7月20日に21歳の誕生日を迎えた斉藤優里。9thシングル「夏のFree&Easy」で自身5回目の選抜メンバーに選ばれ、「選抜常連」と呼ばれるメンバーに次ぐ選抜回数を誇っている。選抜とアンダー。そのめまぐるしい入れ替わりの中においても、常に明るく活発な姿勢を崩さない。そんな姿勢は、我々ファンを楽しませてくれるだけにとどまらず、大所帯アイドルとしての乃木坂46に必要なものを切り開いてきた。その姿は、斉藤のキャラクターそのままに、眩しい笑顔で暗い道を照らすかのようだ。
斉藤優里のキーワードとして欠かせないもののひとつが「ラジオ」だ。2013年4月、斉藤がラジオ番組NACK5『The Nutty Radio Show おに魂』のレギュラーを獲得したのは、乃木坂46の冠ラジオ番組である『乃木坂46の「の」』の放送開始と同時期だった。
アイドルにとって、ラジオというのはテレビや雑誌と同じくらい重要なメディアであり、その戦略の一端を担う人材として選ばれたことは、斉藤にとって非常に大きな意味を持つ出来事だった。事実、当初から見事な適性を発揮し、その成長ぶりはシングルの発売ごとに乃木坂46のメンバーがゲスト出演する回を聴き比べるとひしひしと伝わってくる。いまも時折見せる悪子の笑顔には、先達のそれが浮かび始めているのではなかろうか。
このレギュラーで、「斉藤といえばラジオ」というひとつのキャラクターを作り上げただけではなく、グループ初のラジオ番組のレギュラーを切り開いたのが当時のアンダーメンバーであったという点は、斉藤個人だけでなく、乃木坂46というグループにとって何より重要なことだったと思う。
斉藤優里のふたつめのキーワードは言うまでもなく、「13日の金曜日」だろう。結成から1周年を迎えた乃木坂46は、さらなる発展を予測させる一方で、アンダーとの格差が一層顕著に出始めた時期であったと思う。そんな難しい時期のカップリング曲のセンターを抜群の笑顔で見事に務め上げ、改めてアンダーに光を当てたのが斉藤だった。先日のアンダーライブでも、斉藤不在の中でアンコールとしてパフォーマンスされており、アンダーメンバーの中でも重要な位置付けの楽曲であることがわかる。そして、その重要性はグループ全体にとっても変わらないのではないだろうか。
更に言えば、そのキャラクターや身につけたスキル故に、『乃木坂って、ここ!』やアンダーライブでMCを多く務めてきた斉藤の選抜復帰は、アンダーメンバーが再び選抜に返り咲くためのひとつの道を照らし出したと考えることもできるだろう。アンダーライブでの活躍が選抜復帰という結果として反映されるかは定かではないが、今回先頭に立ってリードしている永島聖羅を中心に、アンダーメンバーが今まで以上に奮闘しているのは、歩むべき「道」が見えているからではないだろうか。
一年ぶりに選抜の舞台に舞い戻った斉藤優里。「ラジオ」と「アンダー」という重要な局面で大きな役割を果たしてきた斉藤が、次に照らし出すべきものは何か。それは「自分」である。『乃木坂って、どこ?』や『NOGIBINGO!』シリーズなどでひな壇に座る斉藤は、どことなく他のメンバーを活かす場面が多かったように思う。これも重要な能力であるのは言うまでもないが、斉藤自身が魅力的なアイドルだからこそ、9thシングルの期間は大きなチャンスである。そして、なにより斉藤が見せた輝きはきっと乃木坂46に還元されるはずだ。そのことは既に実績が証明している。今度は我々にどのような景色を見せてくれるのだろうか。
https://www.youtube.com/watch?v=v8OZ5QemHpo
昨日京都で握手してきたのに
「誕生日おめでとう」って言うのすっかり忘れてたw
この場を借りて改めておめでとうと言いたいです
このスレに感動しました!ゆったん大好きです!あのキャラクターが大好き。スポットライト当ててみるととてつもなく素晴らしい役割を担ってたんだなって実感しました。ありがとうございます!!
13金のMVで一気に好きになりました。
8thの全握で実物見て顔の小ささ・かわいさに驚きました!
めちゃくちゃきれいな文書きますね
参考になります