7月1日放送の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)第162回で乃木坂46の21stシングル(タイトル未定・8月8日発売)の選抜メンバー発表が行われ、1期生の齋藤飛鳥が2年ぶりにシングル表題曲の単独センターを務めることが明らかになった。
前作「シンクロニシティ」から約3ヶ月半ぶりのリリースとなる今作は、引き続き1列目から3列目まで各7名ずつ、過去最多に並ぶ21名選抜。前2列の14名が“十四福神”となる。番組では17thシングル「インフルエンサー」の発表時のように、乃木坂46運営委員会委員長の今野義雄氏による発表の模様が紹介され、放送はナレーションベース中心に進められた。
齋藤飛鳥は15thシングル「裸足のSummer」で表題曲として初めてのセンターに起用。19thシングル「いつかできるから今日できる」では、西野七瀬とともにWセンターを務めた。夏シングルで2度のセンターは、今年5月に卒業した生駒里奈と並んでグループ最多となる。齋藤は「ああ、また夏曲なんだなっていう気持ち。別に良いとか悪いとかじゃなくて」と率直な感想を述べ、「今年もこの曲でツアーをまわるだろうから。今年のツアーは規模も大きいし、新しいことが多いから……ちょっと怖さもあるんですけど。まあでもなんとかなると思って頑張ります」と笑った。
3列目の発表では、1期生の斉藤優里が2作ぶりに選抜復帰したほか、“裏センター”とも呼ばれる中央のポジションには2期生の鈴木絢音の名前が呼ばれた。鈴木は5作の研究生期間、10作のアンダーメンバーを経て、加入6年目で待望の初選抜入り。昨年は音楽番組でのピンチヒッターも話題となり、今年リリースされたアンダーアルバム及び前作シングルではアンダー楽曲のセンターを務めていた。発表後には「嬉しいです」と体を揺らしながら微笑み、「ちょっとびっくりしているんですけれど、これまで応援してきてくれた人にやっと恩返しができるなぁって思っています。今までできなかったこととか、選抜に入ったからできることを、この期間たくさんやっていきたいなって思っています」と意気込みを語った。
また、2列目の発表では、3期生の岩本蓮加と梅澤美波が初選抜入りを果たした。ともに活動開始から5作目での抜擢。3期生の初選抜は福神スタートが続いている。岩本は前作シングルの3期生楽曲でセンターに起用、梅澤は卒業した生駒のポジションを務めるなど、周囲の期待も高まっていた。グループ最年少の岩本は、「自信はないし、不安はあるけど、この活動を通して少しでも自信がつけばいいなって思うし。先輩たちとももっと交流を深めていけたらいいなって思います」と前向きなコメント。自身の選抜楽曲として改めて“裏センター”に立つ梅澤は、「不安がすごく大きいです。実感がないから……。しかも2列目の真ん中だし」と不安を吐露しつつも、「後ろにも前にも両隣にも心強い同期も先輩もいるので、応援してくださってる方の喜ぶ顔がたくさん見れるように、私も笑顔で頑張ろうと思います」と笑顔を見せた。
なお、前作からは卒業した生駒のほか、今作の活動休止が発表された久保史緒里、前回3作ぶりに選抜復帰となった寺田蘭世と樋口日奈の4名が選抜を外れている。その他の17名は選抜を継続し、ポジションの移動はそれぞれ同じ列内にとどまった。3期生は前作を上回る過去最多の5名が選ばれた。センターの縦ラインには、奇しくも来年成人式を迎える98年度組が並んでいる。
次回7月8日放送の「乃木坂工事中」第163回では、メンバーが運動能力に関してユニークなゲームで対決する「運動能力ゲーム大会」を開催。個人力&団結力が試される競技で熱戦を繰り広げる。
3列目:高山一実(21)、斉藤優里(9)、若月佑美(19)、鈴木絢音(初)、星野みなみ(19)、新内眞衣(7)、井上小百合(16)
2列目:秋元真夏(18)、衛藤美彩(14)、大園桃子(3)、梅澤美波(初)、岩本蓮加(初)、松村沙友理(21)、桜井玲香(21)
1列目:生田絵梨花(20)、与田祐希(3)、西野七瀬(21)、齋藤飛鳥(14)、白石麻衣(21)、堀未央奈(13)、山下美月(2)
*ポジションは向かって左から。カッコ内は選抜回数。
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