Nogizaka Journal

乃木坂46を中心としたエンタメニュースサイト

乃木坂46 11thシングル「命は美しい」収録楽曲のクレジットが公開

life-jacketa乃木坂46「命は美しい」

 乃木坂46が明日3月18日に発売する11thシングル「命は美しい」の収録楽曲のクレジットが公開された。本作ではAkira Sunsetさん、TATOOさん、中土智博さんといった、乃木坂46作品に比較的多く携わるクリエイターに加えて、福田貴史さんらが初参加。全6曲の作詞はすべて秋元康さんによる。

『命は美しい』

 西野七瀬がセンターポジションを務める表題曲『命は美しい』は、三代目J Soul Brothers、Flower、東京女子流といったグループに楽曲提供を行う音楽プロデューサー、Hiroki Sagawaさんが作曲・編曲を担当。乃木坂46には過去に一度、『初恋の人を今でも』(7thシングル「バレッタ」Type-C収録曲)を提供している。今回は同曲以上にピアノの旋律がフィーチャーされ、EDMテイストが感じられるダンスチューンに仕上がっている。

 2月初めに極寒の河口湖ステラシアターで2日かけて撮影されたミュージックビデオは、修二と彰『青春アミーゴ』などを手がける映像作家・井上強さんが初監督。歌詞はここ最近の乃木坂楽曲に多く見られる“命”をテーマにした内容になっており、秋元康さんはぎりぎりまで推敲に推敲を重ねて書き下ろしたそう。

https://www.youtube.com/watch?v=_zBPAdwspfA

『あらかじめ語られるロマンス』

 本作の全タイプに共通で収録されるカップリング曲『あらかじめ語られるロマンス』は、河田総一郎さんと佐々木望さんから成る二人組音楽ユニット・Soulife(ソウライフ)が作曲・編曲を担当。Soulifeは遊助やFlowerにも楽曲提供を行っており、乃木坂46には『孤独兄弟』(8thシングル「気づいたら片想い」Type-B収録曲)と『Tender days』(10thシングル「何度目の青空か?」通常盤収録曲)の2曲を提供。本作ではSoichiroK、Nozomu.Sと名義を分けてクレジットされている。

 楽曲は12星座を英語でリズミカルに歌いあげるフレーズが印象的なポップチューン。生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、齋藤飛鳥、星野みなみ、堀未央奈の6人によるユニット曲で、齋藤飛鳥と星野みなみがWセンターを務める。この曲と後述の『ボーダー』の2曲については、ミュージックビデオが制作されていない。

『立ち直り中』

 タイプA収録のカップリング曲『立ち直り中』は、福田貴史さんが作曲、TATOOさんが編曲を担当した。福田さんは乃木坂46楽曲初参加で、過去にはJUJU『ただいま』やSKE48『美しい稲妻』などの作曲を手がけている。以前から乃木坂46楽曲のアレンジを手がけているTATOOさんは、これまでに『おいでシャンプー』『涙がまだ悲しみだった頃』『人間という楽器』『吐息のメソッド』の4曲で編曲に携わった。

 紡績工場で働く女性達のヒューマンドラマを描いたノスタルジックなミュージックビデオは、乃木坂46の『無口なライオン』『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』や特典映像も多数手がける映画監督・湯浅弘章さんが担当。芸能界を目指す白石麻衣と人見知りの橋本奈々未が中心となったストーリーは、どことなく幻想的な世界観もあるという。センターの白石麻衣を始め、秋元真夏、衛藤美彩、高山一実、橋本奈々未、深川麻衣、松村沙友理のお姉さんメンバー7人が歌うミディアムバラード。

『ごめんね ずっと…』

 タイプB収録のカップリング曲『ごめんね ずっと…』は、山田智和さんが作曲、住谷翔平さんが編曲を担当。二人はHRの『希望の蕾』や、アニメソングを共に手がけており、乃木坂46作品へは1stアルバム収録曲『自由の彼方』で初参加。2作続いての楽曲提供となる本作は、西野七瀬が歌うスローバラードになっている。

 新進気鋭の若手映画監督、山戸結希さんが監督したミュージックビデオは、西野の半生を追って、アイドルになっていなかった西野七瀬と、アイドルの西野七瀬を、左右に二分割した画面で表現。そこに映し出される西野七瀬はどこまでが実像で、どこからが虚像なのか、観る者の間で揺れる内容が話題を呼んでいる。

https://www.youtube.com/watch?v=aZvtu6kGVwY

『君は僕と会わない方がよかったのかな』

 タイプC収録のカップリング曲『君は僕と会わない方がよかったのかな』は、波乗り作詞作曲家のAkira Sunsetさんと、嵐、KAT-TUN、アイドリング!!!、ZONEらの楽曲を手がける作編曲家のha-j (はーじぇい)さんが作曲・編曲を共同で手がけたミディアムバラード。Akira Sunsetさんは過去にも、『狼に口笛を』『そんなバカな・・・』『気づいたら片想い』など、シングル5作品で6曲を提供している。ha-jさんはこれが初参加作品となる。

 このミュージックビデオを、乃木坂46の『13日の金曜日』や特典映像を多数手がける映像ディレクター・山田篤宏さんが監督。撮影は2月上旬に、映画『青天の霹靂』『るろうに剣心 京都大火編』の舞台となった長野県上田市の全面協力のもとオールロケで行われた。作品は、高校を卒業して初めての同窓会に集まるメンバーたちの回想を織り交ぜた内容になっており、過去の地味な姿から大学デビューを果たしたメンバーや、実際の活動と同じようにOLとして働くメンバーたちが登場する。11thシングルのアンダーメンバーによる楽曲で、中元日芽香が初のセンターポジションを務めている。

『ボーダー』

 通常盤に収録のカップリング曲『ボーダー』は、サウンドプロデューサーの中土智博さんが作曲・編曲を担当したエレクトロチューン。中土さんはこれまでに乃木坂46の『偶然を言い訳にして』の編曲や、『でこぴん』『僕が行かなきゃ誰が行くんだ?』の作編曲を手がけている。

 この曲を歌うのは、2月の「乃木坂46 3rd YEAR BIRTHDAY LIVE」で正規メンバー昇格が発表された伊藤純奈、佐々木琴子、鈴木絢音、寺田蘭世、山崎怜奈、渡辺みり愛の2期生6人。乃木坂46では初めて2期生メンバーだけで歌った楽曲となる。歌詞は、世界にひかれた国境線と歌唱メンバーの境遇を重ね合わせたような世界観になっている。


 「命は美しい」はType-A~C、通常盤の全4種で発売。各タイプに表題曲『命は美しい』、タイプ共通カップリング曲『あらかじめ語られるロマンス』、タイプ別カップリング曲の3曲と、それぞれのオフボーカルの計6曲を収録。Type-A~C付属のDVDにはミュージックビデオと特典映像「ペアPV」(タイプ別で各5~6作品)が収録される。Type-A~Cの初回生産限定盤には、全国握手会参加券兼スペシャルプレゼント応募券とメンバーのランダム生写真を1枚ずつ封入。

筆者プロフィール

管狐
乃木坂46に関する情報発信の場として、2012年に当サイトを開設・運営。ライターとしてはビジネス・エンタメ・スポーツを中心に寄稿も。ご依頼はコンタクトの専用フォームよりお問い合わせください。情報提供・取材案内もお待ちしております。

COMMENT

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 素晴らしいシングルが出来たと思うけど、何故1月にリリース出来なかったんだろう?
    1月上旬にリリースしていたら、1~3月と売れ続けただろうに。
    他に良曲もなかったし、春らしい曲でもないし。
    その勢いでアルバムを2・22にリリースしていたらもっと売れていたのでは?
    4月は新譜ラッシュになっていつまで話題になるかが不安、過去最高の売上げにはなると思うけど。

  2. 今日届いていたので早速見ましたが…今回のCD同梱DVDに収録された命は美しいMVはDVDだとしてもダンスシーンの画質が悪すぎじゃないですか?先行公開されていたYouTubeで繰り返しHD画質で見ていたせいもあるかもしれませんが、それにしてもダンスシーンでは中列からすでに顔の識別が難しいくらいです。もともとコントラストもきつく、反射する床、チェック柄の衣装、緩急のある動きと圧縮の影響が大きい厳しいシーンとは思いますが、この画質ではせっかく寒い思いして作った渾身のダンスシーンがもったいないです。ソース映像は十分なクオリティがあると思いますので、そろそろMV集も発売検討されてると思いますが、その時はどうかお願いしますからブルーレイも必ず併売して下さい。

コメントはこちら

*

Return Top