ソニー・ミュージックがSME乃木坂ビル譲渡を発表、乃木坂46のグループ名の由来にも

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 ソニー・ミュージックエンタテインメントは15日、同社が所有するSME市ヶ谷ビル(東京都新宿区)及びSME乃木坂ビル(東京都港区)の敷地・建物を譲渡する売買契約を同日付けで締結したことを発表した。

 今回の譲渡は、ソニーミュージックグループの総合力アップと業務の効率化を目指したもの。今後は本社のSME六番町ビル(東京都千代田区)に加え、東京ミッドタウン内にあるミッドタウン・タワー(東京都港区)の12~15階に第二拠点を置く。

 同社は昨年11月にもソニー・ミュージックコミュニケーションズの本社をSME市ヶ谷ビルからミッドタウン・タワーへ移すなど、グループ会社の業務拠点の再整備を進めてきた。なお、SME乃木坂ビル内のソニーミュージックスタジオ東京は、譲渡先と賃貸借契約を締結した上で、引き続き同ビルにて運営する。

 SME乃木坂ビルは、2011年8月に結成された乃木坂46の1期生メンバー最終オーディション会場としても知られる。グループ名の「乃木坂」はビル名に由来し、結成後初のイベント「メンバーお見立て会」をはじめ、多数のイベントを同ビルで開催してきた。また、『ハルジオンが咲く頃』のミュージックビデオなど、映像作品のロケ地にもなっており、ファンの聖地として親しまれている。2015年8月には「坂道シリーズ」第二弾として結成された欅坂46の1期生最終オーディションも行われた。

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筆者プロフィール

管狐
乃木坂46に関する情報発信の場として、2012年に当サイトを開設・運営。ライターとしてはビジネス・エンタメ・スポーツを中心に寄稿も。ご依頼はコンタクトの専用フォームよりお問い合わせください。情報提供・取材案内もお待ちしております。

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