生田絵梨花がミュージカル『レ・ミゼラブル』に出演決定、日本初演30周年記念公演プリンシパル・キャスト発表

ミュージカル『レ・ミゼラブル』

 2017年5月より東京・帝国劇場にて上演されるミュージカル『レ・ミゼラブル』日本初演30周年記念公演のプリンシパル・キャストが本日発表され、生田絵梨花(乃木坂46)がコゼット役で出演することが決定した。

 『レ・ミゼラブル』は、フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーが自身の体験を基に、19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に当時の社会情勢や民衆の生活を克明に描いた同名の大河小説が原作。全世界で大ヒットを記録したミュージカルの金字塔として不動の人気を誇る作品で、日本でも東宝演劇史上最多の3,006回(2015年9月時点)という驚異的な上演回数を積み上げる。

 ミュージカル女優を志し、かねてから同作のファンを公言する生田は、2011年の乃木坂46結成当初に行われたイベントにて、劇中でファンティーヌが歌う『夢やぶれて』を披露していた。今回演じるコゼットは、奇しくもファンティーヌの娘で、後に主人公であるジャン・バルジャンの養女となる。さらに、パリの学生革命運動家・マリウスと恋に落ちるという役どころだ。

 帝国劇場では来年5月25日から7月17日まで上演。その後、全国公演として、8月に福岡公演(博多座)、9月に大阪公演(フェスティバルホール)、9・10月に名古屋公演(中日劇場)が行われる。チケットは来年早春より一般前売り開始予定。

 なお、生田は来年1月から3月にかけて東京・大阪で上演されるミュージカル『ロミオとジュリエット』にもジュリエット役での出演が決定している。2014年には『虹のプレリュード』、2015年には『リボンの騎士』と手塚治虫原作のミュージカルで主演を務めてきたが、20歳を迎える来年は女優としてさらなる躍進の年になりそうだ。

『レ・ミゼラブル』日本初演30周年記念公演キャスト

〈ジャン・バルジャン〉福井晶一、ヤン・ジュンモ、吉原光夫

〈ジャベール〉川口竜也、吉原光夫、岸 祐二

〈ファンテーヌ〉知念里奈、和音美桜、二宮 愛

〈エポニーヌ〉昆 夏美、唯月ふうか、松原凜子

〈マリウス〉海宝直人、内藤大希

〈コゼット〉生田絵梨花、清水彩花

〈アンジョルラス〉上原理生、上山竜治

〈テナルディエ〉駒田 一、橋本じゅん、KENTARO

〈マダム・テナルディエ〉森公美子、鈴木ほのか、谷口ゆうな

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筆者プロフィール

管狐
乃木坂46に関する情報発信の場として、2012年に当サイトを開設・運営。ライターとしてはビジネス・エンタメ・スポーツを中心に寄稿も。ご依頼はコンタクトの専用フォームよりお問い合わせください。情報提供・取材案内もお待ちしております。

COMMENTS

  1. By 上野東京ライン

     生ちゃんが「レ・ミゼラブル」のコゼット役に抜擢されたのは喜ばしいけど、「レ・ミゼラブル」は今まで生ちゃんが主演していたミュージカルと違って長丁場になるから、場合によっては生ちゃんが乃木坂46の活動を一時休止、あるいは乃木坂46を卒業というシナリオも考えられそうな気がする。もし生ちゃんが乃木坂46の活動を一時休止、あるいは乃木坂46を卒業ということになるのであれば、生ちゃんと同世代の中元日芽香や堀未央奈、北野日奈子あたりが生ちゃんを完全に補完できるようにするか、三期生で生ちゃんを完全に補完出来る強力なメンバーを発掘すべきだと思う。

  2. いつかはコゼット…とは思っていたけど、思ったより早かった印象。
    ついに、レミゼのキャスト。今まで何回も観てるけど、これはぜひ行かねば…。

  3. やっば!

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