乃木坂46デイリーコラム 第61回「”スーパースター”白石麻衣の愛嬌」
白石麻衣は乃木坂46の1期生であり、群馬県出身の23歳である。乃木坂46の6thシングル「ガールズルール」と13thシングル「今、話したい誰かがいる」でセンターを務めており、これまでの全てのシングルで福神入りを果たしている。
白石は、小学校では書道、ピアノ、英会話などの習い事を掛け持ちしていたが、ティーンズファッション誌を読むようになるとオシャレに目覚め、スタイリストを夢見ていたという。中学ではソフトボール部に所属し、セカンドのポジションで活躍した。高校では2年までは保育士を目指していたが、進路を考えた末、音楽の専門学校に入学。そこで歌のレッスンを受け、音楽理論、ゴスペルなどを勉強していた時、担任の講師から乃木坂46の1期生オーディションを勧められ受験した。
合格後はダンスが初心者だったため睡眠時間を削って必死で練習し、ストレスで白髪が生えてくることもあったという。他にも高熱がありながらPV撮影に臨むという経験もした。「何のためにこんなつらい生活をしているのか」と思うこともあったが、お客さんの前で歌い、応援してくれる声を聞けた時に「このために頑張っていたんだなと報われた気がした」と話している。
そんな苦しい状況でも不屈の精神で努力を続けた白石は、2013年1月にフジテレビ系「うまズキッ!」でバラエティ番組にMCとして初の単独レギュラー出演を開始した。また、同年3月にはファッション誌『Ray』の専属モデルに起用され、昨今モデル進出著しい乃木坂の先駆けとなる。そして乃木坂46の6thシングル「ガールズルール」では、それまでセンターを務めてきた生駒里奈に代わり初めてセンターに抜擢された。このシングルは当時最多の売り上げを記録、オリコンでも1位を獲得し、乃木坂46の躍進に大きく貢献した。その後も内外で活躍する白石は、現在に至るまでグループを世に広める代表的存在になっている。
白石は「10代の女の子のなりたい顔No.1」に選ばれるほどの美貌を誇るが、中身はどこか三枚目で、その愛嬌が彼女の人気をさらに高めている。本人も「面白いことが好き」と話しているが、バナナマン日村が「オールラウンドな芸人」と呼ぶほどの芸人気質を持っている。「NOGIBINGO!」#1では顔面にクリームバズーカ砲を受けて「うれしい!ありがとうございます!」と罰ゲームを楽しんでしまうところもあれば、秋元真夏に対し”黒石さん”に変身するツッコミキャラ、さらにNHK BSプレミアム「乃木坂46 SHOW!」のコント「就職面接」、「乃木坂不動産」でのボケキャラと、まさにオールラウンドな芸を見せている。
他にもモノマネ、変顔などの特技があるが、いずれもクオリティーが高く芸人顔負けのレベルだ。また、「乃木坂って、どこ?」#108の楽屋調査ではハイテンションになるあまり「はふーん」とお腹をさする動きを見ることができるが、これもとても美女が繰り出す動きとは思えないものであった。
演技面でも成長著しい白石は、乃木坂46公演「16人のプリンシパル trois」では主要十役を制覇し、「NOGIBINGO!」の妄想リクエストシリーズではペットを愛する可愛い女性から男性を罵倒する女性まで様々なキャラクターを好演している。また、ソフトボール部での経験を生かし、ドラマ「初森ベマーズ」ではポラリス学園のエースピッチャー「キレイ」を見事に演じた。このソフトボールの経験はプロ野球の始球式に生かされ、今年5月の始球式では3回目にして念願のノーバウンド投球を成功させている。さらに、6月に発表された「恋愛映画の主演をして欲しいアイドル」では嵐の松本潤に次ぐ第2位を獲得するなど、期待の存在だ。
バナナマン設楽が”奇跡”と呼ぶほどのスーパースター白石。同性からも異性からも支持される末恐ろしい存在となったが、これからもその屈託のない笑顔で我々を元気づけてくれるだろう。
関連白石麻衣 OFFICIAL BLOG│乃木坂46公式サイト
*こちらの本編は13thシングル「今、話したい誰かがいる」Type-Bに収録。
お腹ではなく胸でしょ
あえてぼやかす必要ないよ
まいやんの人気、笑顔の裏には努力あり、ってことですね。それでは「悲しみの忘れ方」のBlue-rayをフラゲして来ます!
まいやんはインタビューでもチョイチョイ言ってますけど
自分があんまり出来ない子っていう認識があるみたいで、
それがああいう容姿なのに、腰が低いというか、
親しみキャラの原動になっているように思いますね。
お姉さんがかなり出来る人らしくって
それに対してのトラウマというかコンプレックスの
裏返しというか。
そういう子がトップに居るってのはなぁちゃんと違う意味で
乃木坂ってグループの色を表していると思いますね。
白石麻衣は、如何してこんなに愛されるのか。
不遇な少女時代を過ごした彼女は、ホームランドを後にして埼玉の高校へ進学します。
母親の献身的な助力により立ち直り、天性の明るさを取り戻し、以前より興味を持ちつ
づけていた音楽の世界に足を踏み入れることになります。
彼女は聡明にて、謙虚。快濶にて、情状。真っ白な肌にて、圧倒的美貌の持ち主。然し
、一番の魅力は優しさにあると考えます。特に有名なエピソウドに、研修中に駅で絡ま
れていた松村沙友理を守ってあげたインシデントは文章でも明かされています。
あれあれ、これは優しさじゃなく勇気だろうと仰る方もいると思います。自分を奮い立
たせる事と危急の叫びを回避する事を能動的か受動的かに分けてみた次第です。
然るに、少女時代の自分の傲慢な行為や相手の立場を考えない無知蒙昧を彼女自身が悟
り、母親の愛情を多分に受けて、一人の人間として成長を遂げたのでしょう。
この優しさの原点こそが、白石麻衣が愛される所以であると考えます。