運営スタッフブログ『10thシングル「何度目の青空か?」全国握手会@パシフィコ横浜 レポート』より。©乃木坂46LLC
生駒里奈は紛れもなく乃木坂46の中心メンバーのひとりである。しかし、批判を恐れずに言うならば、パフォーマンス、演技、バラエティ、モデルなど多くの領域で実績を残しつつも、そのどれもがグループ内で一番かと問われれば、必ずしもそうではないだろう。ただし、当然例外も存在する。
生駒里奈のプレゼンテーションは実に優れている。それは、好きなものに対する並々ならぬこだわり故のものだろう。そのスタンスは「アイドル」の域ではなく、アイドルに魅せられた「ファン」のようであり、時にそれすらも楽々と飛び越える熱中ぶりを見せる。
普通のアイドルが高級焼肉を食べたのなら、とびきりの笑顔で「美味ひぃ~」と言えば、おそらくはそれで十分だろう。しかし、生駒は目を深く閉じ、悶絶し、その味に酔いしれる。普通のアイドルが好きなアニメやアーティストの話を振られたのなら、それなりにテンションを上げて可愛らしく答えれば、おそらくはそれで十分だろう。しかし、生駒は涙を流し、大きな身振り手振りでその魅力について熱すぎるほどに語る。おそらくは、アイドルのプレゼンテーションは論理的である必要はない。ただ狂おしい程の情熱を示すことが重要なのだ。そういった意味で、生駒のプレゼンテーションは乃木坂46で最も優れていると言えるだろう。
しかし、これはアイドルというより、むしろタレント的な能力のひとつだと考えられる。では、乃木坂46のメンバーとして、ひとりのアイドルとして、グループで何が秀でているのだろうか。それは、「先陣を切って人前に立ち、視線を集める」ということに尽きる。
力では戦士や武道家に敵わず、魔法では僧侶や魔法使いに及ばない。ただ勇気のみを持って先陣を切り、敵に挑む者を勇者とするならば、生駒里奈は乃木坂46において「勇者」であるとみることはできないだろうか。しかし、これはレベルを上げれば魔王に勝つことができるゲームの世界とは異なり、勇者=主人公とは必ずしも言えないだろう。ここで言う「人前に立つ」とは、「矢面に立つ」というのと全てではないにしろ、半ば同じである。
おそらくは、目の前にあるものを得る代償として、何かを失っている。今までも、そしてこれからも、近い将来、遠い未来にある本来得るはずだったものの多くを犠牲にしなければ、想像するだけで頭が痛くなる程の過酷なスケジュールなどこなせはしない。それが何かは具体的にはわからない。しかし、睡眠時間や健康といった物理的なものだけではないのは確かである。いかにアイドルとはいえ、生身の、まだ成人もしていない少女が歩む道としては、あまりに苛烈で刹那的なものだ。
しかし、その道がどんなに険しくとも、生駒は足を止めないだろう。そしてそれは、おそらくは生駒にしかできないのだ。モデルでも、女優でも、アーティストでも、タレントでもない。今はただアイドルとして。生駒里奈は歩んでいくのだろう。
最初はそうではなかった。時に辛さに耐え兼ねて逃げ出したこともあった。しかし、今はそうではない。それを「成長」という一言で言い表すことはできないけれど、その足跡を振り返れば、随分遠くまで来た。だが、それは生駒里奈が歩む道のりのほんの始まりでしかない。
見ている人はちゃんと見ているよね。きっと。
本当に同意します。
嬉しい。
内容は同意。
ただ、「最初はそうではなかった」のくだりを最初に書いておけば、
彼女の成長をより浮き彫りに出来た気がします。
生駒ちゃん、お誕生日おめでとう
同意。
生駒、誕生日おめでとう。
これ書いた人、さすがです。
ビー玉推しの俺もうるっときた。
勇者の部分、全く同意。乃木坂のためだけに矢面に立って突っ走っているからね。
乃木坂では一番じゃない部分も多いけど、仲間と共に常に中心にいる。
そしてLIVEで唱える「ミナデイン」は最強です。
アイドルは基本的に嫌いだったけど、生駒ちゃんだけは応援したくなる。
ジャンポリを見ていると、本当に筆者のように感じます。
全体のことを考えると、まいやんが言っていたように、生駒ちゃんの役割を他のメンバーも果たしていけるのかが気になります。
素敵な記事をありがとうございます
逃げ出して戻ってきたからこそ生駒は強い
勇者の資質。生駒ちゃんだけが手にできる何かがきっとある
書いてあることには文句なく同意。
ただ、大晦日にはAKBとして乃木坂メンバーのだれより先に紅白に出る。
乃木坂を広めるためにAKB兼任したはずの彼女が、
乃木坂メンバーのだれより先にAKBとして紅白に出る。
AKBの紅白と乃木坂の紅白は違うだろうに。
何を持って帰ってくるのか。
でも、これがこの世界なのか。
紅白出場おめでとう、生駒ちゃん。
同意!
加えて伝えたいのですが、
生駒ちゃんは二期生の面倒も
よくみてくれていますよね。
乃木坂の総監督に値します。
生駒ちゃんは、気がつけば「生駒ちゃん」というキャラを確立し、オンリーワンのタレントになった気がしますね。
生駒ちゃんは、今後もまっすぐに活躍していくでしょうね。
私はどちらかと言うと生駒ちゃんのことは好きではありませんでした。今もそうです。
彼女よりも魅力的なメンバーが沢山居る中で、彼女が推され続けてきたことに納得できませんでした。AKB兼任となった時も正直腹が立ちました。
しかし、彼女がAKBで活躍する中でも必ず乃木坂のために頑張ると言っていますし、それは彼女の本心なのかなと感じています。紅白だって、本当は乃木坂として出演したかったでしょう。AKBで出演拒否することなど非現実的です。来年、生駒ちゃんが乃木坂メンバーとして紅白に出て、仲間と一緒に最高の笑顔でパフォーマンスを見せてくれることを楽しみにしています。
いい記事ですね。
まさにここまで肥大した乃木坂を立派に背負って立っていると思います。
本人もまだ未熟なところは自覚しているみたいだし、乃木坂が揺れてる今、そんな人間くささがけっこう好きだったりします。
生駒を推していると、正直辛い事も多く、年中幸せな訳ではないのですが、面白いという事は楽しくおかしい事だけではないと強く感じます。何事にも正面衝突していく様が痛みや喜びを伴った感動と共に私の心に杭を打ちます。歳の締めくくりに素敵な記事をありがとうございました。
「目の前にあるものを得る代償として、何かを失っている」
これがわからず非難するだけの心無い人がなんと多いことか。
生駒の乃木坂での役割・立場は唯一なので共感を得られにくい。
こういった記事はすごく心強いです。
48グループのように劇場がないうえに、わりとおっとりしたメンバーが多いように見える乃木坂46において、個人的な知名度や人気もさることながら、生駒ちゃんとまいやんがグループの成長に大きな役割を果たしてきたであろうことは想像に難くない。興味深いのは二人ともはじめは「ヘタレなのに負けず嫌い」だったということ。このあたりはドキュメンタリー映画でわかることになるのだろうか。
生駒ちゃんはアイドル目指して成長しているように思う。アイドルとは?だけど、でも、彼女はアイドルになりたいんだと思う。そこに日々の成長が見られる現在はまだ救われるが今後のアイドルの壁・・・アイドルって何だろうか? 皆に夢を見させてくれる?輝かせてくれる?生駒の存在はどんなことなんだろうか?生駒にはアイドル目指して燃え尽きるところまで行きつくしかないのだろうか。生駒ちゃんにはアイドル以外で芸能界での暮らしは想像したくない。もう2年ほど活躍したら乃木坂を卒業して秋田に戻って普通の女性に戻って静かに暮らして欲しいと思うけど、、、、伝説となった山口百恵を思い出してしまう。
生駒は「すっぴん」か「商人」だと思います。(個性的、自分を売り込むことに秀でている)
生田→吟遊詩人(音楽性が高い)
白石→魔法剣士(総合力が高い)
西野→召喚士(どいやさんを召喚(笑))
橋本→黒魔導士(レベルが上がるとさらに大きな存在になりそう)
深川→白魔導士(癒し、回復、安心できる存在)
若月→竜騎士(なんとなく)
松村→バーサーカー(破壊力が高い)
衛藤→ナイト(総合力が高く、味方のフォローも出来る)
生駒ちゃんの活力は乃木坂の躍進そのもの!
嫌っている人達は言われもしないのにぐいぐい前に出てくるところが
嫌だという声を良く聞きます。
大半が誤解から始まる印象なんじゃないかと思っています。
この夏にのぎどこをスタートのころから通して見る機会があったので
すが、その時に色々デビューして街に売り込みで巡回する場面が多く
ありました。
その時なかなか声を出せない他メンバーに代わって生駒ちゃんが声を
かけて行きます。
生駒ちゃんにすれば何度歯痒い思いをしたのか!
チャンスを逃すくらいなら私が・・とつい先頭で話します!
すると他メンバーは生駒ちゃんが声かけてくれるから任せてしまう
というパターンができてしまいます。
ステージでトークを振られても言葉に詰まってしまうメンバーが多い
中、生駒ちゃんが話さなければ流れが止まってしまう様な場面が
多くありました。
そこが観ている人によっては他メンバーを喋らせない生駒という
印象を持たれてしまう事になってしまったのではないでしょうか?
生駒ちゃん、熱くなるとがんがん喋り始めてしまう悪い癖もあるので
なおさらそういう雰囲気になってしまったように思うのです。
ただ他人の思惑など考えず自分の信じた道に邁進して行くところが
誤解を産むのですね!!
どうすれば乃木坂の為になるのかしか考えていないのが生駒ちゃん
なんですよね
だからこそメンバーの精神的支柱になり、乃木坂の大看板を背負って
いる自覚のある娘なんだと思います。
生駒と聞いて思い出すのは6枚目選抜の時。
フロントだった星野が3列目に下がり、もう一人の生田が2列目に下がったとき生駒は苦しそうに自分の首をおさえてうずくまった。ついに来るべき時が来たとさとったのだろう。フロントは3人、自分だけが残れるわけがない。フロントは白石橋本松村だと。
名前を呼ばれたとき生駒はわき目もふらずにスタジオに歩き去った。なきそうな顔を見せたらいけないと思ったのか、その場の空気から逃げたかったのかわからないが・・そして白石がうなだれて制服のスカートに涙を落とした。あの時の生駒のスピーチは本当に心震えるものだった。言葉の端々に今の気持ちが突き刺さっているかのようだった。今まで生駒だけがセンターに選ばれてきたのを内心面白く思っていなかっただろうアンダーメンバーも彼女の心の叫びに涙を零していた。ひなちまもみさみさもろってぃもまあやも。松村と橋本の涙は美しかったなあ。そして喋り続ける生駒を白石が覚悟を決めた目で見つめていたのも忘れられない。
生駒は一番厳しい時、風当たりが一番きついところ、投げた石が頭にぶつかるようなところで乃木坂の黎明期を必死に支えていたんだよ。
生駒ちゃんを熱く応援しているコメントを見る機会って
少ないので嬉しいです。
ありがとうございます!