乃木坂46の伊藤かりんが29日、東京・将棋会館にて、日本将棋連盟より棋力1級の認定状を受領した。
マイナビ将棋情報局によれば、伊藤は本日、連盟常務理事の中川大輔八段と四枚落ち(飛車・角行・香車落ち)で対局。序盤から終盤まで、手堅い指し回しを続け、中川八段、立ち会った戸辺誠六段ともに1級の実力は十分にあると判断し、授与に至ったという。
将棋情報番組「将棋フォーカス」(NHK Eテレ)の総合司会も務める伊藤は、雑誌「将棋世界」にて、戸辺六段指導のもと、初段を目指す「かりんの将棋上り坂↑」を2014年12月より連載中。毎月さまざまなテーマで棋力向上を図り、活動の合間をぬって、宿題にも取り組んでいる。先月、連載2年目に入り、2月3日発売の3月号(表紙・山崎隆之八段)では四枚落ちの講義を受けた。今回の中川八段との対局の様子は3月3日発売の4月号に詳しく掲載される。
また、明日、幕張メッセで開催される「闘会議2016」では、伊藤と加藤一二三九段とのスペシャル対局が行われる。対局の模様はニコニコ生放送でも中継されるので、この機会をぜひお見逃しなく。
*中村太地六段は、NHK「将棋フォーカス」で山崎隆之八段と交替で司会を担当。伊藤裕一郎さんは同番組ナレーター。
がんばれー!かりん↑