今月19日に発売された乃木坂46の4thシングル「制服のマネキン」が初週23.3万枚を売り上げ、12月31日付のオリコン週間ランキング1位を獲得した。

同作は発売初日で売上枚数19万枚と、自身の持つ初動記録18.7万枚をわずか一日で塗り替え、今回自身初の初週20万枚も記録した。

また、2ndシングルから3作連続の週間1位獲得となり、女性アーティストとしては岩崎宏美、NMB48の持つデビュー年に週間1位2作という記録を塗り替えた。デビュー年の週間1位3作は、全体では2006年のKAT-TUN以来だという。

乃木坂46は先日発表された新人セールス部門1位獲得に続き、48グループではいずれも成し得ていない2つ目の記録のを樹立。後続の利という点もあるが、これは快挙である。現在のセールスでは公式ライバルグループのAKB48を初め、どの48グループにも勝っていないものの、最近の勢いを見れば2013年に大きく期待できるだろう。

乃木坂46界隈では既にNMB48を射程圏内に捉えたという見方が強く、来年3月に発売されるとみられている5thシングルで追い抜く算段だ。公式ライバルグループだからこそ、他の48グループに負けていられないというのはあるが、もちろん敵対視しているわけではなく、あくまでAKB48までの距離の指標としてである。互いに切磋琢磨し合いながら高め合っていけるのが理想だ。

最近ではSKE48が「私たちは、もうAKB48のライバルにならなきゃいけない」というフレーズを改めて強く打ち出しており、一部では乃木坂46の存在意義も問われている。乃木坂46の2年目は『AKB48のライバルと呼べるのはSKE48と乃木坂46、どちらか』がテーマになるだろう。