乃木坂46には、加入以前に芸能活動の経験があったメンバーも少なくない。そして、その中で最も輝かしい実績を持っていた者のひとりが衛藤美彩である。しかし、そういったメンバーの多くがそうであったように、衛藤の乃木坂46における活動は“上り坂”とは言い難いものであった。むしろ、同学年にあたる白石麻衣ら他の92年組の華々しい活躍ぶりを思えば、衛藤は最も大きな挫折を味わった者でもあるだろう。
しかし、どんな困難に直面しても、衛藤の瞳の輝きが消えることは無かった。
当初、同じくアンダーとして活躍するメンバーのほとんどが衛藤より年下の者ばかりで、半ば必然的に「お姉さん」としてアンダーを支え、牽引する役割を帯びた。今でこそ、この時期に苦楽をともにしてきたメンバーがアンダーライブで頼もしい程の活躍を見せているが、当時の、今より若く、幼いメンバーたちの中でこの役割を担うことができたのは衛藤以外にはいなかっただろう。今のように、アンダーメンバーが「乃木坂って、どこ?」に出演する機会も多くなく、「NOGIBINGO!」や「のぎ天」もなく、アンダーライブもない。最も苦しかったであろうこの時期に、仮に衛藤がいなかったとしたら、今のアンダーライブの光景を見ることができたかどうか怪しいものである。この役割に不安や戸惑いを覚えたことはあったが、結果を見れば見事にやり遂げたとした言い様がないのは明らかである。
しかし、しゃべりでは安定した器量を見せ、乃木坂46の中でも際立つ他の92年組のメンバーに一歩も譲らない容姿を持ち、確かな歌唱力を持つ衛藤美彩という傑物が、支えるだけの役割で、バトンを繋ぐだけの役割で終わる訳などない。2014年の衛藤は、一旦はアンダーに戻りアンダーライブの立ち上げに尽力した後、初めて2作続けて選抜入りを果たし、自身が初めて参加したユニット曲「私のために 誰かのために」はカップリング曲の人気投票で2位という順位に輝く形で実を結んだ。秋にはその総合力の高さを買われて、「Mr.カミナリ」で初めて舞台を踏むなど大きく躍進した。
衛藤の瞳が最も光輝く所。その場所はステージの上以外に有り得ない。9thシングル以降、選抜メンバーとして定着しつつある衛藤は、立つべき場所にようやくたどり着いたのだ。長く、険しい道の果てに。
これからの乃木坂46が、そして衛藤自身がどんな道を歩んでいくのかはわからないが、きっと衛藤は今まで以上にステージの光を浴び、一層輝く存在になっていくだろう。しかし、それ以上に確かなことがある。誰であっても、どんな困難な状況であっても、衛藤美彩の瞳の輝きを消すことなどできないということだ。
筆者のおっしゃるとおり、みさみさがアンダーにいたことが、アンダーが一丸となって辛い時期を乗り越えてきた力になっていたのだと思います。アンダーライブ2ndシーズンファイナルを受けたみさみさのブログからは、アンダーに対する愛が感じられました。
現在のアンダーは永さんがまとめていますが、みさみさと同じようにいつまでも永さんがアンダーにいるわけではないので、他のメンバーもまとめる力が必要だと感じています。
衛藤は確かに凄いんだけど、華が足りないんだよなぁ。
乃木坂というグループでは埋もれてしまう。
スーパーサブ的な扱いになるのは、致し方ないと思う。
助六 様
秋元康氏よりずっと年上の男性ファンです。
記事を拝読しました。この記事に大いに共感を覚えます。
衛藤は、歌唱力と人物ゆえに注目している逸材です。
彼女は、乃木坂以前に、さんま氏の夜のバラエティーに出ていたり、水着姿が脚光を浴びてDVDまで出ていますが、私が急に注目するようになったのは、開運音楽堂のMCや「乃木坂が歌うヒットメロディー1985年」で歌った松田聖子の「天使の誘惑」の歌唱力の魅力に惹かれたことです。
あの、ほんのり甘くて良く伸びる、淡泊なようで味のある声色。彼女が作詞した「いたずらな片想い」もいい。
グラビアモデルで人気ができることは、タレントとしては決して悪いことではないでしょうが、水着で売るべき子ではない。歌唱力のすばらしさで売れるべき子だと思うのです。
人物的に見ても、とっさに適切な気配りの行動ができる人で、アンダーを支え、まとめる役も彼女が中心でやってこれたんでしょう。
初選抜のときのコメント「乃木坂が大好きだから…アンダーのままでもいいから、ずっといたいと思ってました…」一般のまじめなサラリーマンを泣かせる名セリフでした。
2015年は、彼女にとって大きな飛躍の年になってもらいたいと願っております。
>さんま氏の夜のバラエティーに出ていたり、
「さんま」じゃなくて「後藤」な
さんまさんは、出てませんでした。たいへん失礼しました。
日本テレビ「眠れぬ街のアプリンス」2011年7月29日放送、MCは、後藤輝基(フットボールアワー)、つんくが中心のときで、
衛藤は実名で出ていました。このとき、もし、つんくに引っ張られていたら、彼女はどうなったことでしょう。今、見るとヒヤヒヤします。
クリスマスライブの時だったか、
曲のエピソード紹介の時に
誰かが初めてアンダーに選ばれた曲だって
話を振っている姿を見て、この子は年長組の中でも
そういう気の使い方が出来る子なんだなと認識した次第。
同じ年長組でもそういうことの出来る子は他に居ないような。
逆にそういう気の使える所がガツガツしていない部分で
自分で前に出るべきタイミングでは無いところでは
控えてしまうっていう損な役割も持っているような。
いずれにしろ、乃木坂を支える意味で欠かせない
人だなと思いますね。
衛藤はビジュアル、歌唱力、演技力、MCの上手さ、人気の高さなど、総合力が高いメンバー。
また、福神選抜アンダー問わず、良さを引き出したり、サポートできる所が素晴らしい。
今年は自ら積極的に前へ出て彼女自身の魅力を見せて欲しい気持ちもあります。
容姿・歌唱力・演技力・MC力、いずれも超ハイレベル。バラエティだけちょっと苦手かもしれないけど、まあどうってことない。ホントに輝きに溢れた子だと思う。
メンバーのみにしかわからない話や名詞が出たときにきちんと補足説明のフォローを入れる回転の良さ、先にも書かれてるけど他のメンバーにもトークの場を回せる状況把握力と気遣い、生駒ちゃんのキャッチボールチャレンジにずっと付き合ったり(成功時には涙ぐんでた)収録の休憩時間にはみなみをおんぶして(!)じゃれてるお姉さん感、いくらでも魅力を挙げることができる。
個人的には乃木坂で最も歌声が好き。玲香やろってぃーのような今っぽい歌い方と違い、松田聖子など正統派アイドル歌手路線の聞き取りやすい日本語なのがすごく良い。また舞台の仕事があると良いな。
Mrカミナリのラーメンのうたの歌詞はたわいのないものでしたが声が素晴らしく泣けてきました。あんまりない経験でした。そちらの道で輝いてほしい、とねがいます
素晴らしい記事です。
圧倒的な実績と実力を持ちながらも、不遇な状況のなか、よく腐らずここまで来たと思う。
彼女がどんどん上へと昇っていく姿を応援していきたい。
彼女ほど「不遇」な待遇を受けたメンバーはいないでしょう
権利関係があったのかもしれないけど、「握手」という運営の本音の指標に上手く乗っかって、自ら選抜を勝ち取った印象があります
選抜に入ってその負けん気がアピールに繋げ切れていないところはありますが、このチャンスを活かして是非福神入りして欲しいです
ここにコメントされている方たちがおっしゃっているように総合力が高いメンバー。
彼女の立場が安定していれば、キャプテンの桜井を支えるこのグループのリーダー格になって、もっとグループの成長が早かったのではなかっただろうか。
衛藤や白石には自らも輝いてもらいたいと同時に、生駒や生田あるいは飛鳥といった才能を支えながら、かつ他のメンバーの特徴を引き出せるよう、キャプテンの桜井と連携して強いグループをつくっていってほしい。
Mr.カミナリを経て、彼女の声の魅力が
あちらこちらで語られるようになってきました。
ここでも、たくさんの方々が。
なんでもできるがゆえに器用貧乏になりかねない現状、
衛藤ブランドの中核にその透明でよく通る
(日曜夜の混んだ飲食店で店員を呼ぶのにもってこいのw)
声をもってきてはどうかと思えてなりません。
彼女の魅力はたしかに声。
歌や演技は飛び抜けた才能があれば別だが
巡り合わせの要素が大きい。
本の朗読やナレーションに興味があるようだが、
容姿を活かさない手はないので、
まずはレポーターとして腕を磨いてもらいたい。
みさみさは、乃木坂お姉さんチームの良いところを象徴しています
上品な可愛さ。これこそ乃木坂。
「私が一番かわいい」アピールばかりの松村に、同い年のみさみさを見習ってもらいたいものです。
荒療治になるかも知れないけどみさ先輩をセンターに置いてもらいたい
美彩さんの魅力は沢山ありますが、私が一番惹かれたのは彼女の気遣いです。
乃木ののでMCをしていた時に、ゲストメンバーが愛称で他のメンバーの話をしていると、必ずといって良いほど、さり気なくそのメンバーのフルネームを添えていました。
この細かい気遣い、長いアンダー経験から来ているのか、天性のものなのかは分かりませんが、彼女の乃木坂愛を強く感じました。
総合力は乃木坂屈指だし、グループの中心に据えて欲しいメンバー。
乃木坂のファーストアルバム「透明な色」のCDの中の「誰かは味方」を聴きました!
新曲です。衛藤、桜井、若月の3人の願ってもないトリオのハーモニーがすばらしい!
メインは衛藤でしょう。衛藤の声の良さがとてもよく出ています。
それに桜井の、やや細い透明度の高い声と若月のトーンの強い声がみごとにマッチしています。
衛藤ファンは、ぜひお聴きください。
総合力が高くて他の92年組に比べて良くも悪くも隙が少ない。明らかにリーダータイプ。
だから運営もアンダーの支柱として頼りすぎた。力をつけるという意味ではよかったかもしれんが、露出率でまいやん、ななみんらと差がついた。、