尾崎充さんのGoogle+より

福岡県は博多を拠点に活動するHKT48が１１日、初の九州ツアーとなる「HKT48九州７県ツアー～可愛い子には旅をさせよ～」をチームH指原莉乃の地元大分県でスタートさせた。公演終盤のAKBグループメドレーでは、乃木坂46の楽曲を披露する場面もあった。

HKT48は、昼夜２公演ともで乃木坂46の「ガールズルール」、「君の名は希望」の２曲をカバー。「君の名は希望」のピアノ伴奏を、先日のフジテレビ系「芸能界特技王決定戦TEPPEN」で乃木坂46生田絵梨花と同じピアノ部門に参加した森保まどかが務めた。HKT48は昨年４月にも「AKB48グループ臨時総会 ～白黒つけようじゃないか!～」の単独武道館公演で同メドレーを行っており、当時は「おいでシャンプー」、「制服のマネキン」を披露してファンを驚かせていた。

公演では乃木坂46のカバーだけでなく、一曲目をモーニング娘。のヒット曲「ザ☆ピ～ス！」で始めたり、曲の内容がリンクするものを続けて披露するなど、多くのエンタメ要素が含まれていた。これは、先月の「月刊AKB48グループ新聞12月号」（日刊スポーツ新聞社）で指原が「HKT48の九州ツアーは楽しみにしててください。超いいセットリストでびっくりしますから」と予告していた通りで、見事、支配人兼任メンバーとしての手腕を発揮した。

総合プロデューサーの秋元康さんも、同紙のインタビューで九州ツアーに注目していることを明かし、メンバーではなくプロデューサーという面で指原の課題を分析していた。曰く、考案する指原本人までもが驚くようなことがなければ、グループにとってもその先の展開がなくなってしまうため、「ファンの期待に応えるだけではなく、サプライズや意外性がないとね」ということだったが、初日の評価ははたして。

また、この日はグループ結成後初めての“クラス替え”（AKBグループで言うところの組閣）が行われ、チームKⅣの結成とともに研究生１７名の正規メンバー昇格も発表された。

HKT48の九州ツアーは明日も宮崎県で行われる。現時点では３月に、博多で最終公演が予定されている。

▲「ガールズルール」を披露するHKT48

▲「君の名は希望」を披露するHKT48

写真はいずれも劇場支配人・尾崎充さんのGoogle+より引用