乃木坂散歩道・第141回「はじまりと おわりと」

 市來玲奈さんの卒業式、素晴らしかった。本当に素晴らしかった。涙が止まらなかった。

 始まりがあれば、必ず終わりがあります。アイドルグループなら、デビューがあれば必ず解散があります。メンバーの加入があれば必ず卒業があります。
 乃木坂46の初期メンバー、市來玲奈さんが先日の握手会をもってグループを卒業しました。乃木坂ファンの一人として、残念だし、さみしいです。でも、いつかは訪れる仕方のない事と半ば強引に割り切ることが出来ます。ただ、僕はどうしても想像してしまうのです、市來さん推しのファンの方は今どんな気持ちなんだろう?と。


運営スタッフブログ「8thシングル「気づいたら片想い」発売記念 個別握手会@幕張メッセ レポート」より

 市來さんの卒業にあたり、握手会では生誕祭のように卒業企画が行われ市來さん本人の声を聞くことが出来ました。乃木坂メンバーもブログやモバメで市來さんへの想いを綴ってくれました。メンバーの想いを知ったとき、僕はどうしても市來さん推しのファンの声も聞いてみたかったのです。非情かもしれませんが、いつか訪れる、自分の推しメンの卒業に対する心構えのために。

 Nogizaka Journalはファンが立ち上げたサイトです。メンバーと何のつながりもない、運営とのつながりもない、一人のファンが始めたサイトです。だからこそ、ファンの声を直に発信することが出来ます。今回、市來玲奈卒業企画実行委員会の委員長を務められたじゅっかさんにお話を伺うことが出来ました。率直な『今』の気持ちを聴くことが出来ました。その言葉を、皆さんにお伝えしようと思います。

 卒業企画直前の忙しい時間にインタビューに答えていただき、また、想いのこもった手記を寄せていただきました。本当にありがとうございます。

 以下はじゅっかさんの言葉になります。


「初めて市來さんを意識したのは」

 「乃木坂って、どこ」第1回目の放送です。ダンスも勉強も頑張っている姿に惹かれました。

「初めての握手」

 2012年2月26日、銀座ソニービルでの握手会です。


運営スタッフブログ「乃木坂46全国ミニ握手会ツアー 2月26日」より。

「この3年間で一番心に残る思い出」

 2013年2月に幕張メッセで開催された乃木坂46の1周年記念ライブ終盤に市來が登場したシーンが一番心に残っている思い出です。


運営スタッフブログ「乃木坂46 Birthday Live レポート」より。

「市來玲奈さんへのメッセージ」

 市來さん、今まで約3年間お疲れ様。そして、ありがとう。これからも自分の夢のために突き進んでください。短いですがこの言葉の中に全てが詰まっています。本当にありがとう。お疲れ様でした。

「市來さん推し以外の乃木坂ファンへのメッセージ」

 こんにちは。この度は市來玲奈さんの乃木坂46卒業にあたり市來玲奈卒業企画実行委員会として活動をしてきました(当初は生誕委員として発足)。今回の企画は、私達の力だけでは成功させることができなかったものです。当日会場で一緒に企画を盛り上げてくださった皆さん、メッセージカードを書いてくださった皆さん、チェキ撮影に協力してくださった皆さん、ツイッターで拡散をしてくださった皆さんなど、大勢の方のおかげでこのような企画にすることができました。私のメッセージを伝えるにあたり、初めに皆さんへの感謝を伝えさせてください。多大なるご協力を本当にありがとうございました。

 今回推しメンの卒業を迎え、どのような心境になったのかを記したいと思います。卒業が発表されたときは、呆然としました。その後すぐに卒業する市來さんをファンとしてどう送りだそうか、どうしたらいいのだろうかと考えましたが、うまく考えることはできませんでした。3日ほど経ってようやく落ち着きを取り戻し、委員会でいろいろな話し合いを行い、そこからはどんなことができるだろうかということで頭がいっぱいでした。結局、市來さんが卒業する当日まで、彼女がグループを去る実感のないまま準備を進めてきました。
 最後の握手が終わってからも、まだあまり卒業という実感がありませんでした。しかし、全てが終わったあとはやりきった感で包まれています。今まで1回、1回の握手に対して、いつ自分が行けなくなったとしても後悔のないように、という心意気で参加してきました。そのおかげで、やりきった感で包まれているのかと思います。

 市來生誕(卒業企画)は非常に暖かいグループでした。我々が最も大事にしていたことは、市來さんがどうすれば喜んでくれるか、ということです。「なぜ、生誕委員をやっているのですか?」と聞かれたこともあります。これまでの私は、こういった質問に対して「なぜなんでしょうねぇ」とはぐらかしていました。私の想いを明確な言葉として持っておらず、パッとその場で答えることができなかったのです。
 当然ながら企画を行っても乃木坂46側からお礼はもらえませんし、逆に委員や協力してくれる人たちで費用を出し合っていろいろな事を行います。それを不思議に感じる方も多いかと思います。しかし、今ではこの質問に答えることができます。(生誕祭を)市來さんに喜んで貰いたい、何か意味のあるものになって欲しい、他のファンの方々にもこの喜びを共有してもらいたいという気持ちがあるからです。これが生誕委員会なのではないかなと思っています。人によっては違う意見があると思いますが、これが僕が今までやってきた中での結論です。

 推しメンの卒業はいつか来る事です。握手会に参加した時には、いつかのために1回1回大切に握手をすることが大事だと思います。ライブを観に行った時には、1回1回大切にかみ締めることが大事だと思います。
 また握手会に関して、私はまとめ出しよりも、たとえ少ない枚数でも行けるときに行くことが大事だと考えています。ある程度まとまった数がなければ話せないこともあると思います。しかし、メンバーにとって100枚持っている人が5人いるよりかは1枚持っている人が500人いた方がいいのではないでしょうか。少しでも気になるメンバーがいたら1枚でもいいので行った方がいいです。それがメンバーのためにもなるでしょうし、いざというときに、あのとき話しておけば良かったとあなたが後悔しないように。

 みなさん、1回1回のイベントをこれからも楽しんでいってください!

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENTS

  1. Jackieオジサンさん、貴重なお話しをありがとうございました。
    市來玲奈さんの卒業を惜しむファンの方達がやはり少なくないんだとわかり何か
    安心?というか自分だけの思いではない事に納得できました。

    だからと言ってどうなる事でもないのですが、やはり皆さんの記憶にいつまでも
    残る素敵なメンバーだったのですね

    今度の早稲田祭に顔だけでも出してくれないかなぁと望む私がいます!

    • やっぱり早稲田祭、市來玲奈ちゃん顔見せに来てくれた様ですね!
      随分オシャレになって、元気そうで安心しました。

      それにしても学内販売の転売チケットの悪質と言える様な金額にびっくりしてイヤな気持ちになってしまい今回は行かない事にしました。

      学内¥4,000が¥60,000ってまさか早稲田の学生がつけた値段とは思いたくないですね。嘆かわしい!!
      さすがに¥110,000はミスとしか思いませんでしたが・・

  2. 卒業から2ヶ月経って、やっと気持ちが落ち着いてきました。
    乃木坂の楽曲に興味を持ち始めて、ちゃんとシングルを買うようになったのは3rdか4thぐらいからで、「乃木どこ」はCDデビューが決まった頃ぐらいから何となく見てました。
    もともとAKBのファンで、公式ライバルが誕生したんだぁ~っていうぐらいの認識しか無くて、最初は“ななみん”を見て乃木坂に興味を持ちました。
    それで「乃木どこ」を見るようになって、バナナマンさんと生田さん&高山さんとのやり取りが面白くて録画して見るようになりました。
    乃木坂写真展の企画で“うどん戦争”のれなりんを認識し(こんな子もいたんだっていう感じ)、どことなく高校時代に片想いだった女子に似ている れなりん を意識するようになりました。
    ブログも読むようになって、その内容に惹かれ、ついにはコメントするようになって(6thぐらいからです)、AKBの時には行こうとも思ってなかった握手会に勇気を出して参戦するようになりました。
    それが7th「バレッタ」の個握(京都)だったんです。
    中年になってそんな所へ行くのは抵抗有りましたが、是非一度、直接れなりんに逢って、応援していることを伝えずにはいられなくなりました。
    オジサンをここまで駆り立てる魅力が彼女にはあったのでしょう。
    学業もアイドルも手を抜かずに頑張っている姿に更に惹かれるようになりました。
    学業のため、イベントに欠席したり、選抜から外れたり、グッズが れなりん だけ制作されてなかったり、ファンとして悔しい思いもたくさん体験してきました。
    いつも頭の何処かで「卒業しちゃわないかな」ってハラハラしていました。

    初めて参戦した乃木坂さんのライブが「横アリの2周年バースデーライブ」です。
    生で見た れなりん のパフォーマンスに興奮しました。
    自作の団扇も持って行きました。
    そこで直接本人の口から大学合格の報告を聞いた時はホントに嬉しかったですし、ホッとしました。
    これで乃木坂にもっと専念できる、また選抜復帰できるって信じていました。

    横アリの興奮がまだ冷めやらぬ中飛び込んできたのが、AKBの大組閣祭りで親友の生駒ちゃんがAKBと兼任になったニュース。
    れなりん の複雑な心境を察することが出来ました。
    この辺りから乃木坂運営が迷走し始めます。
    新シングル制作、プリンシパル、アンダーライブ、握手会と無茶苦茶なスケジュールを組み始めます。
    当然、学業と両立しているメンは平日はムリなのでイベントの欠席が目立つようになります。
    風邪気味で気管支炎まで患い、舞台の稽古が十分に出来なかったことで、れなりんはプリを全欠してしまいます。
    その後、AKB襲撃事件などもあり、運営サイドも更に余裕が無くなって、どんどん迷走します。
    学業優先のメンバーはどんどんグループの中でアウェーな感じになっていきます。

    そしてついに卒業の報告を知ることになります。
    覚悟はしていましたが、やっぱり信じられませんでした。
    卒業する幕張個握の辺りまで毎日涙が止まりませんでした。
    とてつもない喪失感に襲われました。
    通常は握手会で関東方面に遠征することは無いのですが、最後の幕張個握には頑張って参戦することにしました。
    後悔したくなかったから・・・。
    卒業決まってからLINEやTwitterを乃木坂仕様にして、全国の市來ファンと交流しました。
    幕張当日もみんなとても温かい人達でした。
    卒業セレモニーでは一緒に泣きました。
    こんな素晴らしい出会いも、すべて れなりん のお陰です。

    れなりんの卒業は今後の乃木坂にも大きな影響を与えるであろうと思っていました。
    運営サイドが2期生やアンダーメン、学業両立メンを大切にしないと、これからも卒業者が増えるであろうと・・・。
    ついに、寧々も卒業、2期生の米徳&矢田も活動辞退を発表してしまいました。
    すべて貴重な人材です。
    寧々なんて、乃木坂で唯一アクロバティックなパフォーマンスが出来るメンで、「制服のマネキン」ではロンダート~バク転を披露し、ライブやテレビ収録で素晴らしい表現に華を添えてくれました。
    2期生の2人のような人材も簡単には得ることが出来ないでしょう。

    親会社のソニー同様、本当に運営はファンの心情やメンの葛藤を理解しきれていません。
    れなりん は、私達に大切なことを沢山教えてくれました。

  3. 初期からのファンの皆さんから何を今更と言われる事を覚悟した上で敢えて言っておきたくなりました。

    スタート時からの乃木どこを見直しながら市き玲奈さんの魅力に引きつけられてしまいました!
    乃木坂になんて相応しいメンバーだったんだろうと

    なんとしてもいて欲しかった!
    可愛いさは言うまでもなく、その優しい佇まいと人柄

    目標を掴んで卒業して行った事は勿論理解しているし異論を唱える気もありません!

    ただただ彼女にいて欲しかったなぁという個人の願望をどうしても皆さんにも伝えておきたくなってしまったのです!

    しょうもない事でスミマセン

  4. 僕も最初からずっと市來玲奈さんのことを心に留めていました。すごく押してるわけではないが、れなりんの天真爛漫さが好きで、なんか娘を見てるような感覚で選抜発表毎に彼女を心配します。何をしているのだろうって。
    遠い中国にいる僕は握手会など行ったことは当然ないし、この一生行く機会があるかもわからないけど、れなりんが卒業したら会いに行くことがこの先もうないなって思うと、寂しくなります。

  5. 今まで卒業してきたメンバーはいたけど、れなりんは泣けましたね。
    やはり、初期の乃木坂を支えてきたメンバーだけに、喪失感が大きいですね。

    また、れなりんといこまちゃんの仲の良さは格別でしたね。
    彼女たちなら、卒業後もずっと友達でいられるのでしょうね。

  6. 幕張の1周年ライブでれなりんが登場したときは泣けてきたよなあ。
    ああ、これで全員だって。

  7. その裏で学業休んで舞台発表の生田がいて・・・
    なんか不条理ですね

  8. 確かれなりんの夢はアナウンサーでしたね。

    その道に進むのかどうかは今はわかりませんが、幸多き未来を祈っています。

    もし、アナウンサーになれたとして、音楽番組のMCとしてメンバーと再会したりしたら、おじさんは泣かずにいられる自信がありません。

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