「びっくり!広島」ファイナルプレゼンテーションにて(資料提供:広島県)
イノベーション立県として創業・起業の促進に注力する広島県は、全国の高校生から大学院生までを対象にした「若者ビジネスコンテスト2016 Business Creation! Hiroshima(通称『びっくり!広島』)」のファイナルプレゼンテーションを今月26日に県立広島大学で開催した。
本コンテストは昨年10月から公募を行い、自ら考えたビジネスアイデアで世界をびっくりさせようと、首都圏や広島を中心に総勢54チームの応募が集まった。その中から見事、予選を勝ち抜いた東京・広島の学生5チームが、ファイナルプレゼンテーションに出場。スペシャルサポーターを務める乃木坂46の秋元真夏・和田まあや、報道陣、一般観覧など250名以上が見守る中、堂々とそれぞれのアイデアをプレゼンし、聴衆から大きな拍手が送られた。
「ZIP!」(日本テレビ系)のコメンテーターとしてもおなじみの原田曜平さん、連続起業家の守屋実さんらによる審査の結果、栄えある最優秀賞に輝いたのは広島市立大学チームがプレゼンした「Cussion Project(カッション・プロジェクト)」。これは「マジメが普通のSNS」を実現する社会問題限定SNSサービスというもので、社会問題に対する若者のインサイトを突いている点と“ディスらないディスカッションを”というネーミングの良さも評価され、優勝トロフィーと賞金10万円相当の旅行券が授与された。
優勝チームのプレゼンターの角田大河さんは、「広島の地からも若者がイノベーションを起こそうとがんばっていることを伝えたい」と喜びのコメント。審査委員長の株式会社博報堂ブランドイノベーションデザイン局局長の宮澤正憲さんからは「どのチームも自分の身近な課題から素晴らしいアイデアを発想し、我々をびっくりさせてくれました。これで終わりにするのではなく、情熱をもって一歩踏み出し、イノベーションを起こしてほしい!」と称賛と激励のコメントが送られた。
そのほか、優秀賞2チームには5万円相当の商品券、乃木坂賞の2チームには乃木坂46の最新シングル「インフルエンサー」のCDと直筆サイン色紙が贈られた。また、結果発表前には広島FMの貢藤十六さんの司会で乃木坂46らによるゲストトークも行われ、多くの笑いを生むなど会場を大いに盛り上げていた。
≪最優秀賞≫
広島市立大学チーム/プラン名「Cussion Project」
≪優秀賞≫
広島女学院高校チーム/プラン名「広島 新名物」
法政大学・慶應義塾大学・国際基督教大学混成チーム/プラン名「JKじゃけえ」
≪乃木坂賞≫
呉工業高等専門学校チーム/プラン名「雨田製菓」
広島市立舟入高校チーム/プラン名「廃棄→プレミアへ ~規格外野菜の可能性~」
https://twitter.com/YoheiHarada/status/845921543771189248
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