乃木坂46発のオリジナルキャラクターといえば、『気づいたら片想い』で初センターを務めた西野七瀬さん考案の「どいやさん」が有名ですね。2013年春にはキデイランドから商品化され、今年も立体マスコットなどの新商品が発売されました。(画像参照)
ところで、乃木坂46には他にも多くのユニークなキャラクターがいることをご存知でしょうか? 最近ファンになった方はご存じないかもしれませんが、どいやさんの商品化オファーが舞い込んだ時に、「乃木坂って、どこ?」第79回(2013年4月14日放送)で「商品化を目指せ! 乃木坂46キャラクター祭り」というコンペ企画を行い、『君の名は希望』の選抜メンバー16人がそれぞれのキャラクターをプレゼンしていたのです。(その結果、生駒里奈さんの「て~んちゃん」も商品化されることに。)
今回は、もしも他のキャラクターもプロの手でブラッシュアップしたらということで、海外の乃木坂46ファンでデザイナー・イラストレーターの、Koala13thさんが描かれたイラストをご紹介したいと思います。
松村沙友理作・アポー
1作目は松村沙友理さん考案の「アポー」。自身の愛称である「さゆりんご」(米版、さゆアポー)から取ってアポーという、松村さんのイメージをそのままキャラクターに落とし込んだシンプルな作品です。
「乃木どこ」ではダイジェストでディティールだけが紹介されていましたが、こうして見るとなかなか立派なキャラクターですね。今にも動き出しそうな躍動感があります。どこかのアニメに出てもおかしくない!?
桜井玲香作・ダルチェさん
2作目は桜井玲香さん考案の「ダルチェさん」。おしゃれが大好きな姉御肌で、体長は約170センチあるダチョウ界のマドンナ。渋谷に出没するという設定でした。
表情と脚線美のミスマッチな気持ち悪さを取り除いて、目もキラキラとした可愛らしい姿に生まれ変わっています。これはこれで良いのだけれど、気持ち悪さこそダルチェさんというイメージなので、もし可能であれば気持ち悪さを残したイラストも見てみたいですね。(せめて脚だけでも!)
生田絵梨花作・スフィンくん
3作目は生田絵梨花さんの「スフィンくん」。乃木坂46デビュー前からのファンにはお馴染みのキャラクターです。エジプト出身の彼は実際のスフィンクスと同じ大きさという設定。
こちらも顔が可愛らしくアレンジされていて、オリジナルにはない顎や首の装飾品が加えられています。こうもキャラクターらしくなると取り外しできるかつらは嫌な気持ち悪さになるかもしれません(笑)。親友のミイラっちょのイラストもぜひ見てみたいですね。
星野みなみ作・Minami
ラストの4作目は星野みなみさんのキャラクター「Minami」。当時“黒ドクロ時代”だった星野さんは、好きなうさぎを眼帯と悪魔の羽、頬のキズでかっこよくし、オリジナリティーを表現していました。
Koala13thさんのアレンジでは、おなかまわりの体毛や折れた耳などで可愛らしさをアップさせています。口元も笑っているのでだいぶ見違えますね。リアルな部分とイラストチックなところの絶妙な使い分けに感心しました。
どいやさんとて~んちゃんを除く、14作品中4作品を紹介してきましたがいかがでしたか?
Koala13thさんのアレンジに共通しているのは、ぱっちりとした目、明るいチーク、縫いあとの3つで、それぞれに細かなアレンジも加えられています。もしかすると、「トイ・ストーリー」のように、ぬいぐるみ(おもちゃ)たちが動き出した姿をイメージして描かれたのかもしれません。
オリジナルにはオリジナルの良さがありますが、こうしてイラストレーターの方が描くとだいぶイメージが変わり、もしかしたら人気キャラクターになるかも、なんて期待を抱いた方もいるのではないでしょうか。
また新作が公開されたときにはぜひ紹介させていただきたいと思います。
画像提供:koala13th(@WildanAmin)/Koala13th 画廊
ダルチェさんの「コレジャナイ」感がスゴい(笑)
うまいね~
でもスフィンくんはエリカ様のがいいな~
味がある