乃木坂46の定期公演、演目は「乃木坂歌劇団～迷宮の花園～」

「16人のプリンシパル deux」

５月３日（金・祝）より、東京・赤坂ＡＣＴシアターでスタートする乃木坂４６の定期公演「１６人のプリンシパル　ｄｅｕｘ」。豪華製作陣を迎えて挑む今回の舞台演目はミステリーであることが２７日、明らかになった。

グループ二度目となる定期公演の演目は、「乃木坂歌劇団～迷宮の花園～」。離島にある「野木家」の屋敷で巻き起こる数々の怪事件に挑むメンバー１６名を観客が決めるという、新感覚の「キャスティング参加型演劇」だ。

――― あらすじ ―――
本土からは小型船でしか渡れない小さな離島がある。
その島には、漁業と観光業で財を成した成金一族、「野木家」の実に謎めいた屋敷が偉そうに立ちはだかっている。
「野木家」家長・寿一郎の死を発端として起こり始める数々の怪事件と女達の骨肉の争い。
あらゆる出来事が劇的に起こるこの謎の屋敷に、探偵のような明田川と沢村少年が彷徨いこむ―。
そこはめくるめく女のラビリンス！

Nelle Planning TOPICS

今回の舞台は、昨年の「１６人のプリンシパル」の投票方式から若干の変更がある。前回は第１幕のオーディション風景を見て、印象に残ったメンバー最大１６名に投票、さらにその中でも特に良かったメンバー１名を選択して投票するというものだった。今回は、第１幕のオーディション風景を見て投票するという点は同じだが、各役ごとに１番相応しいと思うメンバー１人を選択して投票と、ピンポイントでの投票方式になっている。
これにより、メンバーも全１６役（または女中を除く１０役）の中から１つ、あるいは複数を、公演ごとに選択してオーディションを受けるものと見られており、いわば第２幕出演者という１役１６枠を投票で決めていた前回よりも、メンバー、観客とも格段に自由度が上がった。メンバー同士の駆け引きや、公演ごとの出来次第でまったく別の舞台に生まれ変わる可能性が高まっているため、リピーターを飽きさせない工夫としても大きな改善かもしれない。

また、舞台が期待されているのはそれだけが理由ではない。この「乃木坂歌劇団～迷宮の花園～」の演出を、海外でも注目されている劇団「毛皮族」主宰の江本純子が、脚本を映画「桐島、部活やめるってよ」（2012）で第３６日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平がそれぞれ受け持つ点も大きい。進化した投票方式と豪華製作陣の融合が、ファンの心を躍らせる。先日発表された乃木坂４６二期生のお披露目もファンが注目する内の１つだ。

乃木坂４６の定期公演「１６人のプリンシパル　ｄｅｕｘ」は５月３日（金・祝）より東京・赤坂ＡＣＴシアターで全１５公演、５月３１日（金）より大阪・梅田芸術劇場メインホールで全５公演の計２０公演を開催。東京公演のチケットは現在一般発売中、大阪公演は本日２５時より乃木坂４６モバイルにて会員先行受付を開始する。