乃木坂46が11月9日(水)にリリースする16thシングル「サヨナラの意味」の収録楽曲について、各曲の作家クレジットが本日明らかになった。今回も、前作に引き続き全5形態で7曲の新曲があり、その全作詞を秋元康総合プロデューサーが手掛けている。
まず、来年2月の誕生日を目処にグループから卒業し、同時に芸能界も引退することを発表した橋本奈々未がシングル初センターを務める『サヨナラの意味』は、既に橋本から発表されている通り、これまで『君の名は希望』や『きっかけ』など、乃木坂46の人気楽曲を多く手掛けている杉山勝彦さん(usagi)が作曲を担当。編曲は過去に『水玉模様』の作編曲、『バレッタ』『口約束』の編曲を手がけた若田部誠さん。
続いて、選抜メンバーによる共通カップリング曲『孤独な青空』は、AKB48『365日の紙飛行機』やNMB48『僕はいない』を共作曲した青葉紘季さん、角野寿和さんからなる制作ユニット“aokado”が作編曲を担当。角野さんは過去にも『扇風機』と『何もできずにそばにいる』に作曲で参加しているが、aokado名義では初提供となる。爽やかさが際立つアップテンポナンバー。
齋藤飛鳥と堀未央奈が歌うType-A収録曲『あの教室』は、平原綾香『Brand-new Day』、NEWS『太陽のナミダ』、AKB48『心の端のソファー』などを手がけた音楽家・KAWANO MICHIO(カワノミチオ)さんが作編曲し、初提供。どこか哀愁漂うキャッチーなメロディが特徴的な一曲で、楽曲の展開と歌詞の内容も相まって初オンエアされるや「癖になる」との声も。
アンダーメンバーによるType-B収録曲『ブランコ』は、前作で『僕だけの光』を提供した作編曲家・Hiro Hoashiさんが担当。2作連続2作目の提供となる今回は、ラップを取り入れたミディアムバラードとなっている。センターは寺田蘭世。
「秋元真夏リスペクト軍団」の初楽曲として、秋元真夏、相楽伊織、鈴木絢音、渡辺みり愛の4人が歌うType-C収録曲『2度目のキスから』は、『今、話したい誰かがいる』と『ハルジオンが咲く頃』を手がけた波乗り作詞作曲家のAkira SunsetさんとトラックメーカーのAPAZZIさん、それぞれ多くの乃木坂楽曲を手がけるコンビが再び共作。現時点で楽曲は解禁されておらず、10月30日(日)の文化放送『乃木坂46の「の」』の番組内で初オンエアされる。
一年ぶりに再始動したサンクエトワールの第2弾楽曲としてType-Dに収録される『君に贈る花がない』は、初参加のRizzさんが作曲。また、藍井エイル、私立恵比寿中学、神谷浩史らに楽曲提供を行い、アニメ『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』や『食戟のソーマ』の楽曲も手がける山田竜平さんが編曲を担当した。このユニットには北野日奈子、寺田蘭世、中田花奈、中元日芽香、堀未央奈が参加しており、10月30日(日)に5人が出演するNHKラジオ第1「らじらー!サンデー」にて初オンエアの予定。センターは堀未央奈。
そして、橋本奈々未の初ソロ曲として通常盤に収録される『ないものねだり』は、以前にも西野七瀬のソロ曲『もう少しの夢』を提供した札幌出身の宅録型シンガーソングライター・丸谷マナブさんが作曲。編曲は、過去に乃木坂46『不等号』、同『立ち直り中』、JUJU『ただいま』、欅坂46『手を繋いで帰ろうか』などを手がけた福田貴史さんと共同で担当した。メンバーのソロ曲ではアップテンポからバラードのものまで、過去様々な楽曲が披露されてきたが、今回はそのどれとも異なる、ジャズのような雰囲気を持った曲になっている。
*今作は表題曲のほか、Type-Aから順に『あの教室』『ブランコ』『2度目のキスから』『君に贈る花がない』のMVを収録予定。通常盤はCDのみ。
*記事公開後、『君に贈る花がない』の作曲家を追記。
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