乃木坂46デイリーコラム 第21回「井上小百合の溢れる情熱」
井上小百合は乃木坂46の1期生であり、上品、清楚という表現が似合う20歳である。10thシングル「何度目の青空か?」のカップリング曲「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」ではアンダーのセンターを務めている。
井上の第一印象としては、端正な顔立ちを持つが性格は大人しめで、あまり前に出ることを望まないタイプであると感じられるかもしれない。福祉施設で働きたいと思っていた、という話からも、優しく穏やかな性格をイメージさせる。
テレビ東京系「乃木坂って、どこ?」(4月終了)、「乃木坂工事中」では、乃木坂46のシングル選抜発表の模様が伝えられているが、井上は初期6作品は毎回選抜メンバーに選ばれていた。しかし、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」の発表では、「悔しいです。私はもっと上を目指したかったです」と福神入りできなかった悔しさを露わにしている。高みを目指すからこその発言であることはもちろん、初期イベントを通じてトップクラスの人気を得ているという自負があったのだろう。その後も「また落ちました」「努力が足りなかった」「応援して下さる皆さんに申し訳ない」と悔し涙を流しているが、いずれも協調性に富んだ普段の井上からは想像できないものであった。
しかし、6thシングル「ガールズルール」の発表時には変化が見られ、「私らしく頑張ろうと思います」と笑顔を見せ、謙虚に喜びを表現した。7thシングル「バレッタ」で初めて選抜に入れなかった時は、「逆に視界が広がり、希望が見えた」と話している。
井上は、当初はみんなを笑顔するためにグループの頂点に立ちたい、福神に入ることが「正義」だと思っていたという。歌とダンスは誰にも負けたくないと必死に毎日を過ごし、熱があってもレッスンに行くほどであった。その後グループでの自分の役割を理解できるようになり、ポジションにとらわれず、自分のやることをやろうという考えに辿り着いたと話す。
今の井上は大人になったのだろうか。それとも選抜のセンターは夢のまた夢だとあきらめたのだろうか。私はそのどちらでもないと感じている。それはステージで見せる彼女の表情を見れば一目で分かることだ。上を目指し努力を続ける井上の情熱は一時も消えたことはない。
井上は「NOGIBINGO!4」#8の妄想リクエストにて、初めて一人で挑戦したシチュエーションで膝枕を披露し第1位となるなど、女性的な面でも抜群の評価を得ている。穏やかな優しさに情熱が加わり、その魅力はさらに輝きを増している。今後も更に進化していく井上を応援したい。
1番良いタイミングでアンダーセンターを経験して、一回り二回りたくましくなったように見える。ブログでも、乃木坂46の頂点に立つっていう目標だって微塵もあきらめてない。 不完全燃焼では絶対に終わらない。
紅白に向けて勝負をかけている今回のシングルに選ばれたことで道は見えてきたはず。
サユリストとして、これからの躍進を祈るよ。
井上小百合さんの星座である「射手座」は情熱家であり、『目標』を持ち、その目標へ突き進む星座です。^^
目標達成へがんばれさゆ!