アイドルグループ・乃木坂46の北野日奈子(19)、齋藤飛鳥(16)、斉藤優里(22)の3人が、米・ニューヨーク発の世界的ファッションブランド「ANNA SUI（アナスイ）」の2015年秋冬コレクションのシーズンビジュアルモデルに起用され、本日そのビジュアルが公開された。

　「ANNA SUI」は、米国出身の同名ファッションデザイナー、アナ・スイ氏による女性向けブランドで、化粧品やアクセサリー等も展開。シーズンビジュアルへの起用は、日本人女性からは2006年に起用された女優・ファッションモデルの杏さん以来、2組目。これまではニューヨークコレクションにも出演する女性モデルからの起用が目立ったが、今年の春夏コレクションには初めて日本人男性が起用されるなど、新たな展開を見せている。

　今朝のスポーツ報知によれば、乃木坂46の起用は、清純なイメージとファッション性で女性からの支持も集めていることが決め手になったそう。人選に関しては、シングルCDの表題曲を歌う選抜メンバーであるかは一切考慮せず、ブランドイメージとのマッチングを選定基準にしたとのこと。担当者は「3人は『無垢なガール感』があり、『ひとりの中にさまざまなギャップ感』があるタイプに見え、決めました」と、起用理由を話しているそうだ。

　5月に本社のあるニューヨークで行われた撮影にはアナ・スイ氏も立ち会い、「物語から出てきたキャラクターのようにかわいらしかったわ！」（同氏）と絶賛だったそう。

　齋藤飛鳥は今年2月に、女性向けファッション誌「CUTiE」と同誌初の専属モデル契約を結び話題に。「Ray」専属モデルの白石麻衣らと共に、乃木坂46のファッションリーダー的存在として活躍中。斉藤優里と北野日奈子はファッション誌への登場はあるものの、モデルとしての本格的なメディア進出は今回初挑戦。モデル志望で今回唯一2期生からの参加となった北野は、「絶対にいい作品にする！」と意気込んでいる。

　3人は広告モデルとして、明日よりアジア全域のあらゆるメディアに登場する予定。世界進出の動きをぜひチェックしていこう。

　乃木坂46は今年に入ってからモデル進出が目立ち、既に活躍していた白石に加えて、春までに齋藤飛鳥、西野七瀬、橋本奈々未、松村沙友理が続々と専属モデルに。さらに、6月には川後陽菜の「Popteen」専属が決定したばかりと話題が尽きない。今回「ANNA SUI」起用も決定し、乃木坂46の活躍からますます目が離せない。

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