2013年12月8日(日)に神奈川県・パシフィコ横浜で開催された7thシングル「バレッタ」発売記念全国握手会のミニライブのレポートになります。
大勢のファンが見守る中、全国握手会恒例の影ナレがスタート。今回の担当は井上小百合と松村沙友理のWさゆりコンビで、井上が「マイクテスト、マイクテスト、こちら井上小百合どうぞ」、松村も「こちら松村沙友理、どうぞ」とやりとり。続けて2人でセクシーに会場アナウンスを読み上げた。井上が「今日の意気込みを、だって」とカンペを読むと、松村が「それ読んだらあかんやつやで!」とツッコミを入れて会場を沸かせた。
影ナレが終わると、開演を告げるovertureが流れ出し、会場のボルテージも一気に上昇。曲が終わるタイミングで、7thの制服を来たメンバー全員が入場し、1曲目「バレッタ」でライブスタート。「バレッタ」を大勢の観客の前で披露するのは「ロックの学園」以来で、会場からは大きな拍手と声援が送られた。ファンの間で定着しつつある“洗車ダンス”もバッチリ決まり、2期生の堀未央奈も堂々とした顔つきでパフォーマンスした。
「バレッタ」が終わり、続けてアンダーの楽曲「初恋の人を今でも」を披露。ミディアム調のナンバーを優しく歌い上げ、会場が穏やかな雰囲気に包まれた。
2曲が終わった所で全員がステージに集合し、MCに突入。桜井が「寒い中並んで頂いたそうで、本当にありがとうございます!皆さん久々ですね!皆さんのおかげでウィークリーチャート1位を獲得する事ができました。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。続けて「CDの売り上げと言えば、かずみん!」と言って高山一実に振ると、高山が「うち(の実家)も今回は20枚買わせて頂いて、うちの実家が千葉の田舎なので、お婆ちゃんとか、お父さんとかが職場に配ってるんです。そして今日実は父親(が会場に)来てます」と言い、メンバーは「かずみんのお父さーん!」と会場のどこかにいる高山の父に手をふった。
トークが一段落し、滝川クリステル風に「今日は感謝の意味を込めて“お・し・ら・せ、おしらせ”があります」と切り出した桜井に、高山が「それ練習してたよね」とツッコミ。そして、会場のスクリーンに映像が流れ、「なぜカメラが入っているのにDVDが出ない」、「乃木坂はライブのDVDが出ない」などのファンの声が映し出されると、続けて松村が泣いている映像や、これまでのダイジェスト映像と共に「千葉県千葉市美浜区中瀬2−1、八千人が入った1歳の誕生日、収録時間2時間以上、蘇るあの興奮、あの伝説、Birthday LiveのDVD1月29日発売!」の文字が写しだされ、会場からは「本当に?」などと興奮したファンの声や拍手で溢れた。
これについて桜井が「遂に、遂に発売されます!ななみん、まいやんどうですか?」といって、橋本奈々未と白石麻衣に話を振り、橋本が「あのね、この前チラっと完成した物を見たんですけど、皆顔が違うんですよ!こんな時代もあったんだなって思って見て欲しい」と見所を紹介した。白石は「(完成品を)見たんですけど、緊張しすぎて、目が泳ぎすぎてたり、凄く初々しかった」と感想を語った。他にも生駒が「乃木坂はDVDをいつ出すんだ?って声が多かったので、乃木坂46として初めてDVDを出せて嬉しいです」と喜びの言葉を口にした。
来年1月に発売される『乃木坂46 1ST YEAR BIRTHDAY LIVE 2013.2.22 MAKUHARI MESSE』には通常版とダイジェスト版、豪華版の3タイプがあり、豪華版には、Birthday Liveがまるまる一本と、初のZeppツアーの模様や、Birthday Liveのメイキングなども入っているそうで、「詳細はホームページを見て!」とのこと。他にも、メンバーが乃木坂46について真剣に語っていたり、西野七瀬や高山一実の対談も収録されているようで、高山は「対談させて頂きました。なーちゃんは凄く人見知りなんだけど、実は関西人らしく、ギャグセンが高い部分があって、今回はそこを引き出そうと頑張ったんだけど、うーん、ちょっとだけ引き出せたかもしれない」と話し、西野も「40%くらい出せたかもしれない!」と対談の様子を語った。
DVDの告知が終わると、次は初めて全国握手会に参加する2期生の自己紹介。ここでは印象深かった何人かの自己紹介をピックアップ。
・米徳京花(14歳)「私こう見えて力持ちです、今日はレーンで待ってます!」
・寺田蘭世(14歳)「今日のレーンは私のために来て下さい!」
・伊藤かりん(20歳)「今日は全握ということで、ちょっと剥がしがキツいかもしれないけど、めげずに買い増しなんかもしてもらって、レーンに来て下さい」
ライブが折り返し地点に突入し、桜井、白石、高山、衛藤美彩、川村真洋がユニット曲「私のために 誰かのために」を生歌で熱唱した。高音域もしっかり出ていて、サビは力強く歌い上げた。続いて生田絵梨花、中元日芽香、若月佑美、能條愛美、西野、橋本、松村ら7人がユニット曲「やさしさとは」をパフォーマンス。この曲では、意外にも今までにセンターを務めたことのない橋本がセンターに立ち、乃木坂46の新たな一面をファンに披露した。途中でメンバーが拍手を求める場面もあり、能條は強弱のあるセクシーなダンスでファンの目を引きつけた。
桜井が「さあ、皆さん!ちょっとしっとりしましたけど、こっから盛り上がっていきますよ!いけますか?」と会場を煽り、アニメ「NARUTO-ナルト- 疾風伝」のOPにもなっている「月の大きさ」のショートバージョンを披露。続けて、生駒が「さあ、皆さん次の曲でラストですよ!もっともっと盛り上がって、声を出す準備は出来てますか?次に登場するのは乃奇坂学園アイドル部と、白鳥高校アイドル部です」と言って、「そんなバカな…」を披露した。この曲のPVはファンの間で神PVという声もあがるほどで、アレンジ性の高い振り付けが特徴的。メンバー同士で握手をしたり、運動をしたり、橋本がサングラスをかけていたりと、見所満載。最後の決めポーズでは、生駒が足を大げさにプルプルと震えさせ、笑いを誘った。
全6曲のパフォーマンスを終えると、メンバー全員が疲れきった様子で、膝に手をついた秋元真夏を「真夏がお婆ちゃんになってる」といじったりと、賑やかにトークを進めた。最後に桜井が息を切らせながら「PVっぽかったですか?バカさ加減が伝わったと思います。全力です。乃木坂です!これでライブは終了になりますが、また後でレーンで待っています!」と言って、7thシングル「バレッタ」全国握手会のミニライブは幕を閉じた。
0. overture
1. バレッタ
2. 初恋の人を今でも
3. 私のために 誰かのために
4. やさしさとは
5. 月の大きさ
6. そんなバカな…
その一週間前、その会場は外にでると煙草臭いっていう異常状態だった。