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秋元真夏、2019年度全国統一防火ポスターモデルに起用 「防火の大切さ」啓発

2019年度全国統一防火ポスター(モデル:乃木坂46秋元真夏)2019年度全国統一防火ポスター(画像提供:日本損害保険協会)

 日本損害保険協会は21日、2019年度全国統一防火ポスターモデルに乃木坂46の秋元真夏を起用したことを発表した。

 同協会では、防火・防災意識の向上を目的に、1949年度から「防火ポスター」を制作し、消防庁へ寄贈。1965年度からは消防庁との共催で防火標語を募集し、入選作品を毎年の全国統一防火標語としてポスターに掲載している。

 今年度のポスターには、今年3月に決定した2019年度全国統一防火標語「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」(大阪府・馬場和義さん)を掲載。また、首都直下地震などの大規模地震発生時の地震火災による大規模被害が想定されていることから、「大規模地震による広域火災にも、日常からしっかりと備えましょう。」というメッセージを今回初めて盛り込んだ。

 秋元は今回の起用を受けて、「普段から、火の取り扱いには気を付けていますので、これからも皆さんに防火の大切さを伝えていけるように努めたいと思います。私は自炊をよくするので、火の元を確認してから外出するように心掛けています」とコメントを寄せている。

 なお、本ポスター(約20万枚、B2判)は消防庁の後援により、全国の消防署や市役所をはじめとする公共機関等に来年3月31日(火)まで掲出される。

直近の入選作品と防火ポスターモデル

2014年度「もういいかい 火を消すまでは まあだだよ」/優希美青
2015年度「無防備な 心に火災が かくれんぼ    」/松岡茉優
2016年度「消しましょう その火その時 その場所で 」/平祐奈
2017年度「火の用心 ことばを形に 習慣に     」/清原果耶
2018年度「忘れてない? サイフにスマホに 火の確認」/小嶋真子

※1979年度よりポスターモデルにタレントを起用。過去のモデルには、松田聖子(1981年度)、中山美穂(1986年度)、柴咲コウ(2001年度)、長澤まさみ(2004年度)、戸田恵梨香(2007年度)ほか。

■平成30年(1~12月)における火災の概要(消防庁:速報値)
・総出火件数:37,900件(1日あたり104件、14分ごとに1件発生)
・内訳   :(1) 「たばこ」  3,385件(8.9%)、
       (2) 「たき火」  3,064件(8.1%)、
       (3) 「こんろ」  2,838件(7.5%)、
       (4) 「放火」   2,741件(7.2%)、
       (5) 「放火の疑い」1,965件(5.2%)

※首都直下地震発生時の地震火災による被害想定(内閣府「首都直下地震対策検討ワーキンググループ」資料)
・想定最大焼失棟数:約412,000棟
・想定最大死者数 :約 16,000人

筆者プロフィール

管狐
乃木坂46に関する情報発信の場として、2012年に当サイトを開設・運営。ライターとしてはビジネス・エンタメ・スポーツを中心に寄稿も。ご依頼はコンタクトの専用フォームよりお問い合わせください。情報提供・取材案内もお待ちしております。

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