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乃木坂46デイリーコラム 第14回「伊藤純奈に芽生えた変化」

乃木坂46デイリーコラム 第14回「伊藤純奈に芽生えた変化」

乃木坂46の2期生・伊藤純奈は、16歳と若いメンバーであるが、どことなく落ち着いた大人の雰囲気を醸し出している。

伊藤は、書道は七段の腕前であり、乃木坂46の定期公演「16人のプリンシパル deux」でのお披露目の挨拶では、自身の好きな金平糖を平仮名で「こんぺいとう」と綴った書を披露した。

彼女のイメージとして多くのファンが真っ先に思い浮かべるのは、同期の堀未央奈、北野日奈子と結成した仲良しチーム「塩アイス」だろう。人と競うのは向いていないと語る彼女は、7thシングル「バレッタ」での堀、8thシングル「気づいたら片想い」での北野の選抜入りに関しては、二人を自分が支えなければという不安な気持ちが先に立ったと語っており、年少ながらもお姉さん的な立場から周囲を気遣う姿勢が伺える。ちなみにここでは、お祝いとして三人お揃いで購入したネックレスを北野と伊藤が紛失し、北野はその後見つかったが伊藤は未だ見つかっていないという微笑ましいエピソードも残されている。

また、自身のことを冷静であると分析している通り、落ち着いた語り口が特徴的だ。日本テレビ「NOGIBINGO!4」#11で披露した「姉の手作りパウンドケーキ」のVTRでは、姉とのやり取りにおいてまさにその冷静な語り口が際立ち、イジリー岡田から「男らしい声」と評されている。確かにその姉妹の会話だけを聞いていると、完全に成熟した大人同士の会話であった。しかし他方で、テキトー、人懐っこい、いじられキャラなど、メンバーからのイメージは多様である。大人びた雰囲気を感じたかと思えば、歳相応の子供らしさも垣間見える、どこか掴みきれない不思議なキャラクターが、今後は大きな武器になってくるかもしれない。

伊藤の心境に変化が生まれたのは、昨年、「16人のプリンシパル trois」に出演した頃からであった。「研究生に与えられた数少ない出番で結果を出そうと必死に練習し、本番では素のテキトーなところを出していったら、面白いと褒められ嬉しかった」と当時を振り返る。頑張ることの楽しさに気づいたこと、清楚なイメージに固執せず素顔の自分を出していこうと感じたことなど、大きな収穫があった。他にも、アンダーライブでは165cmと高い身長を生かしたダイナミックなダンスが、ユニット曲『ボーダー』では高い歌唱力が注目を集めたりと、研究生から正規メンバーへと昇格したこの一年は、伊藤にとって評価を得始めた一年でもあった。

最初は手探りと不安の毎日だったが、高校生になって少し心に余裕が出てきたと話す伊藤。現在は選抜への意識も高まり、「みんなに見てほしい」という気持ちが出てきた。目指す方向性もはっきりしてきた彼女が、これからどんな輝きを見せるか期待だ。

関連伊藤純奈 OFFICIAL BLOG│乃木坂46公式サイト

筆者プロフィール

ななみん教授助手歴773年
医師とチェリストによる異色のコンビが、乃木坂46メンバーや彼女たちの物語を研究・分析。全国の乃木坂46ファンの皆様との情報の発受信はもとより、Nogizaka Journalを訪れる全ての皆様に、乃木坂46についてより深く知っていただくお手伝いが出来ればと思います。

COMMENT

  • Comments ( 4 )
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  1. 伊藤純奈は女優向きだと思います。高校卒業してからが楽しみな逸材。

  2. 瞳の力が強く口元が大人っぽい
    シュッと痩せたらモード系のモデルいける

  3. 乃木ののの、北野、堀、伊藤の回を聞いていると
    意外と突っ込みも行けるキャラだと言うのがわかります。
    掘り下げたら、面白いキャラだと思うんだけどな。

    あと加入当時に比べたら、本当綺麗になった。
    (化粧が上手くなったとも言うが)

  4. 加入当初から純奈は人気がでると思っていたが、イマイチブレイクしないんだよな。
    楽屋でのキャラは面白いらしいから、もっと素を出していけばいいのにっていつも思う。

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