乃木坂46公式サイト・中元日芽香プロフィールより ©乃木坂46LLC

　乃木坂46の中元日芽香が5日、自身のトレードマークとしていたツインテールを今夏限りで卒業することを発表した。

　この日、宮城・ゼビオアリーナ仙台では「乃木坂46 真夏の全国ツアー2015」がスタート。中元のツインテール卒業宣言は、そのライブ中のMCで、メンバーが「乃木坂ニュース」を発表した中で伝えられたもの。

　まず、白石麻衣が、仙台行きの車内で、鏡を忘れた和田まあやがスマホのインカメラを使って化粧していたことを明かすと、寺田蘭世が、ダイエット中の松村沙友理が顔の大きさほどある“バクダンおにぎり”をお腹に隠し持って来たことを暴露。そんな中、中元は「重大発表」として、「この夏でツインテールを辞めます」と宣言。メンバーやファンを驚かせた。

　現在ではツインテールの代名詞というほど、その印象が強い中元だが、1期生として加入した当時のアーティスト写真はツインテールではなかった。デビューシングル「ぐるぐるカーテン」期にはツインテールの写真を採用も、その後は冠番組でも取り上げられたように、他の髪形であることも多々。一昨年秋、7thシングル「バレッタ」期からツインテールが定着し、現在に至る。

　そんな中元、ようやくツインテールが自他共に認める「アイコン」になったという自負がある一方で、最近は「そろそろツインテールをやめてほしい」という声も聞くようになったという。会場でもツインテールをやめてほしい人と尋ねると、いくらかのファンと共にステージ上のメンバーたちも笑いながら挙手。「3割くらい」の支持しか得られていない結果を受け止めて、改めてツインテール卒業の意思を固めた。そして、その後のパフォーマンスではぜひ注目してと、両手でツインテールを持ってアピールした。

　今回の発表にはファンの間でも感想が分かれ、卒業を惜しむ人や、来年二十歳を迎える中元の新境地に期待する人がいる。その展望がどうあれ、ひとまず見納めになるかもしれない中元のツインテール姿を、このツアー中に目に焼き付けておきたいところ。ツアーは本日も宮城の同会場で2公演目が行われ、その後、愛知、広島、福岡、大阪、東京の5会場にて8日間全14公演が開催される。