Nogizaka Journal

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【インタビュー】乃木坂46「16人のプリンシパル」―vol.1

9月1日より、渋谷PARCOで行われた乃木坂46初の定期公演「16人のプリンシパル」。公演ごとに出演メンバーが入れ替わる、乃木坂46版の総選挙として話題を呼んだグループ初の定期公演である。
今回、乃木坂ジャーナルでは、その公演に4回足を運んだ一人のファンに話を聞かせてもらうことにした。

インタビュー=Nogizaka Journal

クソイベントだと思っていた

―――公演を4回観に行かれたということですが。

さろん66 クソイベントだと思っていたんですよ。

―――と言うと?

さろん66 アイドルがミュージカルや舞台に手を出すと、やる企画が無くて目詰まりを起こしてるって感じしかしなくって。且つ演目が「不思議の国のアリス」を主体にしているという事で、ファンタジーをベースにしているモノは逃げた脚本に陥り易い(魔法や奇跡でどうにでも話を動かせる)ので大した作品にはならないだろうな…と過剰な期待はしていませんでした。

―――多くの方が同じような不安を抱いていました。

さろん66 またポジションを会場で決めると云うことは内容を薄めないと難しいだろうとの読みもありました。更に付け加えると、名古屋/大阪Zeppツアー直後の開催だったのでZepp東京でのライブが急遽発表されるであろうと待機していましたから、内容の明かされていないミュージカル公演と云うことで少々落胆したことも手伝っています。ところが行ってみたら私の想定は全くお門違い。審査→投票→本公演の流れで進行するのですが、AKBで云うところの初期に行っていた人気アンケートや、総選挙をミックスしたようなイメージで、本公演よりも審査パートに比重が置かれていると感じました。

―――乃木坂版の総選挙ですね。

さろん66 そうですね。今回の公演は二部制になっていて、第一幕はメンバーがオーディションを受けに来るという設定で全員出演。それを観客である我々が審査員となって投票し、結果上位16名が第二幕に出演できます。

―――今回は渋谷PARCO劇場での公演でしたが、会場の雰囲気はどうでしたか?

さろん66 客席がほぼ正方形でそれほど奥行きがないので、舞台が思ったより近く感じました。458と席も少なく、ひな壇状になっているので(視認とは行かないまでも)後部座席でも生の舞台を見た手応えを感じられるサイズだと思います。リアクションから察するに、リピーター3割。残り7割は初回観覧と云う印象を受けました。

平等に与えられたアピールの機会

―――公演の流れはどうでした?

さろん66 審査パートが本公演に対するオマケでなく、それ自体が1つの舞台と云っていい位比重が置かれています。選抜メンバー発表と、順位発表の二段階に別れているのも良かった。選抜されたことでメンバーも客も一度は喜べますから。本公演はセリフも少なく、ほぼライブを見に来ているような構成。ただ既成楽曲の大半がアレンジされているのでとても新鮮でした。生歌が美しくて驚きましたね。

―――ミュージカル風と謳っていましたよね。

さろん66 審査パートでは、乃木坂/AKB楽曲をミュージカル風にアレンジ(具体的にはピアノとボーカルだけの編成)したものが歌われます。CD音源ではそれほどピンと感じていなかった楽曲が息を吹き返したように思えました。それこそCD音源は仮の姿だったのではないかと疑うほどです。

―――オーディションらしくダンス審査もありました。

さろん66 ダンス審査はグループごとに分かれて10人ずつ見せて行くのですが、8小節ほど踊ったら直ぐ入れ変わる為、初見で全てをしっかり見ることは難しく推しに目が行きがち。人気投票に陥りやすくなると感じたので配布された投票用紙に各メンバーの様子をメモし、誰に投票するべきか探りながら鑑賞していました。

―――外では一発芸大会など揶揄する人もいました。

さろん66 そうですね。グループで行うダンス審査ではアピールがしづらいゆえ、個別審査となる自己PRで笑いをとれるタイプのメンバーが優利であった事は否定できません。ほぼ第二幕に出演できなかった(注:3回選出)市來玲奈や、1度の選出に終った星野みなみ等は自己PRで苦しんだメンバーだったので、選抜シングル圏外メンバーが自己PRで評価されるなどして食い下がってこれたのは、そのお陰でも有ります。スキルが高いメンバーに投票するだけでなく、応援したくなったメンバーに投票する性質も有る訳で、歌がダメならトークで、トークがダメなら演技で。どこかしらで自分をアピールして票を入れて貰えば良い訳で、そういう意味では平等なのでは無いかと云う気もしています。

積み重ねるほどドラマが生まれる

―――4回も行くと変わったことなどありました?

さろん66 観客の空気やノリが毎回違って驚きました。4公演目はすごく盛り上がったのに対して、5公演目は全然だったりとか。

―――そんなにですか(笑)

さろん66 桜井玲香も「今日が一番盛り上がった」と言ってたくらい4公演目は客が沸いていた。5公演目は「私が拍手しなければこのまま誰もしないのでは…。」と不安になるほど反応が鈍かったんです。「舞台は生もの」とは云え、ここまで差があるのは経験が無いです。

―――他にありますか?

さろん66 第二幕が終わった後にアンコールが入るんですが、4日は「乃木坂コール」だったのに対して、5日は「アンコール」だったりとか。

―――ここも観客によって変わるんですね。

さろん66 大人しい客が多かったのか、なかなかアンコールが起こらなくて冷や汗をかく日もありました。かと思えば「おいでシャンプー」のイントロで “うりゃおい” が入る回も有って驚きました。乃木坂Liveは久々だったのですが、最近はこれが主流になってきてるんでしょうか?

―――それにしても、さすがに短期間で4回は飽きません?

さろん66 3回目観劇となる6公演目は、さすがに飽きるだろうと思いました。

―――違ったんですね。

さろん66 いつ、どこで、どんなメンバーが何をしでかすか分からないので。それに、回を重ねるごとにドラマが積まれてゆくんです。

生田と高山だけは別格

―――今回の公演で総合して特に良かったメンバーはいますか?

さろん66 生田絵梨花と高山一実。二人の歌は特に上手く、抜きん出ていました。人気面で他の上位陣に多少劣る高山が、2位をキープし続けたのはこの差だと思いました。

―――生田のトップ独走を二度も阻止したのは高山だけでした。

さろん66 メンバーが客席に降りて歌うシーンがあるのですが、誰か一人の声だけやたら聞こえるんです。てっきり私の目の前50cmの所で歌っているメンバーだと思ったがそうでも無い。一人ずつリップを確認したら遠くで歌っている高山でした。彼女は上手に居るのに下手に座っている私の所まで届くんです。高山と私の間で何人ものメンバーが歌っているのに。歌が良いのは分かったから、もうさすがに6公演目では選ぶまいとしたら、自己PRで新ネタを入れられてしまい……。

―――投票してしまったんですね(笑)

さろん66 飽きない工夫をしてくる加減やタイミングが上手いんです。千秋楽でも基本路線は変えずに細かいところに磨きをかけてきた。「乃木どこ」で「高山の後は誰もPRをやりたがらない」と云われていましたが、ステージを重ね乍ら自身のマイナス点を見抜いて補足してくるセルフプロデュース能力が高いのではと感じました。生田/高山/白石らに新ネタを入れられたら圏外メンバーはかなりきついですよね。

―――生田についてはどうですか?

さろん66 私は生田3連続首位の後からの観劇だったので(せっかくなら選抜CD圏外の子にも入れて上げたいと云う気持ちも手伝って)生田には投票しない方が良いのでは? と思っていました。それでもどうしても生田に目が行ってしまった。歌/ダンス/演技/見せ方……全部良いですね。

―――それが全9回の公演で6度センターを勝ち取った理由ですか。

さろん66 だと思います。後半日程のどこかで「客席とコールのやりとりをしないと話が先に進まない」と云う演出を自己PRに織り込んで来まして、まだ手持ちの弾が切れてないのかと驚きました。こちらには16人に投票する権利があるんですが、実際16人を選び出すのは(日によりますが)ちょっと難しいんです。発表された得票数を見ても16票使い切ってない人が多く、13人くらいにマルを付けた段階で手が止まってしまう。そんな時残った投票枠を見ると「(意図的に外してはみたものの)生ちゃんに入れよう」って気になってしまう。投票しないようにしているのに投票せざるを得なかった。千秋楽に二回連続センターなんて面白みに欠けるとも云われてましたが、それを覆すだけの実力があるので納得せざるを得ないですね。

―――私が見た限りでも圧倒的でした。

さろん66 センターを告げられて喝采を浴びながら会場を嘗め回す生田の姿は、主役を張るに値する存在に思えました。

安藤美雲は今回最も株を上げたアンダー

―――他に気になったメンバーはいますか?

さろん66 安藤美雲です。自己PRは(4公演目まではアイウエオ順で行われて居た為)常にトップバッターという不利な立場でしたが、毎回ネタを変えて攻めてくる姿勢、一定のクオリティを維持した構成力が凄かったです。「それでは自己PRの準備してください」とアナウンスが入ると、一人舞台袖に掃けて画用紙やら何やらいっぱい抱えて出て来るんですよ。

―――リピーターも意識できているのはいいですね。

さろん66 アイウエオ順からランダム発表に変更されたのも追い風だったでしょうが、尻上がりに調子を上げて来て6公演目で初選出、トータル3度選出されました。今回最も株を上げたアンダーだと思います。パフォーマンスで印象が薄いのが今後の課題だと思いましたが、彼女のパフォーマンスが良いとのレポも見かけたので私の目が行き届かなかったのかも知れません。

―――では、パフォーマンスで印象に残ったメンバーは?

さろん66 能條愛未/中元日芽香/若月佑美です。能條はダンス審査で目が行ってしまうメンバーの一人でした。反面自己PRで苦労していて、トーク中心で組み立てるよりもダンスを見せるような構成を立てた方が良かったのでは無いか? と云う気もしました。それでも千秋楽で松村沙友理がさんざん笑いを取った後で、それを上回って会場を爆笑させたのはさすがでした。

―――能條も第二幕には二度出演していますね。

さろん66 更には2度次点者(つまり17位)として発表されています。次点者はコメントをする機会を与えられるのですが、これは翌公演への大きな自身に繋がると思うので気分的にプラスになったと思います。選出は2度ですが次点も含めると、4度選出同等と思ってもいいのかなと。日程が進むにつれてどんどんパフォーマンスが良くなって行ったのも覚えています。

―――中元についてですが。

さろん66 完全に誤解していました。

―――と言うと?

さろん66 「ひめたんびーむ」に代表されるようブリっ子キャラのメンバーだったのと、アクターズ/SPLASH時代をよく知らなかったのとで、その手が苦手な私は敬遠していたのですが、密かな実力者でした。表情に緩急も付けていましたし、ダンス審査のとある振り付けに関しては中元が傑出していました。自己PRではカエルの人形を踏みつける(アクシデント?演出?)でメンバーと会場を騒然とさせるなど、場内を動かす空気を持っているのは強み。いつの間にかだんだん好きになっていました。途中参加の中元が初登場でいきなり11位に選出されたのもカッコ良かった。その後選出が続かなかったのは本人も悔しかったのではないでしょうか。

―――思わぬ魅力に気付くのも公演ならではですね(笑)。続いて若月について聞かせてもらえますか。

さろん66 ステージを俯瞰で眺めて「あの辺から(オーラのような)何かが出てるな」と思って確認したら若月だった、と云うケースが多いんです。ダンスだろうと後列で待機している時だろうと、”オーディションに参加している人物”を表現する事に心を砕いていた気がします。声の調子が悪いメンバーが何人か居ましたが「今日は声が枯れていてすみません」と謝って終わってしまうメンバーが多い中、「今日はオカマのトランプがいると思って下さい」と笑いに変えるなど一枚乗せてくる力も有ります(これは後に他のメンバーが真似をして取り入れていた)。 休憩時間シーンで宮澤成良がソロダンスを披露するのですが、ただ座っているメンバーが多い中「宮澤のダンスを羨望の眼差しで見守る」演技を追加して来たのは若月/高山/中田くらいだったかと思います。ただ、真面目演説主体のPRなので出来不出来に波があって。

―――そこが上位に安定できなかった要因ですか。

さろん66 かも知れません。

―――(休憩時間シーンと云うのは)生田がピアノを演奏していたシーンですね。

さろん66 そうです。ここでソロパフォーマンスを与えられた宮澤は他メンに比べて優利な筈なのですが、一度の選出で終ってしまったのは何か大きな原因が有るのでは無いかと思いました。いつかの公演で自己PRが良くて投票しようとマルを付けていたのですが「蕾たち」で客席に降りてパフォーマンスをし壇上へ戻る際、気の弛みのような者を背中に感じてしまって…..投票する気を失くしてしまいました。もの凄く悪い訳でもなくダンスという武器も有るのにもの凄く良い印象も無いので、なかなか難しいメンバーなのかなあ….と。

―――若月は表情などダンス審査での表現が上手いと評判でした。

さろん66 6公演目に同行した知人は若月のことが嫌いだったのに、公演を終えたら「若月が凄くよかった。表現が上手い」と賞賛していました。第二幕全出演を達成出来たのは9人。その中に若月は入っている訳ですから(3rd Sgで選抜入りしたとは云え) 運営の扱いが見直される事を望みました。実際公演後の4th Sgで選抜されたのはパルコ公演の影響だったのでしょうか。同様に第二幕全出演を達成した中田が4th Sgで選抜から落ちたので「パルコ公演の結果はシングル選抜とは全く関係がない」という話題もネットでされていたようですが……。

―――他に気になるメンバーは居ましたか?

さろん66 「私は歌もダンスも下手で….」云々とネガティブ自己PRが多い中、大和里菜がポジティブな姿勢でセンター宣言していたのは印象的でした。また井上小百合は決めポーズの美しさが際立っていました。

多くのメンバーの課題となった自己PR

―――不満というか、気になったことは何かありますか?

さろん66 星野みなみですかね。5公演目でようやく17位となりマイクを渡されたものの、次点者としてのコメントは内容のない口籠ったもので、そりゃ投票されないよね? と念押しさせただけのように思えてなりませんでした。それを弾みに翌公演から何か変わるかと期待したら「明日テストなのに3時間しか勉強していなくて不安」と、一体何しにオーディションを受けに来ているのか疑う内容。一度、アクシデントが効を奏してウケると云う場面が有ったのですが、それを翌公演で繰り返すというのにもちょっと呆れました。

―――緊張で飛んでいたのかと思いきや、ミスをする設定で毎回臨んでいたんですね。

さろん66 そうなんです。このケースは星野以外にも何人か見受けられました。たまたま噛んでウケたからと云って、それをわざとやるのは違うのではないかと。

―――なるほど。

さろん66 後は、毎回同じ内容でPRしているメンバーが不思議でした。第二幕にあまり出られなかったメンバーは、もっと大きく舵を切っても良かったのではないでしょうか? 内容を濃くしてゆくメンバーとの差がどんどん開いていく一方に見えました。

―――象徴的なメンバーは。

さろん66 市來が落ち続けてなお同じ内容で攻めることに驚きました。斉藤(優)も初めて見ると面白いんですが、ブラッシュアップがないからリピーターは飽きてしまう。伊藤(万)/川村はパフォーマンスは良いのに自己PRが惜しい。ちょっと変えるだけで凄く良くなりそうなのに……。自分で自分を見つけるのは難しいのだなと感じました。川後陽菜/畠中清羅/斎藤ちはるのPRは申し訳ないが全く良いと思えなかったんですが、それでも千秋楽にはいくらか良くなっていました。本来ならそのレベルでスタートして千秋楽に向けてグレードを上げていくのが理想だったのでは、と思うのですが。

―――そこで成功させたのが安藤。

さろん66 そうですね。齋藤飛鳥は手ごたえを掴んだのか徐々に見せ方が上手くなっていた。西野七瀬は手を加えては来るんですが、変えてはイケナイ所を変えていたり変え過ぎて面白くなくなっていたり。桜井は自己PRで無言のままダンス披露し会場の温度を下げていましたが、翌日は音楽を口ずさみながらのダンスに変更し修正を加えて来た。但しトークが生徒会長の弁論大会状態。パフォーマンス力と自己PRのバランス、自己PRを自身でテコ入れする事の難しさが伝わって来ました。白石麻衣/橋本奈々未らはこのクラスのメンバーにしては普通と云う感じだったので(人気票=悪、という事でない事をお断りしつつ)人気票と判断しました。とは言え、白石の「いつかは1位獲得」宣言をした翌日に即実現させたのは名場面の一つですし、女王様役は凄くハマっていました。

―――白石といえば、今回生田の完封を阻止したもう一人ですね。

さろん66 白石がパフォーマンスと自己PRを補強出来ていれば、生田/高山と三つ巴で首位を争う形が出来るのでもっと面白かったかも知れません。

―――橋本についてお願いします。

さろん66 橋本は「やることを考えてきていない」と語り始めるのですが、流石にそれは少々やる気を疑ってしまいます。頭のいい彼女の事なので、ネガティヴな導入から終盤でプラスに転じる構成を狙ったのでしょうが、そこから盛り返すのは並大抵の技量が無いと難しいのではないかと。6公演目で「水彩絵の具は重ねると混じるけど、油絵の具は重ねても混じらず深みが出る、自分もそういう風に」との演説は素晴らしかったですが、策を練り過ぎて上手く話が回らないPRが多かった気がします。千秋楽では(自身も述懐して猛反して居たように)話が右往左往して破綻していたにも関わらず過去最高の2位だったので、握手人気などの地力の影響が強いことを実感しました。

―――地力の影響を考えると松村の不安定さが目立ちましたね。

さろん66 松村は「私は何も出来ないのに投票で選出されるのが怖い」と泣き出した日も有りましたが、千秋楽には吹っ切れたのか良い表情をしていました。彼女の話術は緊張感漂う場内では安堵をもたらす効果がある反面、ふざけているように見えてしまう時もある。特有のキャラの出し引きのバランスコントロールが出来るともっと強くなると感じました。秋元康が「もっと自分を出しなさい」との感想を出したようですが、それが普通に出来ていたのは松村だったかと思います。

―――公演全体に関しては何かありますか?

さろん66 残念だったのは、千秋楽に何か大きなドラマがあると期待してたけれど、そうでもなかったですね。過剰にドラマ”だけ”を期待するのも違うんでしょうけど……。

今後への期待

―――率直に言って今回の公演はどうでしたか?

さろん66 楽しい公演でした。AKBの総選挙ですと投票した人全員が会場に居るとは限らない訳ですが、『16人のプリンシパル』に関しては実際投票した人だけがその場に居る訳で、アンダーメンバーが選出された時の歓声の大きさや一体感は、他では味わえないものでした。

―――今回の公演を通して今後への期待もいくらか持てたと思うのですが。

さろん66 これまで乃木坂46は「Liveで盛り上がる」というのが難しい楽曲が多く、”ビジュアルと握手対応だけが良いグループ” の性格が強いと感じていました。ところが生で十分歌えるし、楽曲もアレンジやストーリーへの織り込み方/演出次第で磨く事が出来る。48グループとは違った戦術を用いれば戦っていけるのではないか? と期待を持たせてくれた公演だったと思います。

筆者プロフィール

管狐
乃木坂46に関する情報発信の場として、2012年に当サイトを開設・運営。ライターとしてはビジネス・エンタメ・スポーツを中心に寄稿も。ご依頼はコンタクトの専用フォームよりお問い合わせください。情報提供・取材案内もお待ちしております。

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