2017年12月30日の「第59回『輝く!日本レコード大賞』」(TBS系)で大賞を受賞した乃木坂46が、大晦日から2018年の元日にかけて同局で放送された年末年始恒例の音楽特番「CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2017 ⇒ 2018」に出演。受賞から一夜明けた心境を語った。
今回の優秀作品賞には、歴代の大賞受賞者である西野カナ、AKB48、氷川きよし、また初ノミネートされた乃木坂46や欅坂46など全10組の作品がノミネート。その中で、乃木坂46が昨年3月にリリースした『インフルエンサー』が大賞に。総合司会の安住紳一郎アナウンサーからも「公式ライバル」として名前が上がったAKB48と同じく、デビュー6年目で初受賞を果たした。作曲を手掛けたすみだしんやさんはAKB48の『フライングゲット』(2011年)に続き2作目、編曲のAPAZZIさんは初の大賞作品。
大賞が発表された瞬間、両手を口に当てて驚くメンバーや、大きな笑顔を見せて喜びをあらわにするメンバーなど、その反応は様々。優秀作品賞の発表時に「念願の舞台」と話していた桜井玲香は、「本当に嬉しくて、今、信じられないです」とコメント。「こうして大賞を頂けたのは、いつも支えてくださっているスタッフさんと、今日ここにいないメンバー全員と、あとはファンの皆さんと、乃木坂46に関わってくださっている全ての人のおかげだと思っています」と感謝の思いを伝えた。
『インフルエンサー』の振付は難度が高く、当初はダンスを習得するのに難儀するメンバーが続出。その後はライブや振り固めで練度を高めた。その効果が表れたのか、西野七瀬は「さっきのパフォーマンスでは自分たちの中でもすごく今までで一番良いものが出来たなって、皆でもう自画自賛しちゃってた」と明かした。大賞を「ちょっと夢見てしまった」と手応えを得るほどの出来だったが、「どこかで『ないかな』とも思っちゃってたから、本当に信じられなかったです」と、確信を持つまでには至らなかったという。直後の大賞パフォーマンスでは多くのメンバーが顔に涙の跡を光らせながら晴れやかな笑顔を見せていた。
放送後には同曲の振付を担当したSeishiroさんがツイッターで祝福。「みんなの努力を本番ギリギリまでたくさん見てきました。たくさん追求してくれて大事に踊ってくれてありがとう!」とつづった。編曲のAPAZZIさんも「僕などには眩すぎる賞を頂けたことを一生の誇りにします。来年も彼女達の新たな作品作りに僕も関われるように全力でがんばります」と意気込みを表明した。
元日の「CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2017 ⇒ 2018」で改めて受賞の感想を求められると、桜井は「未だにびっくりなんですけど、本当に嬉しいので、この大賞に恥じぬようにちゃんと良いグループになっていけるように今年も頑張りたいです」とさらなる活躍を誓った。また、番組恒例の書き初めでは、2018年の約束として「乃木坂から世界へ」を掲げた。乃木坂46は2月にアジア第2弾の香港公演を控える。今後行ってみたい国を聞かれると、生田絵梨花は出身地のドイツを挙げた。白石麻衣は「ヨーロッパも行きたいですね。いろんなところを飛び回れるくらい頑張りたい」と世界進出に強い意欲を見せた。
作詞:秋元康/作曲:すみだしんや/編曲:APAZZI
監督:丸山健志/振付:Seishiro
乃木坂46は、まだ初期のモーニング娘。やAKB48のような国民的なヒット曲が無いですからね。なので今回のレコード大賞受賞は、賛否が巻き起こるのも無理ないでしょう。
乃木坂全員がそうだけど、特に、国民的な歌を出したいと言ってた、まいやんの涙が報われて良かった。