今月5日にサッカーのJ2・ヴァンフォーレ甲府からJ1・FC東京へ期限付き移籍加入したリンス選手が、22日に東京・味の素スタジアムで行われたJ1リーグ第17節、横浜F・マリノス戦にて移籍後初出場を飾った。この時、ゴール裏のスタンドでFC東京サポーターが歌っていたチャントが、ネットを通じて乃木坂46ファンの間でも話題になり始めている。
「おいでリンス ララララ ラララ」
FC東京が5対0の大量リードで迎えた後半21分。先発出場した髙萩洋次郎選手に代わり、リンス選手が途中出場すると、場内の一角に乃木坂46ファンには聞き覚えのあるメロディが響き渡った。今から6年前にリリースされた2ndシングルのタイトル曲『おいでシャンプー』だ。風に運ばれた甘いシャンプーの香りにときめく気持ちを歌った楽曲で、今でもライブで数多く披露される定番曲として支持されている。
ユニークなチャントをいくつも考案してきたFC東京サポーター。今回の選曲理由は定かでないが、リンス選手が試合終盤の活躍から“仕上げのリンス”の異名を持つことから、ヘアリンスやシャンプー絡みの楽曲を探したものと思われ、歓迎の意やゴールへの期待を表すように原曲のサビ部分をもじって歌っている。くしくも、同シングルの帯に書かれているキャッチコピーにも「おいでシャンプー。ときどきリンス」とあり、しっかりと“リンス”繋がりにもなっている。
このチャントを歌っている様子を撮影した動画がTwitterやYouTubeに投稿され、好評の声が多数上がっている。早速原曲をダウンロードしたというサポーターや、観戦に行きたいと発言する乃木坂46ファンの声もあり、チャントへの採用効果が双方に波及する可能性を示している。
乃木坂46とサッカーの繋がりとしては、乃木坂46が「スカパー!Jリーグ2012オフィシャルサポーター」を務めた際、『左胸の勇気』が公式応援ソングに採用され、全国各地の試合会場で同曲をパフォーマンス。「FIFA U-20女子ワールドカップジャパン2012」では、ミュージックビデオにサッカーの要素も取り入れた『人はなぜ走るのか?』が大会オフィシャルソングに採用された。2017年からはNHKの「サッカー見たい!!」キャンペーンに2年連続で起用されている。他にも、生田絵梨花や伊藤かりんら複数のメンバーが、関連イベントに出演している。
1020993886582263808作詞:秋元康/作曲:小田切大/編曲:TATOO
監督:高橋栄樹/振付:南流石
*ライブでは、サビで体を揺らす振付に合わせてファンがペンライト(手)を前後に振ったり、間奏で手を繋いで踊る振付に合わせてペンライトを上下したりする光景が定番。
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