Nogizaka Journal

坂道シリーズ:乃木坂46/欅坂46のエンタメニュースサイト

乃木坂46が過去最多18万人を動員した「真夏の全国ツアー2016」に幕、11月に16thシングル発売も決定

jingu2016-day3-photo01客席に向かって水鉄砲を打つメンバー(左から白石麻衣、生田絵梨花、西野七瀬、橋本奈々未)。

 乃木坂46が全国6都市16公演で過去最多の約18万人を動員した「乃木坂46 真夏の全国ツアー2016」が、東京・明治神宮野球場で8月28日から30日まで3日間にわたり開催された“4th Year Birthday Live”の完走をもって幕を下ろした。

 3年連続となる神宮球場でのツアーファイナルは年々日数が増え、今年は初の3DAYSを開催。強大な勢力が観測された台風10号の接近により開催が危ぶまれていた中、会場不足に悩まされる「2016年問題」で2月から延期となっていた1年に1度の全曲披露ライブを敢行し、3公演で計10万5千人を動員した。天候に恵まれた最終日は10thシングル「何度目の青空か?」から最新の15thシングル「裸足でSummer」までの全収録曲を含む44曲が披露され、これまで発表してきた全112曲を3日間ですべて披露した。

 前日までの雨を乗り切った乃木坂46を称えるように、最終日の開演前には雲の隙間から青空が覗き、空にかかった虹が球場に集まった人々を出迎えた。「生生星(いくいほし)」こと、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみの初代フロントメンバー3人が担当した影ナレでも、無事に開演が迎えられることをファンと一緒に喜んだ。カウントダウンを経て上映されたVTRには2日目公演終了後の生田絵梨花と西野七瀬が出演し、雨と共闘した2日間を映像で振り返るとともに、フィナーレに向けて「出し切る」と意気込んだ。

jingu2016-day3-photo10「何度目の青空か?」(左から白石麻衣、堀未央奈、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみ)

 そんな最終日のオープニングナンバーを飾ったのは、この幕開けをドラマチックに演出するかのような「何度目の青空か?」。この曲で選抜初センターを務めた生田絵梨花が1人でステージ上に立ち、「最終日、盛り上がっていくぞー!!」と威勢よく煽って盛り上げると、続く「転がった鐘を鳴らせ!」ではメンバーたちが水鉄砲を手に花道を歩き、多くのファンを笑顔に。センターステージで披露された「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」では会場の雰囲気がガラリと変わり、センターの井上小百合を中心に、連日の雨による疲労感を微塵も感じさせない鬼気迫るパフォーマンスで3万5千人のオーディエンスを魅了した。

jingu2016-day3-photo09「ごめんね ずっと・・・」を歌う西野七瀬。

 西野七瀬をフィーチャーしたVTRから西野のソロ曲「ごめんね ずっと・・・」へと流れ、11thシングルパートが幕を開ける。12星座を英語でリズミカルに歌い上げるフレーズが印象的な「あらかじめ語られるロマンス」は、会場が一体となって星座パートを合唱し大盛り上がり。前回のバースデーライブまで研究生だった寺田蘭世ら2期生6人による「ボーダー」では、神宮の大観衆を前に堂々たるパフォーマンスを披露し喝采を浴びた。そして、乃木坂46史上最もハードなダンスパフォーマンス曲とされる「命は美しい」は綺麗に揃ったフォーメンションダンスと火柱が上がる演出が炸裂し、会場を熱気で包む。ラストの中元日芽香センター曲「君は僕と会わないほうがよかったのかな」では、中元の応援カラーであるピンク色のペンライトの光が会場を埋め尽くした。

jingu2016-day3-photo07「太陽ノック」で花道を駆ける乃木坂46。

 昨夏リリースされた12thシングルの楽曲と当時の出来事を振り返るVTRでは、最後に齋藤飛鳥と星野みなみをピックアップして紹介。その二人がセーラー服姿でステージに現れ、「制服を脱いでサヨナラを」を披露すると、トロッコに乗りファンと至近距離になる演出で会場を沸かせた。入れ替わるように登場した「からあげ姉妹」(生田絵梨花と松村沙友理)が「無表情」を歌うと、二人が作った合いの手動画に倣って、「からあげ YEAH!」などの掛け声が会場に響き渡った。生駒里奈がセンターを務めた夏曲「太陽ノック」では、昨年の神宮ライブを思い起こさせるような生駒の「神宮〜!思いっきりかっ飛ばしていくぞー!!」という雄叫びから勢いよくスタート。夏らしいアッパーチューンで同パート一番の盛り上がりを見せた。

 13thシングルパートでは、昨年7月に公開された映画「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」をVTRで回想。この年、紅白初出場という目標を掲げた乃木坂46が、一年の集大成を白石麻衣と西野七瀬に託したグループ史上初のダブルセンターシングルという紹介から、表題曲の「今、話したい誰かがいる」を披露した。高速スキャットで話題になったEDMテイストの「ポピパッパパー」ではサビの入りに合わせて音玉など特効を使用し、華麗なダンスシーンとともに迫力あるステージを演出する。まるでフェスに居るかのように熱気を帯びた会場は、続く「嫉妬の権利」が始まるや次第にペンライトの光で真っ赤に染まっていった。直後のMCでは、同パートで「大人への近道」を披露したユニット「サンクエトワール」のメンバーが2曲目への希望を口にし、ユニット活動の再開を呼びかけた。

 続く14thシングルは、今年6月に卒業した深川麻衣のラストシングル。同パートのVTRでは深川の最終握手会や卒業コンサートの模様が紹介された後、あまり表立って夢や目標を口にしないというメンバーたちの姿を捉え、それは想像以上の場所に行ってみたいから、と解説。そんなメンバーたちが「雑誌の表紙を全部乃木坂46で飾りたい」(高山一実)、「乃木坂というブランドにしたい」(白石麻衣)、「海外でライブをしたい」(生田絵梨花)、「テレビをつけたらいつでも誰かが出ているようなグループ」(齋藤飛鳥)、「CDの売上が増え続けてほしい」(秋元真夏)、「紅白に毎年出たい」(西野七瀬)と次々に秘めた想いを明かし、躍進を続ける乃木坂46について「頂上はもっと先」というナレーションで締めくくられた。

 そうして1曲目に放たれたのは、深川麻衣が最初で最後のセンターを務めた表題曲「ハルジオンが咲く頃」。注目されていたそのポジションには、誰よりも深川を慕い、デビュー初期にファンが形容した「聖母」という呼び名を広めた立役者、川後陽菜が抜擢され、ファンからは過去一番大きな「川後ー!」という熱い声援が飛んだ。さらに、この曲を盛り上げるように、アリーナを黄色、スタンドを白のペンライトの光が包み込み、会場全体で一輪の巨大なハルジオンが表現された。その後も楽曲披露は続き、メンバー自らミュージックビデオを手がけたことでも話題になった「遥かなるブータン」では、アジアンテイストの衣装に身を包むなどMVの世界観を再現。西野七瀬のソロ曲「釣り堀」は、西野が立つステージの一部がスコアボードほどの高さまで上昇し、後方の大型ビジョンによって西野が大きな光に包まれるような演出でファンを驚かせた。深川麻衣のソロ曲「強がる蕾」は、深川の応援カラーである緑色のペンライトの光が会場一面に広がる中、メンバー全員による合唱バージョンという形で披露され感動を誘った。

jingu2016-day3-photo05生田絵梨花(左)とゲストパフォーマンスを行った坂元健児(右)

 ライブも終盤に差し掛かった15thシングルパートは、多彩なソロ・ユニット曲を続けざまに披露していく。生田絵梨花のソロ曲「命の真実 ミュージカル『林檎売りとカメムシ』」には、楽曲及びMV制作にゲストパフォーマーとして参加したミュージカル俳優・坂元健児が登場し、生田とともにその世界観を神宮のステージで再現。歌い終えると会場から大きな拍手が送られ、坂元健児も仮面を取って歓声に応えた。

 白石麻衣の初ソロ曲「オフショアガール」では、白石が「みなさん、一緒にタオル回しましょうー!」と呼びかけ、楽曲が持つ開放感と爽やかさも相乗して一気にヒートアップ。続いて登場した伊藤万理華と井上小百合による「行くあてのない僕たち」は、赤と青の対象的なワンピースをまとった二人が、盟友ならではの息の合ったパフォーマンスでその世界観をステージ上に作り上げていく。さらに樋口日奈が初センターを務めた「シークレットグラフィティー」では、直前のMCで練習した「リンダ!」「WOW WOW WOW」の掛け声が揃うだけでなく、MVの世界から飛び出してきたように、さながら神宮のヒロインのような存在感を放つ樋口への歓声が沸き起こった。

jingu2016-day3-photo11「裸足でSummer」

 そして、今年のバースデーライブ最終楽曲として披露されたのは、この夏を牽引した最新曲「裸足でSummer」。デビュー当時、選抜の3列目から始まり、アンダーメンバーも経験するなど、決して最初から代表的なメンバーではなかった齋藤飛鳥が、選抜のセンターに上り詰めるまでの道のりをVTRで振り返り、最高潮の雰囲気で楽曲がスタート。この曲で3日連続となる460発の花火が打ち上げられ、パフォーマンス中から目を潤ませていた齋藤飛鳥も「神宮ー!最高……」と思わず感極まって涙した。

 アンコール後は、白石麻衣が「まだまだ盛り上げれるよね~!神宮!」と呼びかけ、「夏のFree&Easy」「ガールズルール」と夏曲をノンストップで披露。フロートやトロッコ、カラーボールを投げる演出で大盛り上がりとなった。さらにMCでは、外野席にCDの特大ジャケットと並べて設置された乃木坂46のロゴマーク周りの照明が点滅し、11月9日(水)に16枚目のシングルが発売されることが発表された。

 いよいよアンコールもラストとなり、休養明けの桜井玲香も「名残惜しいよね」としながら「乃木坂といえばこの曲ですよね!」と会場を煽り、数々のライブのラストを飾ってきた「乃木坂の詩」が流れる。手に紫色のペンライトを持ったメンバーとファンが共に踊り、大合唱が起こるこの曲で感動の余韻に浸る中、メンバーはステージから下がっていった。

 ライブはここで終演と思われたが、ダブルアンコールに応えて再登場したメンバー全員で「おいでシャンプー」を披露。最後は桜井の「みなさん、本当に本当にありがとうございました!」という挨拶と共に、乃木坂46の“ひと夏”が幕を閉じた。

 当初は台風の影響で、公演自体が中止になる可能性もあった今年のバースデーライブ。時に雨と闘い、時に雨を味方につけ、ついには大団円を迎えたこの3日間は、結成5年の歴史の中で数ある伝説のライブの1つとして語り継がれていくに違いない。

jingu2016-day3-photo12一列に並んで終演の挨拶をする乃木坂46。

神宮球場Day3〈セットリスト〉

影アナ:生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみ

M00.OVERTURE
– VTR –
< 10thシングル >
M01.何度目の青空か?
M02.転がった鐘を鳴らせ!
– MC –
M03.遠回りの愛情
M04.私、起きる。
M05.Tender days
M06.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
– VTR –
< 11thシングル >
M07.ごめんね ずっと・・・
M08.立ち直り中
M09.あらかじめ語られるロマンス
M10.ボーダー
M11.命は美しい
M12.君は僕と会わない方がよかったのかな
– VTR –
M13.200ギガあげちゃう(未収録)
– MC&VTR –
< 12thシングル >
M14.制服を脱いでサヨナラを
M15.無表情
M16.魚たちのLOVE SONG
M17.もう少しの夢
M18.太陽ノック
M19.羽根の記憶
M20.別れ際、もっと好きになる
– VTR –
< 13thシングル >
M21.今、話したい誰かがいる
M22.悲しみの忘れ方
M23.隙間
M24.大人への近道
M25.ポピパッパパー
M26.嫉妬の権利
– MC&VTR –
< 14thシングル >
M27.ハルジオンが咲く頃
M28.憂鬱と風船ガム
M29.不等号
M30.遥かなるブータン
M31.急斜面
M32.釣り堀
M33.強がる蕾
– MC&VTR –
< 15thシングル >
M34.命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」
M35.白米様
M36.オフショアガール
M37.行くあてのない僕たち
M38.僕だけの光
M39.シークレットグラフィティー
M40.裸足でSummer

〈アンコール〉
EN1.夏のFree&Easy
EN2.ガールズルール
– MC –
EN3.乃木坂の詩
WEN.おいでシャンプー

フォトギャラリー

jingu2016-day3-photo08ウォータージェットで水を振りまく桜井玲香

jingu2016-day3-photo02「白米様」を披露するさゆりんご軍団(左から寺田蘭世、伊藤かりん、松村沙友理、佐々木琴子)

jingu2016-day3-photo06「シークレットグラフィティー」では振り返った樋口日奈に女性ファンの黄色い声も飛んだ。

jingu2016-day3-photo03「裸足でSummer」では3夜連続となる打ち上げ花火が行われた。

jingu2016-day3-photo04「乃木坂の詩」では会場全体が一体になって踊り、歌う。会場中が紫色のペンライトで満たされる様は壮観。

(資料提供/ソニー・ミュージックレーベルズ)

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