6月3日に光文社より発売された雑誌「Gフラッシュ」のレビューをお届けします。この雑誌は、同社の写真週刊誌「FLASH」の増刊で、グラビアに特化した新刊になります。
グラビア特化ということで活字は少なめかと思いきや、それなりに量がありました。そういったコーナーにはよくプチインタビュー(1ページの6分の1程度)がありますよね。イメージでは雑誌のグラビアコーナーが終始続く、といったように考えてもらえば大丈夫かと。
本誌はフルカラー132ページで、定価680円とお手ごろな価格。編集部の青木宏行さんによると、「なるべくたくさんの方に手にとってもらえるように頑張りました。」ということです。追って理由を話していきますが、本当にお手ごろだなと感じました。
まず、この真っ赤な表紙!目立ちますね。そこに白石麻衣が大きくソロで載っています。少しだけ見出しが被っていますが、週刊誌など他の雑誌のようにうるさくない表紙がいい。中を開くと、特別付録の白石麻衣特大リバーシブルポスターがあります。切り目にそって、丁寧に取り外しましょう。
創刊号の巻頭特集は白石麻衣です。それも17ページもの大特集。最初に出てくるのは、「女神降臨」というグラビア特集。ここでも膝丈の真っ赤なドレス(?)を着た白石が登場します。ページをめくると、背中を大きく露出したショットも。
ご存知の通り、ファッションの説明が上手くできないので(笑) 始めにあった真っ赤なドレスに真っ赤なハイヒールとは対照に全身黒のクールな白石や、雨に濡れた白石、広告にある白石(下画像参照)など、6パターンが12ページに渡って掲載されています。
特集2つ目は、白石の過去から現在までをたどるロングインタビュー「まいストーリー」。1ページ目は、「乃木坂って、どこ?」(テレビ愛知製作)の生誕祭でも公開されたベビーまいやんの写真がお出迎え。本人のお気に入りだそうです。
インタビューでは、幼少時のエピソードや、初恋の思い出、ソフトボールに打ち込んでいた体育会系というイメージを持っているファンには意外な話など、貴重な話が多くの秘蔵写真とともに掲載されています。よくファンやスタッフ、関係者から聞かれる「どうしてこんな子が今まで出てこなかったんだろう」という疑問に対する答えも、ここではっきりと明かされています。
また、読みどころとしては、別のところでも話していた、「わーっとなって、部屋をめちゃくちゃにしてしまい、家族に迷惑をかけてしまったことがある」という話もあります。これについての詳細や、人とは少し違った学生時代の話も今おさえておくべきでしょう。
それだけでなく、それだけでなく、と続きますが、専門学校時代から乃木坂46加入前、加入後の葛藤にも注目。迷いのあった白石を乃木坂46の活動に前向きに取り組ませることになった出来事、6thシングル「ガールズルール」で新センターになった白石が話す、「みんなに新しいレールを敷いて、乃木坂46の第二形態をお見せする役割を担いたい。」という決意、これからの夢など、どれ一つとして落とすポイントはありません。実際に読んでいただくことで、このインタビューの密度に驚くことでしょう。
本当はこれを一番初めに紹介するべきだったのかもしれませんが、今回のインタビューに副題をつけるならシンプルに「母娘のストーリー」です。白石のターニングポイントには、必ずといっていいほど白石の母にまつわるエピソードが紹介されています。
この巻頭特集だけで十分満足してしまいました。特にインタビューがすごく良いですね。それだけ読み応えがあります。メンバーとのエピソードや写真も少し載っていますし、白石ファンだけでなく、乃木坂46のファンならチェックしておいてもいいと思います。今後、白石を語る上ではマストになる内容満載なので。
今回も一つ挙げるなら、秘蔵写真に添えられている文字がクサいなーと思いました。こういう雑誌らしいというか、王道なんでしょうけれど。大げさだなと(笑)
同号の掲載内容をご紹介。
巻頭17ページ大特集!
乃木坂46 白石麻衣「女神降臨」
白石麻衣 「まいストーリー」特別付録
白石麻衣特大リバーシブルポスターU-17 NEXT GENERATIONS
時代を作る女たち
刈谷友衣子/未来穂香/山本舞香/広瀬すず/
葵わかな/高月彩良/南乃彩希/小芝風花/
庄司芽生/新井ひとみ/中条あやみAK美少女
AKB48チームA編 渡辺麻友×川栄李奈「優麗都雅」
AKB48チームK編 前田亜美×阿部マリア「モデル系アイドル」
AKB48研究生 小嶋真子×西野未姫「次世代センター候補」
HKT48編 朝長美桜×兒玉遥「博多なでしこ旋風、全国に!」
NMB48編 藪下柊×太田夢莉「かわいく、しおらしく…」
SKE48編 管なな子×古畑奈和×二村春香「花の高2トリオ」岩﨑名美 期待の大物ルーキーは、16歳!
美女の名言-美しき言葉は美しき女の口から語られる
小林かれん 「可憐すぎる、16歳」
ミスFLASH2012 小松美咲 「脱皮」
浅香唯 「約束」
相澤仁美 「NAIL DAYS」
安藤遥 「フロントホックを外す瞬間…。」
矢吹春奈×橋本マナミ 「最強ボディの饗宴」
写真家・青山裕企の宙とびオフィスガール
みるネコ イラスト誌上展覧会!
美女のひとりめし 徹底研究!!
Gフラッシュ刊行記念大感謝プレゼント!
【袋とじ】壇蜜「江戸のお蜜」
NMB48
新曲『僕らのユリイカ』MV
選抜16人
無人島サバイバル&水着ヨロン島ロケに独占密着!
「AK美少女」では、チームA編4ページ、チームK・研究生・HKT48編が各6ページ、NMB48編が5ページ、SKE48編が一人1ページずつグラビアが掲載されています。
NMB48のMV撮影密着はオフショットが1ページか見開きである程度かなと思っていましたが、山本彩、渡辺美優紀がそれぞれ1ページ、他の選抜メンバーが3~4人ずつで1ページ×4のグラビア、見開きでオフショットの計8ページが掲載されていました。そこに、みおりんこと市川美織がいたことに驚きました。そういえば、新しく兼任になったんですよね。
プレゼントコーナーには、白石麻衣の直筆サイン&当選者の名前を白石直筆で書いた写真が抽選で10名に当たるほか、48グループメンバーのサイン入りグッズが多数用意されています。
3日に発売されたばかりの「Gフラッシュ」ですが、注目されていたことから、大手通販サイトのAmazonでは新品が当日には完売となっていました。楽天ブックスでも、部門別の1位となっているようです。
白石の特集が魅力的すぎて、もしかすると他の特集が物足りなく感じてしまうかも?それくらいの内容でお手ごろな価格。多くの方が満足できると思います。近くの書店やコンビニで販売されていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
【送料無料】Gフラッシュ 2013年 7/10号 [雑誌]
価格:680円(税込、送料込)
曲の不評を覆すのだ新センターよ
いつだって運営の尻拭いはメンバーがやる
それが乃木坂の宿命
まいやん大変お美しいけど
アイドルって感じじゃないんだよなー
相澤仁美と檀密のっとるやん
買わな~いかん
白石は牽引役というより、むしろ乃木坂の基準石となってしまっているというのが実情ではないだろうか…。
つい先日の2期生についても、ほぼ全員が白石との比較でまず、その等級を目減りさせられてしまっていた。勿論、白石に罪が無いのは自明の理だが、万人に対して理解するための特殊な文法を必要としない魅力は、これからも無邪気に哀れな輝石の山を築いて行くことになるだろう…。白石がメンバーの価値を下げ、それが束になってやがてグループの価値が下がる。そうなると、そこに所属している白石本人の価値も結局下がってしまう悪循環…なればこそ、乃木坂のためにも、今が白石卒業のベストタイミングと思えてならない。個人の妄想ではあるが(笑)、卒業後の白石は、長らく空席であった中谷美紀の系譜を踏す存在になると確信している。故に、最悪22歳をグループアイドルの一人として迎えてしまうのは何とか回避して貰いたいのである…。長文御免。
推し以外は買うような内容じゃなかったです
やっぱり乃木坂の露出度ではグラビアは厳しいなぁって思う