将棋情報番組「将棋フォーカス」(NHK Eテレ)の総合司会を務める乃木坂46の伊藤かりんが、今年度の放送をもって番組から卒業することがわかった。同じく司会の山崎隆之八段、中村太地七段も卒業すると見られる。
NHK出版のサイトで公開されていた16日発売の「将棋講座」2019年3月号の試し読みに掲載の放送カレンダーから3名の卒業企画が判明。15日の朝から乃木坂46のファンや視聴者の間で話題になっていたが、夜になって伊藤の公式ブログでも発表された。
2012年度につるの剛士と岩崎ひろみの司会でスタートした番組を、2015年度からのリニューアルに伴って現在の司会陣が引き継いだ。昨今の将棋ブーム以前から普及活動に貢献する中で、伊藤はアマチュア初段を獲得、山崎八段は第38回JT杯及び第67回NHK杯で優勝、中村七段は第65期王座戦で初タイトルを獲得するなど、それぞれ活躍した。
伊藤はブログでこの4年間を「本当に幸せな時間でした!」とつづり、乃木坂46のライブにもたびたび足を運んでいた両棋士と番組ナレーターの伊藤裕一郎氏、通称“将棋フォーカスチーム”との写真を複数掲載。「まさか4年も担当させていただけるとは思っていなかったので悲しさはありませんが、淋しさはとってもとってもあります!」と胸中を吐露しつつ、残り5回となった出演週の視聴を呼びかけている。番組への想いはそれらの放送後に改めてブログを更新するとのこと。
なお、3月の放送カレンダーによると、10日は「これがかりんの集大成だ」、今年度最後の17日は「山崎・太地・かりん卒業スペシャル」と題した特集が予定されている。放送は毎週日曜日10時、再放送は毎週木曜日15時から。
関連第427話 4年間。 | 乃木坂46 伊藤かりん 公式ブログ
※記事公開時、3月の放送予定日に誤りがありました。訂正してお詫びします。
向井葉月、「将棋フォーカス」司会就任へ意気込み「愛されるMCになれるように」
コメントはこちら