユニット曲はイントロでオリジナルメンバーからのメッセージが流れました。

 1部7曲目「偶然を言い訳にして」(オリジナル衣装)。カッコ内はポジション。メンバー:中元日芽香(橋本)、大和里菜(白石)、新内眞衣(松村)、斎藤ちはる(高山)。いつもと違うメンバーの名前がコールされるので、それが凄く新鮮でした。

 1部8曲目「ビー玉模様」(「水玉模様」)メンバー:衛藤美彩。みさ先輩、さすがです。完全に自分の曲にしています。イントロで生駒さんから「(16歳ではなく21歳だから)5歳もサバ読んでいる」とメッセージがあり、曲間の台詞も「知らないうちに5歳もサバを読んでしまいました。その想いはビー玉模様でした」とアレンジ。さらに曲中「16才~」の部分で川後さんと永島さんが乱入してきて、「21才だろ、ビー玉ババア」発言。その時ビー玉を3個受け取り、ファンにプレゼント。後で、実はそのビー玉に『キスした』と暴露。家宝にして下さい……。

 2部7曲目「でこぴん」(オリジナル衣装)。メンバー:畠中清羅(白石)、齋藤飛鳥(橋本)、川後陽菜(松村)、星野みなみ(深川)、斉藤優里(高山)。
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●星野みなみさんのブログ「約束☆彡」より写メ引用

 畠中さんが白石さんポジなわけですが、ソロが多い分、畠中さんの歌の上手さが良くわかりました。齋藤飛鳥さんが橋本さんポジ+衣装で御満悦な様子だったのですが、それならどうして川後さんは深川さんのポジションじゃなかったのかが謎です。

 2部8曲目「コウモリよ」メンバー:中田、永島、市來、寧々。ポジションはあみだくじで決定とのこと。オリジナルメンバーの能條、中元が途中から参加。

 3部7曲目「ここじゃないどこか」メンバー:能條。なんて言ったらいいのでしょう……。エアブランコ+一人三役? 歌は超上手いんですが、なんかシュールすぎて笑ってしまいました(笑) 「皆さんに幸あれ」

 3部8曲目「私のために 誰かのために」メンバー:(前半)万理華、川後、優里、星野、中田、(後半)衛藤、ちはる、中元、永島、大和。前半は歌苦手チームらしいです。この曲は乃木坂の曲で最も難易度が高いのかもしれませんね。それが良く解りました(笑)

『MC』

 印象に残っているMCをピックアップします。

 1部:今後アンダーライブでやってみたいことのテーマで、飛鳥さんは氣志團ライブでやった『ドラム』。これは確かに期待したい!

 2部:開演前の恒例の影ナレ、「飲食、喫煙は所定の場所で~」などの案内にいちいち『はーい』と応えるファンの皆さん。でも、タイミングを逃したのか、たまたま『はーい』の返事が無かった時に、中田さんからの一言「はーいは?」、S心を感じた瞬間でした。
 2部のMCは衛藤さんとちはるさん。ちはるさんは緊張もあってかつっかえつっかえ、どうも苦手な様子。こればかりは経験の差という感じです。でも、歌はとても上手なんですよね……。歌うようにしゃべれないもんですかね?

 3部:優里さんの骨折という痛い話から、中田さんの高めツインテールの話に。さかのぼること4月8日――。

応募期間伸ばして、追加応募もできるようにみんなでお願いしました!
(中略)
中田はアイドルはパフォーマンスしてなんぼでしょ!まじで!(c)の人なので、なんて言ったらみなさんに来てもらえるかわからぬ(´・_・`)
うーん
じゃあねー
中田があれだけ拒否していた 高めツインテ しちゃうかも!
はい、誰得。

出典中田花奈さんのブログ『乃木ヲタは必読カナ?743

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●5月3日桜井玲香さんのブログ「LIVE!!!」より引用。「中田氏、高めチュインよかったよ♡笑」(桜井)

 もう一つ、とても大きな話題、『アンダーライブの今後の目標』を星野さんが”大声”で叫んでくれました。

『目指せ武道館』

 「目指せ武道館!」という星野さんの発言は、もしかしたら単なる思い付きや勢いで言った言葉かもしれません。どちらにせよ、実現に向けて動き出すなら、乃木坂に新しい大きな流れが出来ると思います。ファンとしても応援のし甲斐があります。そして、もしも本当に実現した時には、その時は『乃木坂46』というグループは、とんでもないモンスターグループとなっていることでしょう。

 アンダーライブの今後の目標を武道館に定めたことで、僕は新たな登り坂を見つけたんだなって感じました。今後アンダーライブが実現するかわかりませんし、今はまだキャパ1,300人の小さな会場ですけれども、遠くても、しっかりとした目的地が見えたというのは、良い事だと思います。

 まず、そのスタートとして、『通常の』チケット販売で、アンダーライブの需要を把握していただきたい。今回のCD特典(応募券3枚で一口)というやり方、ビジネスとして否定はしません。今後も同じやり方だとしても僕は応募し続けます。ただ、このやり方での観覧希望者と、通常のチケットでの観覧希望者では質から規模まで大きく異なると思います。現状の正確な需要を把握する意味でも、次のアンダーライブでは是非通常のチケット販売”も”していただけたらと思います。

『アンダーライブの存在意義』

 アンダーライブの存在意義、存在理由、簡単に言えば、アンダーライブでしか出来ないこと、感じられないこと。
 『アンダーライブの存在意義』、それを見つけることが出来れば、今後もアンダーライブというイベントを継続してもらえるのではないかと思います。ライブに参加した一ファンとして、またもう一度観たいと思っているので、ファン目線で少し考えてみたいと思います。

①『スポットライト』

 結成当初から人気があり、上位を維持し続けられたからスポットライトを浴び続けられたのか? それとも、スポットライトを浴びられたから人気が出てきたのか? 光が無くても、自分の力でのし上がらなければいけないのか? それとも、光を当てられなければわからない魅力があるのか?

 人気に格差があることは事実です。そして、そのことで思い悩むメンバーがいるのもまた事実です。

「(個別握手会に)もっと来て欲しいなんてわがまま聞いてくれないよね?(。-_-。)」

出典4月27日の斎藤ちはるさんのブログ『もりだくさん(´>∀< `)ゝ』より

 個別握手会において、人気上位のメンバーは常に完売必至なので、これ以上の伸びは期待できません。でも、そうじゃないメンバーは? 特に部数の少ないメンバーは? もしも、今個別握手会で各会場1~2部程度しか担当していないメンバーが5部まで増えるほど人気が出たら、乃木坂メンバーが全員握手会5部制になるほどの人気なら、間違いなくCDの売り上げは伸びます。

 アンダーにスポットライトを当てることはビジネスとしても、メンバーにとっても良い事しかないと思います。まさにWin-Win。その一つの方法としてのアンダーライブを今後も継続してもらえたらと思うのです。

②『新しい潮流』

 流行り廃りの波が激しいアイドルという世界では、『飽きられる』という恐怖は常についてまわるものなのかもしれません。今現在、乃木坂46では選抜発表、2期生、組閣等と様々な試行錯誤が感じられます。そういう観点から言うと、少し閉塞感がありませんか? 選抜発表でのサプライズもそろそろネタが尽きた感があります。2期生は一部のメンバーを除いて、お披露目からの1年間で記憶に残るだけの大きな活動がありません。組閣の影響はまだ大きくは感じられません(これからだと思います)。

 そんな中で、自分達の中から新しい流れを作り出せたら、メンバーとしても、ファンとしても、運営側としても素晴らしい事だと思います。『アンダーライブで目指せ武道館』は、閉塞感を打破できる一つの流れとなるのではと思います。

 乃木坂のイベントチケットは、ここにきて本当に取り辛くなりました。バースデーライブ(横浜アリーナ)、プリンシパルは本当に大変です。でも、アンダーライブはまだ”黎明期”。今始まったばかりのイベントです。このイベントが登りつめていく過程を見続けることが出来たとしたならば、ファンとしてとても幸せなことだと思います。

③『直球勝負+魔球』

 テレビ等での歌収録に関しては必ずしも生歌であるべきという考えは持っていません。万人に見られるテレビにおいては、クオリティーが高いものという考えはあってもいいと思います。が、しかし、ライブなど、大多数の参加者がファンである場においては生歌であるべきというのが僕の考えです。大きな会場において、肉眼で見えるメンバーの姿が豆粒ほどで、しかも歌は音源であったなら、その場にいる意味というのを感じにくいです。

 アンダーライブはその点がまず大きく違いました。この辺の事情をメンバーに聞いてみたことがあるのですが、生歌にするかどうかは『上層部が決める』そうです。ある程度自由がきく、あるいは、声の音源が無いアンダーライブだからこそ、全曲生歌というライブが実現したのでしょう。
 この姿こそがライブ(=一期一会)だと思っています。だからこそ、盛り上がりやすい(=感情移入しやすい)のだと思います。

 そんなアンダーライブは本来あるべき姿(=直球勝負)であると同時に、自由度も高いです。なので、「ビー玉模様」という『魔球』も登場させることが出来ました。
 アンダーライブは少し敷居が高いくらいが面白いのかもしれません。ライトなファンはもしかしたら「水玉模様」と「ビー玉BBA」を知らないかもしれませんから。

 メディアを中心に活動する選抜、ライブを中心に活動するアンダー、そんな住み分けになっても面白いのかもしれません。

『最後に』

 長文にお付き合いいただきありがとうございます。最後に個人的感想とお願いを。『ドルヲタはイベントに参加してなんぼでしょ!マジで!』と思いました。色々な都合で、イベントに参加していない乃木坂ファンの方がいらっしゃると思います。でも、一度参加していただけたらと思うのです。あの会場にいるからこその感動が待っているのです。

 第3部アンコール終了後、拍手が鳴りやみませんでした。ファンからメンバーへのありがとうの気持ちです。そして、どこからともなく「アンコール」の声が。会場全体でダブルアンコールです。メンバーもそれに応えてくれました。涙を流してくれているメンバーの姿もありました。示し合わせたわけではない、会場のファンからメンバーへのサプライズプレゼントです。僕はこの会場の雰囲気が大好きです。

 楽天カード×乃木坂46アンダーライブからの、この素晴らしい流れ。残念ですが僕は名古屋のアンダーライブには行けません。名古屋のアンダーライブに行かれる皆さんには、是非この流れを大事にしていただいて、8thアンダーライブ千秋楽を素晴らしいものにして下さい。

 ライブが盛り上がるために必要なのは、ファンの数ではありません。参加する一人一人のメンバーに対する想いの強さです。

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

  • Comments ( 13 )
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  1. 川後Pがまいまいポジではなかったのは、
    自分がまいみんだと言うポリシーだったと思います

    聖域を侵す訳にはいかない!

    ヲタの鏡じゃないですか!
    自分さえ良ければ、と言う言動のヲタが増えてきた現場をみていると
    川後Pの行動は見ていて見習うべきと思いました

    まあ、本当の所は本人からの説明に期待です(笑)

    • 川後Pは深川ポジションですよ
      ただ松村ポジションのみなみが、衣装が大きすぎたため川後Pが着るはずだった衣装と交換してもらったらしいですw

  2. じゃあ名古屋はトリプルアンコールで

  3. 名古屋は、らりんと寧々に期待ですね。
    そして9th選抜公表後、8thアンダーメンバーによる最後のライブか、、、さらにレアだな。

  4. 筆者の3つの指摘に同意するとともに、武道館を本気で目指して欲しいと思い、
    そして中田花奈の存在意義について思いを巡らしました(笑)。
    ひとつ問を立てさせてください。ここならアンチとか推しとかでなく、
    中立的な意見を伺えると思って、思い切って。
    3部コンプリートしましたが、アンダーみんなが主役であると言える一方で
    みさみさがあまりにも突出した印象ではなかったですか?
    突出と言う単語を、重用されているというのと、傑出しているという
    2つの意味で使っています。
    これまでの彼女への仕打ちを前提に、その理由や、今後の彼女の処遇を
    考えると、いろんなことを妄想してしまいます。

    • 衛藤美彩が「水玉模様」を歌った・・・
      アンダーライブには秋元Pがノータッチだったとしてもいずれわかる。
      誰が提案したかは別にしても、スタッフもOKを出してる。
      正義が勝つ業界じゃないからな・・・・

  5. アンダーライブ、ユニットもっとやって欲しい。
    「せっかちなかたつむり」「世界で一番孤独なLover」「音が出ないギター」「他の星から」等も
    次回は無理でも生演奏(バックバンド)も考えて欲しいです。あしゅのドラムもらりんや川後Pのキーボードも、テナオくんも参加してのセッションも。音楽 音を楽しむ乃木坂 最高。

  6. 同意♪
    アンダーライブのセトリやメンバー選任はメンバー自身で決めるってのは継続して欲しいですね♪
    もしアンダーだけで武道館ってなったら選抜差し置いてアンダーだけで番組呼ばれることも出てきたりして…
    そうなると選抜メンバーがメディア出演する時は「ライバルはアンダーメンバーです」って言える様になって脱AKBに向けて一歩前進できる!!
    アンダーに推しが多い自分としてはアンダーが選抜に負けてないことを証明する為にも是非実現して欲しい!!

    まずはアンダーライブが次回以降も続くかどうかですね…

  7. レポありがとうございます。
    メンバーブログも見ましたが一体感、充実感が伝わったので、生で見ることができたファンの皆さんは良かったですね。
    やはりメンバーが生き生きと輝いている姿を一番見たい。
    個人的に組閣だの総選挙の話でがっかりしていた中、こういう話題は見ていて嬉しくなります。
    今度はチケット販売して開催して欲しいなぁ。

  8. Okabeさん。
    10thアンダーのメンバーがついにやってくれましたね!

    武道館はこのタイミングでは取れないでしょうが
    事実上のアンダーにとっての武道館と言ってあげて
    良いのではないでしょうか?

    彼女達の本当に大変な努力の結果ですからここは
    素直に認めて上げたいですよね。
     
    ただ、チケットの入手がどんどん難しくなって行くのは
    勘弁して欲しいですが

    光り始めた彼女達に栄光あれ!
    と願わずにいられません

    是非、Okabeさんからのコメントをお待ちしてます。

    •  わざわざ昔の記事にコメントありがとうございます。御指名ということで、僭越ながらコメントさせていただきます。

       僕が初めてアンダーライブを観たのは2013年の10月20日「うしくみらいエコフェスタ」においてでした。非常に条件のきついイベントでした。あれから、まだ、たった一年しかたっていないんですね。

       アンダーライブには、選抜とは違う、選抜には無いドラマがあります。まるで、駅伝を見ているかのようです。山あり谷あり、声援が多い時もあれば、誰もいない山道を走る時もある。でも、必死に、全力で次の走者にタスキをつなぐ。
       箱根駅伝に例えるならば、8thまでのアンダーライブは予選会ということなんでしょうね。9thが第1区、素晴らしいスタートを切れたと思います。そして今は2区終盤、走者はどんなラストスパートを見せてくれるのか? そして、第3区(11thアンダーライブ)にどのようにタスキをつなぐのか? そのドラマを楽しみにしたいと思います。

      • Okabeさん、コメントありがとうございます!

        書き込んだ私もかなり以前の記事なので見つけて頂けないかも知れないと思っていました。
        今思えば、せっかくコメント頂いたのに他の読者の方々の目に触れる機会の少ないところになってしまったかも知れないですね。申し訳ありません

        こちらの中の「武道館」という言葉と「有明コロシアム」の言葉が自分の中でかぶってしまってこだわってしまいました。

        コメント頂ける事自体難しいだろうと思っていたので感激しています。

        Okabeさんの彼女達への愛情あふれるコメントと切り口がとても私気に入ってしまって愛読させて頂いています。
        なんと言っても以前にもお話ししましたが行間にロマンチストの香りが漂ってくる文章は他には無いものです。

        これからも記事楽しみにしています。
        よろしくお願いします!

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