乃木坂46デイリーコラム 第33回・水曜特集#07「新トランプゲーム『46』」
これまで水曜特集記事では、さまざまなシチュエーションでどのメンバーと一緒に過ごしたいか、またオーケストラを編成するなら、メンバー全員がいる高校に通っていたら……などの企画をお送りして来たが、今回は筆者が考えた乃木坂46オリジナルのトランプゲームを紹介したいと思う。
既存のトランプゲーム「51」をベースに作られた、乃木坂46に由来するオリジナルトランプゲーム。「乃木坂46に関するオリジナルトランプゲームとして、トランプレパートリーにこのゲームが加わって行く事」を目標に考案。
「乃木坂46トランプ」(一般のトランプとしてももちろん使用可能)を作成し、絵札+ジョーカーに計21名の乃木坂46メンバーのプリント、2~9までの数字はオリジナルデザインを施すことが必要となるため、実現には乃木坂46合同会社、トランプ制作会社等の助力が必要である。(メンバーカード案:後述)。
== 準備 ==
* 各プレイヤーのプレイの順番を決めておく。
* ジョーカーを除いた全52枚のカードをよく切り、各プレイヤーに5枚ずつの手札を配る。
* 残ったカードにジョーカーを加えて再びよく切り、裏返しにして場の中央に積む(以下「山」とする)。
* 山から5枚のカードを取り、場に表向きに置く。
準備は以上である。この準備方法は「51」とは異なるため、注意が必要。
== 基本ルール ==
各プレイヤーは、手札と場のカードを交換することによって同一マークのカードを5枚集めていく。最終的に5枚の手札のうちどれか一つでも違うマークがある場合は失格。
基本的にカードの数字そのものを得点とし、最高得点は手札5枚で46点。プレイヤー全員が46点未満の場合は、その中で一番46点に近い者が勝者となるが、46点より大きな点数になってしまった場合(8+9+J+Q+K=57点など)は失格になるため、プレイヤーは手札の合計が47点以上にならないように計算していく。
このゲームにおいて得られる最高の形を「福神46」と呼ぶが、それを含めた詳しい配点は後注参照。
このゲームにおいて、パスは存在しない。
==== 1巡目 ====
* 各プレイヤーは必ず手札のうち不要な1枚のカードを、場にある5枚のうち1枚のカードと交換する。
==== 2巡目以降 ====
* 2巡目以降は前のプレイヤーがカードを交換した後、自分の番で場を流したければ「流す」と宣言して場のカードを退け、山から新たな5枚のカードを出せる。ただし、新しく出た5枚の中から何も交換せずにもう一度場を流すことは出来ず、その中に欲しいカードがなくても、必ず1枚を手札と交換する。
== ジョーカールール ==
山から出した5枚の中にジョーカーがあった場合、その番のプレイヤーは手札5枚の中から一番点の高いカードを捨て、強制的にジョーカー以外のその場の中で一番点の低いカードと交換しなくてはならない。場の一番低い数字のカードが違うマークで複数枚ある場合は、好きなカードをプレイヤーが選べる。
次のプレイヤーがなんらかの理由で場を流さない場合等、ジョーカーが場に出ている限り全てのプレイヤーにジョーカールールが適応される。
== ジョーカールールにおける、Aの特別ルール ==
ジョーカーが出てしまっても、この時手札にAを有している場合、「そのAと同じマークのカードは全てジョーカーから守られる」という特別ルールが発動する(例えば手札5枚が♠︎A、♠︎Q、♠︎K、♦︎J、♥︎2だった場合、♠︎のQとKは守られるため、捨てなくてもよい。よって捨てなくてはならないのは♦︎Jということになる)。
* 備考:この時他のプレイヤーは、捨てられた♦︎Jがそのプレイヤーの手札の中で一番点の高いカードが仕方なく捨てられたものなのか、そうでない場合は何故なのか、など今までのプレイ状況から読み取っていく。もし場に♠︎のカードがあった場合、それが例え2や3だったとしても、このプレイヤーにとっては集めたいカードであるかもしれないため、状況によってはプレイヤーがジョーカーを逆に利用し、演技等で他のプレイヤーを惑わすことも出来る。
また、捨てなければいけない一番大きな数字のカードが違うマークで複数枚ある場合は、プレイヤーがどれを捨てるか選べる。
ジョーカーが出た際に捨てなければいけない一番数字の高いカードを捨てない、などルール違反があった場合は即失格。
== ゲームの終わり方 ==
プレイヤーは、手札が同一マークの5枚になり、勝てる自信があると判断した場合には「ストップ」を宣告する。「ストップ」が出たら、「ストップ」を宣言したプレイヤーの次のプレイヤーから、「ストップ」を宣言したプレイヤーの前のプレイヤーまで最後の一巡を行う。「ストップ」を宣言出来るのは二巡目以降とし、初期手札から「ストップ」を宣言することは出来ない。
最後の一巡が終わったところで全員の手札を公開し、結果発表。
== 勝敗の決め方と配点 ==
* 基本的にカードの数字そのものを得点とし、各プレイヤーの得点を計算。得点の高い方から順位を決定する。
* 同じマークで次のカード5枚(A+10+J+Q+K)を集めた形がこのゲームにおいて得られる最高の形であり、これを「福神46」と呼ぶ。この場合に限りAは得点に換算せず、残り4枚の10+J+Q+K=46で46点とする。最終的な手札が「福神46」以外の組み合わせの場合、Aは数字通り1点として換算する。
備考:前述通り47点以上になってしまうと失格になるため、ゲーム中「福神46」狙いでA以外の絵札が4枚揃っていても、ここから先どうしてもAが手に入らないと読んだ場合はどれか持っている絵札を捨て、それよりも小さい数字のカードと交換し、46点以下にする必要がある(10+J+Q+Kの他が2でも、合計が48点で失格になるため)。
* 「福神46」以外の46点(例えば4+6+J+Q+K)も当然最高得点の46点になるが、他のプレイヤーに「福神46」の組み合わせで46点がいた場合は、同じ46点でも「福神46」の方がランクが高い。「福神46」の組み合わせを持つ者が複数人出た場合は、♠︎、♥︎、♣︎、♦︎の順番で勝敗を決める。
== メンバーカード案 ==
熟考の末、それぞれのキャラクターに合うと思われるカードをメンバー21人に充てがった。現時点においての一案である。
♠︎ A 白石麻衣:乃木坂46の絶対的エース
♠︎ 10 齋藤飛鳥:時折見せるSキャラ
♠︎ J 若月佑美:とにかくかっこいい
♠︎ Q 生田絵梨花:皇室育ちを思わせる
♠︎ K 橋本奈々未:誰もがひれ伏す王
♥︎ A 西野七瀬:皆のハートを鷲掴み
♥︎ 10 中元日芽香:ひめたんびーむでハートを射止める
♥︎ J 秋元真夏:ウィンク連発のかわいい王子
♥︎ Q 深川麻衣:慈愛あふれる女王
♥︎ K 松村沙友理:大食いキング
♣︎ A 生駒里奈:乃木坂46の主軸
♣︎ 10 新内眞衣:お姉さんキャラのOL兼任
♣︎ J 斎藤ちはる:男装姿がはまる
♣︎ Q 星野みなみ:妹キャラから女王へ降臨
♣︎ K 高山一実:アメイジングな帝王
♦︎ A 堀未央奈:輝くホープ
♦︎ 10 川後陽菜:毒舌川後P
♦︎ J 井上小百合:さゆレンジャー変身!
♦︎ Q 衛藤美彩:ビューティークイーン
♦︎ K 桜井玲香:皆をまとめるキャプテン
ジョーカー 能條愛未:ジョーカー=ジョンソン
ゲームの説明は以上である。
新ゲーム『46』を乃木坂46オリジナルゲームとしてまずはファンの皆様にプレイしていただき、ゆくゆくはメンバーもプレイするようになれば、きっと全国の皆様のトランプレパートリーに一つゲームが増え、乃木坂46の更なる認知度上昇にも繋がるだろう。
メンバーのプリントが施されたカードでプレイするからこそ思いついたルールもあり(ジョーカーのルール:♠︎A白石麻衣がジョーカーの能條愛未から♠︎10齋藤飛鳥や♠︎Q生田絵梨花を守る、など)、基本的に「51」とベースが同じなので、「51」をご存知の方はすぐに慣れるだろう。
後に『乃木坂46トランプ』を商品化すれば、全国のファンの皆様もきっと喜ぶのではないか。
まずは皆様に是非プレイしていただきたいと思う。
プレイの感想等コメントもいただければ大変幸甚である。
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