ノギ・コーデ（仮）Vol.6 ～大和里菜編～

みなさんは、コーディネートをする際にダークな色を入れるとどうしても「重くなってしまう」と感じると思います。乃木坂46のメンバーもそれを嫌ってか、比較的明るい色を好んで着る傾向にあります。私自身ダークな色の服が好きなだけに、その利点はもちろんのこと、欠点もわかります。

その中で、ダークな色を上手く取り入れているメンバーを紹介したいと思います。９枚目のシングルで初めて選抜メンバー入りを果たした、大和里菜さんです。大和さんのブログを拝見すると、ダークな色を上手く取り入れているコーディネートをいくつも見かけます。いいお手本になりますので、大和さんのブログで紹介されていた、握手会などで着ていた私服を２つご紹介したいと思います。

ダークなカーディガンでセクシーさを控えめに

出典：2014年5月19日のブログ『りなゆるたいむ Lv.317』より

まずは５月１８日に名古屋で行われた個別握手会のコーディネート。

現在２０代前後の女性から圧倒的に支持されている、EMODA（エモダ）のワンピースに暗めな色のカーディガンを合わせたコーディネートです。以前、「PIN UP LADY」をコンセプトにしているEMODAのファッションショーを生で拝見したことがあるのですが、とにかく華やかです。明るい色をたくさん取り入れた派手なプリントと、流行の生地・フォルムの服が多いのですが、シンプルな服も多く取り扱っています。

大和さんがセレクトしたワンピースもシンプルでダークな服ですが、お腹が見える形になっていたり（EMODAの春夏シーズンのコレクションのメインフォルムでした）、流行に合わせた服の形です。お腹が出ているとちょっとセクシーに感じるかもしれませんが、そこはダークなカーディガンを羽織ることで落ち着いた雰囲気をもたらしています。せっかくだったので、恥ずかしがらずに全体のスタイリングが見えるような写真が見てみたかったです。。

カーディガン：TWNROOM
ワンピース：EMODA

可愛らしい目と明るめの髪色で重さを中和

出典：2014年5月6日のブログ『りなゆるたいむ Lv.314』より

続いては５月６日に更新されたブログにアップされていた、自撮りで着ている私服。

白と黒のボーダーの服にレース状のカーディガンを合わせたコーディネート。白黒に黒を合わせると若干重たいのでは？と思わせますが、大和さんは可愛らしい大きな目と明るめの髪色をしているので、少し重たいくらいでもちょうど良いバランスです。また、ボーダーの襟のディテールが凝っているのとボーダーの生地が若干ギャザーを入れているように見えるので、シンプルな中にも多少の拘りを感じさせてくれます。

服だけで合わせてバランスが良くても実際に着てみるとアンバランス、そんな経験はありませんか？その逆の経験がある方もいるかもしれません。コーディネートは背格好や顔のタイプ、髪型、髪色によって取るべきバランスが変わってきますので、いろいろ試してみるといいでしょう。

総括

総括ですが、大和さんはもの凄いファッションセンスがある！とは言えないですが、非常にシンプルにまとめる中にもこだわりを感じます。今回は落ち着いたダークな色を取り上げましたが、その中にもお腹が見えるようなフォルムだったり、ボーダーであったり、ブランドであったり流行にも敏感と言えます。

何よりも乃木坂46は、アイドルグループにしては落ち着いた衣装と言われていますが、やはり「衣装」なので、どうしても派手目な色使いが多いです。８枚目シングル『気づいたら片想い』のカップリング曲『生まれたままで』の衣装は、オーガンジーの下に派手なプリントというかなり派手な衣装でした。そういうメディアを通して見るスタイリングとはまた違ったコーディネートを私服で見せてくれるのはギャップがあって良いと思います。

出典：2014年5月6日のブログ『りなゆるたいむ Lv.314』