8月4日放送の「乃木坂って、どこ?」はメンバーが30秒で恐怖体験を話すという内容でした。この回の放送を観て、僕は個別握手会を思い出さずにはいられませんでした。おそらく個別握手会の握手券4~5枚のまとめ出しが今回のシチュエーションと重なると思います(立場は逆ですが)。
時間制限で幕引き。どうしても早口になり、つっかえると話の途中で遮られ(剥がされ)、そして、何といっても、推しメンを目の前にすると緊張で頭が真っ白で、話そうと思っていたことを忘れてしまう(今回の松村沙友理さんのように)。
そうなると握手会では、番組内で起こったことと同じような『事故』と呼ばれる現象も多発します。「デビューの頃と変わったね」って言ったつもりなのに、早口すぎてメンバーから「え? デブ?」と聞き間違えられたり、「こんにちはー」と挨拶したものの、その先の言葉が出てこず、そのまま笑顔で無言のままバイバイ……。逆に、言おうと思っていたことが思った以上にスムーズに言え過ぎて時間が余り(今回だと深川麻衣さんのパターン)、想定外の事態に対応できず、やっぱり、笑顔で無言のままバイバイ……。
今回の放送では、橋本奈々未さんの話が一番完璧に近いと思うのですが、それでも、ちょっと時間が足りませんでした。『あの位の時間なら、剥がしきられるまでに何とかギリギリ伝えきることが出来そうだな』、なんて、ちょっと違う視点で番組を観てしまいました。
中田花奈さんの発想の転換(企画タイトルの「真夏」を季節からメンバーに)は、握手会においてファンも意識するところですよね。おそらくみんなが言っているような、ただ『応援してます』って話すだけじゃなくて、何かひとひねりしようって考えてしまうものです。
番組内容も思っていた以上に面白かったのですが、それよりも、乃木坂メンバーが握手会でのファンと同じことをしているようで、なんだか既視感を覚えました。
握手会に参加したことのない方で、これから参加を検討している皆さんへ。今回の番組のシチュエーションは、立場は逆ですが個別握手会の握手券4~5枚まとめ出しで同じような状況になります。時間制限内で想いを伝えるって結構難しいと思います。どうしても早口になるし、緊張するし、だからときどき誤解もされるし。充分に練習しても、本番では……です。放送などメンバーの様子を参考にしながら、握手会のイメージトレーニングになればと思います。
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