乃木坂46東京公演・16人のプリンシパル
今月1日より9日間に渡って開催された乃木坂46東京公演『16人のプリンシパル』。今回、その全10公演すべてを観劇したという一人のファンの方からレポートを頂いたのでここに掲載させていただきます。
今回レポートを送っていただいたのはいろはすさんです。特に編集などはなく、原文そのままになっています。
東京公演『16人のプリンシパル』レポート
順位をつけられると言う不安や緊張感の中で始まった初日公演。
どのような感じになるのか期待や不安の中私も見に行きました。
初日~中日(4日くらいまで)で感じた事は、いかに大衆向けの自己PRをするかが重要だと感じました。
中でも生田さんや高山さんの自己PRはとてもおもしろくて来ているファンを楽しませてくれ、それが投票に繋がったと思います。
高山さんが1位になった日は初めて生田さんが自己PRを変えて来ました。内容は『ドイツ語の歌を歌う』と言う自己PRでした。
今までは歌の中に自己紹介を取り入れていましたがその日は歌のみでした。
それが結果にも現れたと思います。
33人全員の特技や趣味を知るファンはなかなかいないと思います。そんな中でいかに自分をファンにアピールしていかにそのファンの心に残れるか?
1推しでなくても例え2番、3番もしかしたら16番かもしれませんが16票と言う投票数があるので自己PR次第で票数は入ります。
ダンス審査もありましたが、そこまでダンス審査が影響してるか?と言われたら私はしていないと感じました。
やはりこの公演では自己PRが大部分を占めていました。
そんな中アンダーメンバーである齋藤飛鳥さんが5位になった日から自己PRの内容が全体的にガラッと変わりました。
その日は生駒さんがマイクチェックで倒れた日でもあります。
ほとんどのメンバーが『もっと上に行きたい』『センターに立ちたい』などの思いをマイクチェックで述べていました。
次の日の自己PRでは前日に16人から落ちてしまった選抜メンバーやアンダーメンバーも思いの丈を自己PRでぶつけて来ました。
この日を境に『自己PR』が『気持ちのぶつける場所』になって来て舞台と言う設定が『乃木坂46』と言うリアルに変わった気がしました。
そして迎えた千秋楽。
各々の自己PR!
それぞれの推しではないとこの想いや気持ちは把握出来ないと思います。
もちろん推しではないファンの心にも届いたとは思いますが推しであれば感慨深い自己PRだったのではないかと思います。
ですので私はこの日の自己PRには触れる事は出来ません。
そしてアンコール!
この公演での総決算は夕方公演の千秋楽でのアンコールにあると思います!
ここにこの公演の全てが詰まっていた様に感じました。
不安や苦悩から解放され全メンバーの笑顔のステージ!
きっと各々悔しさや辛さもあったと思います。
けれどこのアンコールで見せた笑顔はこの公演の集大成であり成果、成長だったのではないでしょうか。
きっと終わってからは涙を流しているメンバーもたくさんいると思います。アンコール終わりに堪えきれずに泣いているメンバーもいました。
しかしアンコール中に涙を見せずに乗り切った事!
アイドルとしてプロとして当たり前なのかもしれませんがそれが私にはこの公演をやり遂げたメンバーの自信なんだと思います。
順位を付ける=乃木坂46の総選挙。
と言われて来ました。
綺麗に言えば『次に繋がる公演』と言われると思います。
けれど私はこの公演は乃木坂46と言う固定概念をメンバーの固定概念を崩す『乃木坂46が乃木坂46を変える』『自分で自分の殻を破る』そんな公演に見えました。
自分が現在乃木坂46でどのくらいにいるのか?
それが突き付けられた厳しい公演にもなりましたが
今はこの公演をやり遂げた全メンバーにお疲れ様と言いたいです。
(文・いろはす)
自己PRの内容が変わって「リアル」な舞台になったのは、秋元Pが来た次の日からでしょうか?
彼の感想が「もっとリアルなものを見たい」というようなものだったと記憶してるので、その意向が働いたのかなと。
それにしても全公演を観たなんて、羨ましすぎる。俺も1回でもいいから観たかった。
インタビューとかするのか!
ジャーナルっぽくていいね!
いろはすさんの文も読みやすくて良かったです。