来年1月7日(水)に乃木坂46がリリースする1stアルバム「透明な色」の楽曲クレジットが公開され、未発表曲の作編曲者が明らかになった。
本作はタイプA、タイプB、通常盤の3種でリリース。全タイプに共通でDISC1が収録され、タイプAとタイプBはDISC2との二枚組。タイプAはさらに昨年10月の「乃木坂46 真夏の全国ツアー2013 FINAL! @代々木第一体育館」の冒頭60分をノーカットで収録したDVDが付く。
CDのDISC1には乃木坂46コンサートの開演時に流れる「OVERTURE」、過去10枚のシングルのリード曲、未発表の新録曲4曲の計15曲、DISC2にはカップリング人気投票で選ばれた上位10曲と未発表曲4曲の計14曲を収録している。
DISC1の12曲目「誰かは味方」は衛藤美彩、桜井玲香、若月佑美のユニット曲。この曲のみ現時点で作曲者不明。編曲は48グループでAKB48・MINT「君について」、AKB48「隣人は傷つかない」(作編曲)、「ラブラドール・レトリバー」、SKE48「美しい稲妻」など多くの楽曲で編曲を手がけている佐々木裕さんが担当。佐々木さんは、乃木坂46では「左胸の勇気」の編曲を手掛け、本作ではDISC2収録の「傾斜する」の編曲も担当。
13曲目「革命の馬」は、秋元真夏、白石麻衣、高山一実、橋本奈々未、深川麻衣、松村沙友理の6人が歌うユニット曲。乙女新党「わっしょいクリスマス」等を手がけ、DTM教室も開く作編曲家の伊勢佳史さんが作編曲。
14曲目「僕がいる場所」は10thシングル選抜メンバーの歌唱曲。こちらは既に発表されている通り、杉山勝彦さんの作曲。編曲は杉山さんと有木竜郎さんの共作。二人は過去に、乃木坂46の「君の名は希望」「私のために 誰かのために」も共同で手がけている。AKB48には「夢の河」などを提供。
15曲目「あなたのために弾きたい」は生田絵梨花のソロ曲。近藤圭一さんが作曲、樫原伸彦さんが編曲。近藤さんはSKE48「寡黙な月」の作曲、「ラムネの飲み方」の編曲のほか、Berryz工房やスマイレージなどアイドルユニットの楽曲等を手がけている。樫原さんはAKB48「桜の花びらたち」「支え」「ここにいたこと」、SKE48「ウィンブルドンへ連れて行って」「枯葉のステーション」「羽豆岬」など、48グループでは20曲近くの楽曲でアレンジを中心に参加。
ちなみに、1曲目に収録される「OVERTURE」は、乃木坂46の「海流の島よ」「何もできずにそばにいる」「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」など5曲のアレンジを手がけた京田誠一さんが作編曲を担当したものである。
DISC2の11曲目「傾斜する」は、AKB48小嶋陽菜と乃木坂46のコラボユニット・こじ坂46のオリジナル楽曲第2弾。長谷川湊さん作曲、佐々木裕さん編曲。長谷川さんは以前、乃木坂46の「ここにいる理由」を作曲。佐々木さんは本作DISC1に収録の「誰かは味方」の編曲も手がけている。
12曲目「なぞの落書き」は、齋藤飛鳥、星野みなみ、堀未央奈のユニット曲。片桐周太郎さん作曲、野中”まさ”雄一さん編曲。片桐さんはAKB48「誰かが投げたボール」、こじ坂46の第1弾楽曲「風の螺旋」の作曲を手がけた。野中さんはAKB48「言い訳Maybe」を始め、48グループ楽曲の表題・カップリング、公演曲、ソロ曲など多岐にわたり参加。アレンジを中心に100曲以上を手がけ、乃木坂46では「会いたかったかもしれない」「遠回りの愛情」に編曲で参加した。
13曲目「自由の彼方」は10thシングルのアンダーメンバーと研究生の歌唱曲。山田智和さん作曲、住谷翔平さん編曲。山田さんは福岡のアイドルグループ・HRの「希望の蕾」や、アニメ『ハヤテのごとく!!』、『弱虫ペダル』等の楽曲を作曲。住谷さんは、山田さんの楽曲にアレンジャーとして多く参加している。
14曲目「ひとりよがり」は西野七瀬のソロ曲。こちらは本作DISC1収録の「僕がいる場所」と同じ、杉山勝彦さんと有木竜郎さんによる楽曲。
作詞はすべて秋元康さん。
※記事公開時に「風の螺旋」の編曲は佐々木裕さんとしておりましたが、正しくは若田部誠さんです。訂正してお詫び致します。
京田先生って神ですね。 杉真理のバンドにいたと思うと、もっとグッとくる。
「革命の馬」なんで真夏さん・かずみんなんだろう?みさみさ・まいちゅんでお姉さんメンバーにすれば良いのになぁ。もしくは「かたつむり」か「偶然を」メンバーで行くとか。コンサートでの構成は考えないのかなぁ?
今更ながら。
いくちゃんもなぁちゃんも好きなメンバーなのですが
グループでしかもこれまで相当数の楽曲があるのに
なぜソロ曲がアルバムに入るのかがちょっと不思議。
「透明な色」をイメージできるような
コンセプト曲が入ってもよかったのでは。