乃木坂46が今月3日、東京・日本武道館にて「4期生お見立て会」を開催した。欅坂46、けやき坂46を含めた3グループがこの夏に合同開催した「坂道合同新規メンバー募集オーディション」では応募者数12.9万人の中から39名が合格し、そこから乃木坂46の4期生として選ばれた11名がお披露目の挨拶を行った。
オーディション中から注目を集め、開催4日前に突如として発表された同イベントのチケットが約2時間で完売するなど、お披露目前から大きな期待を背負っていた新メンバーたち。この時を心待ちにしていた約1万人の観客がじっと見守る中、司会進行を務めた高橋大輔アナウンサーの呼びかけにより、一人ひとり武道館のステージに登場した。笑顔を見せるメンバーもいれば、既にうっすらと涙を浮かべるメンバーもおり、見ている側にも緊張感が伝わってくる幕開けとなった。
さっそく、各メンバーによる1分間の自己紹介タイムへ。4期生最年長で元ソフトボール部の田村真佑が、高校野球の定番曲『アフリカン・シンフォニー』を口ずさみながらスイングを披露したのを皮切りに、早川聖来はバレエのターン、北川悠理は流暢な英語、賀喜遥香はイラスト披露、遠藤さくらはクラリネット演奏、金川紗耶はバスケットボールのロングシュート、矢久保美緒はライブでの自身の盛り上がりの再現、掛橋沙耶香はギターの弾き語り、柴田柚菜は新体操、清宮レイは体操、筒井あやめは書道といった、個性あふれるパフォーマンスの連続。会場はその一挙手一投足に大きな声援と拍手を送るなど大盛り上がりで、最初は緊張していたメンバーの表情も徐々にほぐれていった。
続いて、イベント後に行われる4期生最初の握手会参加者を決めるクイズ企画がスタート。来場者にはあらかじめ1から50までの番号が1つ書かれたカードが配布されており、メンバーがクイズに正解すると、事前に箱から引いた番号を持つ観客約200人がそのメンバーとの握手会に参加できるというもの。手に汗握る展開に、番号の抽選時やクイズの回答時には観客の歓声やため息が会場に響き渡った。
その後は高橋アナウンサーによる各メンバーの“トリセツ”紹介を挟んで、待望の4期生ライブ初披露。会場のボルテージが一気に上がり、客席は“乃木坂カラー”の紫色のペンライトに包まれた。記念すべき1曲目は、乃木坂46のデビュー曲『ぐるぐるカーテン』。自己PRの際に体操のパフォーマンスで会場を沸かせた清宮レイがセンターを務め、初々しくパフォーマンスした。2曲目は普段のライブでもキラーチューンとしておなじみの『制服のマネキン』。センターは柴田柚菜へと替わり、笑顔をたたえて優雅に踊った1曲目とは打って変わって、真剣な顔つきながらも激しいダンスを楽しんでいた。最後はグループ屈指の高難易度を誇るダンスナンバーで、昨年の日本レコード大賞も獲得した代表曲『インフルエンサー』を遠藤さくらのセンターで披露。貴重なフルコーラス3連発と新メンバーの努力が垣間見える懸命なパフォーマンスに、観客も大声援で盛り上げた。ライブを終えると、遠藤さくらから「まだまだ未熟な私たちですがこれから乃木坂46の4期生として頑張っていきますので応援よろしくお願いします!」と挨拶し、大盛況のうちに初ライブの幕を閉じた。
ここからはアリーナを設営し直して、4期生初の握手会を開催。先の抽選会で選ばれた約2,200人が参加し、その様子は場内のスクリーンでも上映された。メンバー全員が握手会を終えると、中学生を除く9名がアリーナ中央までやって来て、代表して田村真佑から最後まで観覧していた観客に感謝と意気込みが伝えられた。
なお、4期生メンバーに関して、乃木坂46公式サイトでプロフィール、乃木坂46公式Twitterで初めてのロケ撮影の写真、さらにニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」の専門チャンネル「乃木坂46チャンネル」にて同ロケのスペシャル動画を公開中。4期生がこれからどんな旋風を巻き起こしてくれるのか、新体制で総勢51名となった乃木坂46の今後の躍進に注目だ。
■乃木坂46 4期生メンバー
・田村 真佑(たむら まゆ)
・早川 聖来(はやかわ せいら)
・北川 悠理(きたがわ ゆり)
・賀喜 遥香(かき はるか)
・遠藤 さくら(えんどう さくら)
・金川 紗耶(かながわ さや)
・矢久保 美緒(やくぼ みお)
・掛橋 沙耶香(かけはし さやか)
・柴田 柚菜(しばた ゆな)
・清宮 レイ(せいみや れい)
・筒井 あやめ(つつい あやめ)
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