Nogizaka Journal

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乃木坂散歩道・第139回「自由に考えるユニット曲リクエスト」

 六本木ブルーシアターで行われた乃木坂46アンダーライブに参加しました。執筆時点でアンダーライブは7公演行われて、僕が参加したのはそのうち5公演です。観ていない公演は、ツイッター等で情報を集め、そこから判断するに、『もう帰ってきたプリンシパルコント傑作選』だけが、公演ごとに毎回違う様です。楽曲に関しては上手くやれば3公演位参加すれば全部網羅できるんじゃないかと思います。
 5回参加したので、当然同じセットリストという日もあったのですが、それなのにとても楽しめました。それは単なるヲタ補整なのか、それともメンバーの力なのか、参加した皆さんなら答えはわかるだろうと思います。

 次回7月25日、26日のアンダーライブは、ユニット曲がリクエストになりましたね。そんなわけで、アンダーライブの華『ユニット曲』について、今回の9thアンダーライブを中心に語りつつ、乃木坂46モバイルでは出来ないリクエストも考えてみたいと思います。
 乃木坂46モバイルでは曲とメンバーを選ぶだけです。なぜその曲がいいのか、なぜそのメンバーの組み合わせがいいのか、自由記入の欄があったらいいのにと思ったのでこの記事を書くことにしました。『アンダーライブだからこそ』、『オリジナル曲とはイメージがガラリと変わる』、そんなことを意識して考えてみました。人数が少ない順にいくつか挙げてみます。

ユニット曲リクエスト
「水玉模様」

 8thアンダーライブで衛藤美彩さんによる「ビー玉模様」という名曲が飛び出した、生駒里奈さんのソロ曲です。
 まず、この曲は今回のアンダーライブで披露されておらずリクエストできません(泣)。ユニット曲は少人数の方がインパクトが強いです。後述する「孤独兄弟」や「渋谷ブルース」などは、今回の9thアンダーライブでも見所の一つでした。

 リクエストできないので、あくまでもエアーリクエストですが、生駒さんの地元の後輩、鈴木絢音さんの「水玉模様」なんて面白いんじゃないかと思いました(鈴木さんは投票選択可能です、参加するかは不明ですが)。レッスンが足りず全体の曲に参加できないとするなら、この曲だけでも!
 あとは歌詞にも出てくる、本当に『16歳』のメンバーをあげると、川後陽菜さん、星野みなみさん、樋口日奈さん、和田まあやさんです。

https://www.youtube.com/watch?v=PGX4YVpjC8o
「水玉模様」(乃木坂46 Official YouTube Channel)

「孤独兄弟」

 『伊藤兄弟』が今回のライブ、ユニット曲のNo.1かなと僕は思っています。伊藤寧々さんと伊藤万理華さんのコンビで、先日のライブではオープニングで「そっちの伊藤、落ちろ!」の台詞で、完全に二人の世界に引き込まれました。この二人が歌う「孤独兄弟」は、ちょっと印象が変わるんです。オリジナルのような硬派な感じではなく、可愛らしい雰囲気がどうしても出てしまうんですね。おそらくそれが二人の世界観なんだと思います。
 一方「孤独兄弟」は今回もう一組コンビがあって、川村真洋さんと中田花奈さんのユニットです。こちらは原曲のイメージに近い、硬派な曲になっています。川村さんのヴォーカル、中田さんのダンス、どちらもカッコよさが出せています。

 この曲でのリクエストメンバーは、二人の世界観が特徴的なメンバーを選ぶと面白いんだろうなと思いました。例えば中田さんと中元日芽香さん(最近、この二人の甘めの関係の露出が多いです。文化放送「乃木坂46の『の』」第65回の放送が記憶に新しいです)。例えば北野日奈子さんと伊藤純奈さん(仲の良さが際立っています。公式ブログ「チョコとナッツ」参照)。例えば川後陽菜さんと樋口日奈さんのWひな(公式ブログ「日だまりの部屋361*ひなちま」参照)、など。

https://www.youtube.com/watch?v=ewrGKW1r25A
「孤独兄弟」(乃木坂46 Official YouTube Channel)

「渋谷ブルース」

 この曲は能條愛未さんと斎藤ちはるさんが『White High』ならぬ『Twin Tower』なるユニットで披露してくれました。曲の最後に本家を模して『アメイジング』と『ハフーン』で笑わせてくれた二人ですが、肝心のパフォーマンスに触れないわけにはいきません。この二人のハモリは本当にすごかった。『White High』に勝るとも劣らない!
 この曲に関しては、もう一度能條さんとちはるさんのユニットで聴いてみたいと思います。もしも、アンダーライブに参加していて、まだ、この二人の曲を聴けていないのなら、それはちょっともったいないと思うほどです。

「ここじゃないどこか」

 能條さんが8thアンダーライブで、”ソロ+エアブランコ”という荒業を披露してくれました。元々は3人ユニットの曲ですが、一人で歌ってもいい曲ですよね。この曲のイメージに合う、可愛らしい感じのメンバーと言えば、齋藤飛鳥さん、中元日芽香さん、和田まあやさん、伊藤寧々さんなんかどうでしょう? このうちから3人選ぶとなると…、迷う。
 2期生から選ぶなら渡辺みり愛さん、寺田蘭世さん、鈴木絢音さんの3人はどうでしょう?

https://www.youtube.com/watch?v=zLWA1WF9CwE
「ここじゃないどこか」(乃木坂46 Official YouTube Channel)

「偶然を言い訳にして」

 この曲は今回のリクエスト候補にありませんが、ユニット曲の代表曲と言ってもいいです。4人という数字をキーワードにするなら。伊藤寧々さん、伊藤万理華さん、伊藤かりんさん、伊藤純奈さんの『伊藤ちゃんず党(仮名)』なんかは面白そうです。
 
 オリジナルメンバーは白石さんらお姉さんメンバーなわけですが、そうやって選ぶと、新内眞衣さん、中田花奈さん、永島聖羅さん、能條愛未さんとなります。ただ、逆に年少メンバーで選んだらギャップがあって面白いんじゃないかと思うのです。あるいは背が低いメンバーとか。齋藤飛鳥さん、渡辺みり愛さん、伊藤寧々さん、畠中清羅さん、年少×ちびっこユニットです。

https://www.youtube.com/watch?v=qsh7huLJxsg
「偶然を言い訳にして」(乃木坂46 Official YouTube Channel)

「コウモリよ」

 パワフルな曲なので曲に負けないだけの声量があるメンバーが適任とは思います。中元日芽香さん、能條愛未さんと川村真洋さん、永島聖羅さんなど。でも、それじゃあ、やっぱりインパクトが無いと思います。オリジナルメンバーにはないものを観ることが出来るのがアンダーライブです。
 おっとりして、『ほわー』っとしているメンバーが「コウモリよ」で叫ぶ姿、面白そうじゃないですか? 佐々木琴子さん、矢田里沙子さん、山崎怜奈さん、米徳京花さんの4人が徹底的に特訓して、頑張る姿を観てみたいです。

「でこぴん」

 ユニット曲、定番中の定番です。これは素直に推しメンを投票するでいいんじゃないかと思います。この曲は本当に素敵な曲だと思うので、推しメンが歌う姿を、素直に観てみたい。

https://www.youtube.com/watch?v=WEPLuYZ6zyc
「でこぴん」(乃木坂46 Official YouTube Channel)

「やさしさとは」、「私のために 誰かのために」

 どちらの曲も去年の武道館ライブでの披露が印象に残っています。そして、しっとり歌う曲です。どちらも5人組のユニット曲ですが、この曲は歌声が綺麗なメンバーにソロで歌っていただきたい。一人で歌いきったほうが印象が強いと思うからです。

 例えば生田絵梨花さんのソロで聴いてみたいなんて思うわけですが、アンダーメンバーからなら斎藤ちはるさん、能條愛未さんが候補に挙がります(オリジナルメンバーの川村真洋さんは敢えて外します)。が、僕の中の選択では齋藤飛鳥さん一択です。意外に思いますか? 僕は飛鳥さんは歌も上手で、声質も柔らかく、曲調にあって良いと思っています。

「海流の島よ」

 この曲だけはアンダーライブでもオリジナルメンバーで歌われています。星野みなみさんがアンダーメンバーにいれば、7人もありでしょうけどね。昨年の「16人のプリンシパル deux」でも使われていて、結構ドラマのある曲ですよね。アンダーのユニット曲という事で、シャッフルせずオリジナルメンバーで歌っていくものなのかもしれません。
 今回のアンダーライブで「海流の島よ」のイントロが流れて、オリジナルメンバーが出てきた時には、思わず『きたぁー』って叫んでしまいました。

ユニット曲以外のリクエスト

 ユニット曲だけがリクエストというのは、ちょっと残念でした。ここからはユニット曲以外のリクエストです。

「まりっか’17」、「いたずらな片想い」、「お願いマイハート」

 個人PVからの個人的お気に入り楽曲です。勿論、本人が歌っちゃダメです。
 「まりっか’17」は中元日芽香さん。ひめたんびーむを駆使した「ひめか’17」をお願いしたい。あー、でもひめたんはもう18歳なんですね。
 「いたずらな片想い」は川後陽菜さん。ひなぴょんキャラで魔法をかけてもらいましょう。毒舌は封印。
 「お願いマイハート」は北野日奈子さん。北野さんの推しメンが星野さんということで。
 こういう楽曲って、アンダーライブだからこそ出来ると思うんですよね。

https://www.youtube.com/watch?v=gw0KXYpzQws
「5thシングル個人PV 伊藤万理華×福島真希-予告編」(乃木坂46 Official YouTube Channel)

「そんなバカな・・・」

 アンダー版乃木坂女学院VS白鳥高校の戦いを観てみたいです。できればMVのパロディーで、キャプテン永島聖羅さんの声出し、エース中元日芽香さんは、お手本で『ひめたんびーむ』、センターは伊藤万理華さん、新入部員は相楽伊織さん、近所のアイドル好きは中田花奈さん。
 こんなことを考えているだけで、幸せです(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=QburF0JkORY
「そんなバカな」(乃木坂46 Official YouTube Channel)

「アカペラ」

 2年前のパルコ劇場での「心の薬」アカペラバージョン。もう一回聴いてみたい! 
 アンダーライブ、折角ですからアカペラに挑戦もいいと思います。アカペラの「君の名は希望」なんてあったら涙を流してしまうかもしれません。

「世界で一番 孤独なLover」

 歌うメンバーとダンスメンバーを分けてのパフォーマンスを観てみたいです。とにかく、カッコ良くダンス! ダンス選抜的なメンバーで、ダイナミックで迫力あるパフォーマンスを希望します。歌う人、踊る人を分けてみる、そんなチャレンジも面白いです。

 アンダーライブとはいえ、有料のライブです。それゆえ完成度を上げる必要性もあるとは思います。でも、アンダーライブに来るコアなファンは、逆に発展途上な部分を見ることも大歓迎だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=TFrtw1qdNLI
「世界で一番 孤独なLover」(乃木坂46 Official YouTube Channel)

「帰ってきたプリンシパル」

 事前に配役、演出などを決めてやる、プリンシパルとは違う方式の『帰ってきたプリンシパルコント傑作選』を毎公演やっているわけですが、ここまで来たら『帰ってきたプリンシパルtrois』をやってみたらどうでしょう? 事前に配役を決めて、「レッツゴーっ! ポリン姫」2幕最後の部分を演じて、「そんなバカな・・・」を歌ってエンディングです。
 準備が多くなって無理なんだろうと思いますが、実現したら大喝采です。あるいは、ここまでのエンターテイメント性を出せるなら、アンダーによる武道館も本当に見えてきます。

「声出し合戦」

 この声出し合戦のおかげ?で、初めて推しメンの名前を叫ぶことが出来ました。実に面白い企画です。この時の永島聖羅さんの仕切りとか結構感動します。舞台上の人数を把握したり、意外と(失礼!)気配り上手です。
 この企画はシングルメドレーの直前の企画のため、次の曲をパフォーマンスするメンバーは出ることが出来ないのですが、凄く素敵な企画なので、メンバー全員でやって欲しいなー。会場全員が叫ぶっていいと思います。

 ちなみに、この企画の時に永島さんに向かって「永(なが)さん、カワイイ」というと、松村沙友理さんに「まっちゅん、痩せた?」と言った時と同じような反応をしてくれます(笑)。

「ひめたんびーむの効能」

 最近存在感が大きくなってきた『ひめたんびーむ』。先日の握手会でもいたるところでびーむが発せられたようです。その『ひめたんびーむ』に、相手をきゅんきゅんさせてしまう以外に別の効能があることが明らかになってきました。それは『場を温める効果』です。

 不思議なもので、何度びーむを浴びても、常に新鮮な感じがします(たまにある特別なびーむにめぐり合えたら幸運です)。それゆえ、中元さんの「いきますよぉ~」の声で、毎回会場のボルテージが上がるのを感じます。『ひめたんびーむ』⇒(会場)『わぁ~』のやり取りは、会場の一体感を高める事に一役買っているのです。

 ライブに限らず、今後乃木坂のイベントでは、『1イベント1ひめたんびーむ』を推奨します。


 いろいろ書いてきました。こんなことを書けるのはアンダーライブだからです。アンダーライブの自由度の高さ、挑戦的な姿勢、ファンとの距離感、ファンが望む理想のライブに近いものだと思います。

 ライブとはなんぞや? ライブとは一期一会、ライブとは一体感、ライブとは心の高揚。アンダーライブはすべてを満たしてくれます。折角良いライブを創り上げてきているわけです。僕達ファンはどんなライブを期待しているのか? それを発信することは決して悪いことではないと思います。皆さんはどんなユニットを期待していますか? どんな演出を期待していますか? そして、アンダーライブの未来がどうなることを願いますか?
 

P.S. 僕が言うべきことでもないし、僕が言わなくても皆さんわかっていると思います。アンダーメンバーの想い、畠中清羅さんのブログに綴られています(公式ブログ「せいたんなう。734」参照)。彼女達のこの気持ちに応えるために、7月26日夜公演、9thアンダーライブ千秋楽、僕達ファンからメンバーに出来る贈り物があるはずです。アンコールラストの曲を終えたその後に。多分、伊藤万理華さんと齋藤飛鳥さんが最後の挨拶をして、舞台を去ったその後に。

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

  • Comments ( 3 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 完全にタブーだろうけれど、ねね・たんひめ・せいたん で「ギミ・チョコ」
    ああああすいません。

  2. 自然に発生したものでなければその意味は薄いと思います。
    ¨そう¨したくなるような素敵な千秋楽になると良いですね。

  3. 斎藤ちはるさんの歌がうまいということは、今回のアンダーライブの最大の発見のように感じます。
    声質が柔らかく伸びやかで、声量もあり、非常に聴き心地が良かったです。

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