Nogizaka Journal

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乃木坂散歩道 第32回「プリンシパル・フィナーレへ」

 11日はプリンシパルには参加していないので、レポートではありません。12日の千秋楽に向けて、僕が観たプリンシパルの軌跡を振り返ります。この記事はメンバー全員の頑張りの記録を書き留めたものです。

 
 秋元真夏さん 秋元さんで印象に残ったのは、意志の強さです。決して演技が凄く上手いわけではありません、歌が凄く上手いわけでもありません。それでも、僕が観た中で、2度も白石麻衣さんを押しのけて選出されています。遅れてきたメンバーですが、生徒会長の経験が舞台という場では活きているのかもしれませんね。秋元さんのオーディションでの決意表明、誰よりも意志の強さが感じられて、心に残ります。

 生田絵梨花さん この公演でも「生田無双」でした。やった役を数えるよりも、まだやっていない役を数えた方が早そうです。生田さんは常に16役に名を連ねています。これは生田さんだけです。彼女を表現するにはどんな言葉が相応しいのか? 色々考えましたが、やっぱりプリマドンナです。冒頭でのダンスシーンの躍動感、歌声の透明感、変幻自在のキャラクター、「天の声」に柔軟に対応する機知、観客の心を瞬時に掴むユーモア。そして何よりも、絶対にあきらめず演技を最後までやり遂げる強い気持ち。「乃木坂って、どこ?」(テレビ東京系)やライブでの生田さんも輝いていますが、プリンシパルは彼女にとって、最も力が発揮できる場所に思えます。

 生駒里奈さん もう遠い昔のように思えてしまうのですが、5月4日17時からの公演のラストのミニライブ、ステージに生駒さんの姿はありませんでした。理由がどうであれプロとして失格だし、生駒さんを、乃木坂46を観に来た人たちに失礼と思います。でも、そんな生駒さんを嬉しく思う自分がいました。「ぐるぐるカーテン」の頃の生駒さんの映像を振り返ってみると、頼りなくって、小さくて、怯えていて……、そんな娘がセンターを張っているわけです。だからこそ応援したくなる、そんなファンもいたんじゃないでしょうか? そんな生駒さんも、5thシングル選抜発表の時の映像を見ると、強くなったなーって、ちょっと寂しく思っていたのです。あの日、ライブに出られなかったそんな生駒さんに、「ポンコツ!」って言ってあげたい、最大の愛おしさを込めて。

 市來玲奈さん 現在は学業を優先している彼女です。乃木坂は2期生も入り、大きくなっているグループです。だから、寛容な受け皿があっていいし、それは一つのメリットにもなりうると思います。乃木坂一筋というメンバーだけじゃない方が、乃木坂の視野が広がるはずです。彼女はそういう役割になってほしい、彼女になら出来ると思っています。プリンシパル不参加でも、楽屋訪問を楽しく報告してくれる彼女の存在なら。

 伊藤寧々さん プリンシパルのパンフレット(棒にぶら下がっているやつです)で、一番可愛らしく写っていると個人的に思っています。5thシングル全握・千葉会場で、伊藤ちゃんずレーンで寧々さんがいるのを見た時、あまりのかわいらしさに、ビックリしたのを覚えています。プリンシパルでは苦戦が続いています。体が小さい分、声が通りません。でも、彼女の魅力はそこです。体が小さい彼女のバク転やロンダートというダイナミックな特技のギャップが何とも言えません。ちょっと反則かもしれませんが、「天の声」がバク転をさせてくれないかと。まあ、現実的に言えば、バク転する位、ダイナミックな演技を見せてほしいです。

 伊藤万理華さん 6thシングルで2回目の選抜に選ばれました。なので、選抜常連って感じではありませんが、僕は彼女はもうアンダーの枠には収まりきらないメンバーだと思っています。今回のプリンシパルでも、選抜常連組に交じって善戦していると思います。僕が観た中では、乃木美咲子役の一番の適任者と思いました。狂気とかわいらしさの共存、彼女の狂気の部分をもっと見てみたい気がしました。

 井上小百合さん 10役を勝ち取る回数は少ないものの、注目の一人と思います。彼女の今回のプリンシパルでは、自分の殻を破ろうともがいている姿を観ることが出来ます。彼女の様に何かに立ち向かう姿を見ることが、プリンシパルの醍醐味の一つと僕は思います。そして、個人的に思うのは、沢村小坊主役に一番ふさわしいのは井上さんです。「せんせーい、せんせーい」「えーと、えーと、えーと」の台詞は完全にはまっていました。

 衛藤美彩さん 選抜未経験者という枠組みは彼女には必要ありません。台詞の言い回しはトップレベルの一人です。特に、明田川太郎役に関して言えば、しゃべりは彼女が最もよかったです(仕草は後述の橋本奈々未さんが素晴らしかった)。プリンシパルの彼女は、観ていて安心感がありました。10役に選ばれた時のそういう安心感って、実力がないと出てこないものです。

 柏幸奈さん 彼女が今何を見ているのか? 僕は情報不足でわからないのですが、視野の広さはメリットもあるはず。学業優先がメンバーの一つの個性になってもいいだろうと思っています、このままフェードアウトすることが無ければ。彼女が観るプリンシパルはどんな風景なんでしょうか? 教えてもらいたいです。

 川後陽菜さん 最近メキメキと頭角を現してきましたね。ブログでのマイカツが始まり、プリンシパルでのマイカツもなかなかのものでした、第7回目の公演、野木芙咲子役オーディションでの深川さんを相手役にした「聖母」のくだりが場内を沸かせました。深川さんという、誰からも愛されるメンバーを使ってのし上がる(失礼な言い方ですいません)、こういうことが出来るのも乃木坂の良さだと思いませんか? 身近なメンバーをリスペクト出来る、アイドルグループの理想形です。

 川村真洋さん 歌がうまい彼女、歌のソロパートのある役に立候補するのかと思いきや、いつみ役や沢村役への立候補が多いです。5月10日の回では沢村役に立候補して、女中3だったのですが、公演終了後の会場内で、川村さんの沢村役を絶賛する声が聞かれました。評価は人それぞれではあるのですが、第5回公演で沢村役に選出された時、実際に見る機会に恵まれました。確かに、素晴らしい演技でした。

 齋藤飛鳥さん 何気にソロパートを歌う人気の役、今和誠一、今和洋子役を勝ち取っています。誠一役は、観た中では最もギャップのあるメンバーでした。なんか、かつらをかぶっているというよりは、かぶせられているというか、服もそうです。そういう、メンバーの違いからくる意外性もプリンシパルの魅力です。

 斎藤ちはるさん 僕の中では誠一役のNo1です。アドリブのシーンは印象にうすいのですが、クライマックスの歌のシーンが断トツでした。さすが、斎藤家の歌を歌うだけあります。場数をこなせば、もっと素晴らしい誠一役が出来ると僕は思います。男性役の立候補が多い斎藤さん、彼女の演じる明田川も見てみたい気がします。

 斉藤優里さん 彼女の演技単独で言えば、飛び抜けて素晴らしいものとは言えないかもしれません。でも、そこに彼女の個性が加わると、独特の世界が出来上がります。思い切りの良さ、度胸、突拍子のなさ、彼女にしか出せない個性がプリンシパルではたくさん見ることが出来ました。5月9日の公演、クライマックスシーンでの、誠一役の白石さんとのキスシーンは永遠に語り継がれる名シーンです。

 桜井玲香さん 彼女の演技を見て、それぞれの役の裏の設定を深く作り上げているのに気付かされました。それに気付いて、他のメンバーも見てみると、やはり同様に深い役作りをしていることに気が付きました。彼女たちがやっている舞台は、表面上の台詞を暗記するだけの薄っぺらいものではなく、16役それぞれに、深く突き詰めて演じているという、途方もない舞台で、それに気付かせてくれた桜井さんの演技もまた絶賛されるべきものと思います。僕の中でのいつみ役のNo1です。

 白石麻衣さん 人気が先行している印象で、演じるということはどうなんだろう?と思っていましたが、その考えは完全に誤ったものだと悟りました。雰囲気のある演技で、洋子役や芙咲子役のような華のある役が良く似合います。とはいっても、一番印象的だったのは、前述の芙咲子役・優里さんとのキスシーンです(笑)。その直後の表情が、動揺と、恥ずかしさと、嬉しさと、なんだかゴチャゴチャの感情で、この公演で一番の見所だったかもしれません。

 高山一実さん 彼女はもう、舞台という枠に収めておくのは難しいメンバーです。彼女が出てくるだけで、場の雰囲気が変わります。喜劇を演じさせれば、さすがの生田さんも霞むほどの舞台になるでしょう。彼女の持っている力、それは、観客の心を一瞬で奪い、目線をくぎ付けにする力です。並の努力をしても手に入れられないものを彼女は手に入れてしまったのです。このプリンシパルでそれが証明されました。

 中田花奈さん 選抜メンバーの中で苦戦が続いています。冒頭のダンスシーンでは一番個性を発揮できているのですが、演技の面では、その突き抜けた感じが出せていません。でも、彼女らしさはオーディションで自分以外のメンバーが演じているときに発揮されています。実に楽しそうにオーディションを観ているんですね。アイドルオタクの中田さんにとっては、確かにあそこが一番の特等席ですから。彼女のメンバーに対する想いが良くわかって、観ているこちらも、なんだか嬉しい気持ちになります。

 中元日芽香さん 選抜未経験者で大活躍の彼女、彼女の素敵なところは、いくらオーディションで厳しい表情を見せていても、一端終われば、恥ずかしそうに照れた笑みを浮かべるところです。その微笑みがとてもかわいらしい。彼女は天性のアイドルです。その資質に惹かれた方も多いと思います。北嶋文目役に一番ぴったりと思います(深川さんと迷いましたが)。

 永島聖羅さん 彼女は乃木坂のガキ大将みたいな雰囲気がありますね。5月10日の回の栄役のオーディション、「青森ねぶた祭りを演じよ」の「天の声」で、メンバー全員を躊躇なく参加させた「らっせらー、らっせらー」が出来るのは永島さん以外にはいないでしょう。東京公演が終わったらゆっくり体調を治してもらいたいです。

 西野七瀬さん 彼女は随分変わりましたね。声が小さくて、影が薄くて、よく泣いて、みたいな七瀬さんは、もうどこにもいません。ライブ的要素がある舞台で輝いていますね。色々な役に挑戦していますが、明田川役のオーディションでジョジョ立ちをして見せたところが、彼女自身も満足できたんじゃないでしょうか。

 能條愛未さん プリンシパルでは彼女の面白さ、思い切りの良さが光ってます。何かやってくれそうな期待感は観客だけではなく、メンバーも同じなようで、能條さんの時だけスクリーンを観ようとするメンバーの姿があります。彼女の沢村役を観てみたいとひそかに思っています。

 橋本奈々未さん 一番印象に残っているのは、明田川役のオーディション。帽子とジャケットを着た橋本さんにメンバーから黄色い歓声が。仕草が少しワルーな感じでメンバーの心を鷲掴みしていました。台詞は時々「そっちこそ(c)」的なニュアンスが入るのは御愛嬌。栄役や野木緋咲子役でもいい雰囲気を出していました。

 畠中清羅さん 今回のプリンシパルの台風の目。いつの間にか大注目の存在になっていましたね。5月9日の、彼女が女中6に選ばれた時の会場の雰囲気は、今回の公演で一番暖かかったと思います。不思議な魅力の持ち主です。誰にも真似出来ない個性です。

 樋口日奈さん 緋咲子役、芙咲子役を中心に立候補していて、演じているときの樋口さんは大人っぽいんですが、演じ終わった途端に少女に戻るそのギャップが本当に愛らしい。僕の中での緋咲子役No1です。怒るシーンも様になっています。

 深川麻衣さん どの役を見ても深川さんの人柄がにじみ出ている気がしてしまうのは僕だけでしょうか? なので、お姉さんキャラの芙咲子役があっているように思っていたのですが、北嶋役のアラレちゃんメガネとターバンがあまりにも似合いすぎていて、投票した人の見る目に脱帽しました。

 星野みなみさん 参加していないのが残念です。声を張るというのが苦手そうなので、もし参加していても厳しい戦いだったかもしれません。でも、井上さん、西野さんの様に克服できるものでもあると思います。5thシングルのシャキイズムのMV、個人PV、どちらの星野さんも非常に素敵な表情を作っていました。「お願い☆マイハート!!」の輝きをもう一度僕は見てみたい。

 松村沙友理さん 彼女が演じる時の、演技の一工夫が僕は好きです。舞台上で高山さんと正面からぶつかれるのは松村さんしかいないと思っています。高山さんは雰囲気を持っていて、松村さんは技術を持っています。調子に乗っている時に、登っていける高みは、他のどのメンバーよりも高いと思います。褒めて育ててほしい逸材です。

 宮澤成良さん 怪我は仕方がないです。舞台に出られないこの時期、心の中でしっかり焦っていられるか、それが次のモチベーションにつながると思います。彼女にはきっと明田川役が似合うんだろうな。

 大和里菜さん 5thシングル個人PVの演劇入門でしごかれていたので、注目していたメンバーの一人です。その時とは全然別人で、驚いています。10役まであと少しって時もありました。髪の毛の色を変えてまでこだわる彼女の今和洋子に注目します。

 若月佑美さん 彼女の多才ぶりには驚かされます。男女関係なく役をこなし、「天の声」の無茶ぶりも上手に演じ切ります。栄役に立候補した時の「昼メロドラマ風桃太郎」は実に圧巻でした。大阪公演も含めれば、全役制覇するかもしれませんね。

 和田まあやさん 彼女はメンバーからも、スタッフからも愛されているメンバーです。舞台を観ることでそれが伝わってくるって凄い事です。それと、彼女のブログに彼女のオーディションの時の解説がありますが、あまりにも天然すぎて、ついていけないくらいです。実際に舞台を見ていて、確かに、「???」的なオーディションがあって、それが彼女の持ち味と思っていましたが、すんごい誤解からくるものと知って、彼女のオーディションは注意深く見ていないと、本質を見抜けないことがわかりました。

 
 1人ひとりのことを書いたら、少し長くなってしまいました。乃木坂のメンバーたちの頑張りのまとめです。大阪公演は参加しないので、5月12日夜の公演が僕にとっての最後の公演です。千秋楽は彼女たちは持てる力を最大限出してくれると思います。その彼女達に向かい合って、全員の頑張りを目に焼き付けてきます。

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

  • Comments ( 13 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 愛あるレポートありがとうございます!

  2. レポートありがとうございます。
    公演に行けない分、状況が詳しく分からないので助かります。 本当にありがとうございます。

  3. さすがノギザカジャーナル!

    読みごたえあるレポートでした。
    毎日見に来るのが日課になっています。
    これからもがんばってください。

  4. 詳細なレポートありがとうございます。どのメンバーにも暖かい目が注がれていて、読んでいて嬉しくなりました。ほんと、メンバーみんなそれぞれ魅力のあるいいグループですよね。今日の東京千秋楽が素晴らしいものとなりますように。

  5. レポートありがとうございます。
    メンバーひとりひとりを愛情を持って書いていただき
    大変うれしく思います。

    まいやんのキスシーン後の表情、見てみたかった(^^)

  6. すごく愛のあるレポートありがとうございます。
    自分も管理人さんと同じ回を見に行ったからかわかりませんが、メンバー各々に対する印象はほぼ一致してました。
    さゆにゃんの「せんせーい」ってセリフは本当に子供っぽくてツボです。

  7. 愛のあるレポートに見に行った回、そうでない回も光景が目に浮かぶようでした。
     レポートを読みながらぜひもう一度全ての回を見直したくなりました。
     運営さんにはぜひ映像として世に出して欲しいです。

  8. メンバー全員への愛が感じられるいいレポですね。
    千秋楽のレポも期待します

  9. ありがとうございます。何だか読んで嬉しくなります。

  10. 出演していないメンバーの事まで….
    本当に素敵な文章で、一語一句全て読み尽くしました。
    メンバー全員に読んで貰いたいです。

  11. ファンがなかなか把握していない
    各メンバーの隠れた能力、個性が
    わかる文章
    いいですね^_^

  12. 本当に温かい目で見られてますね
    かつ的確だと思います
    こちらもほっこりしますね

  13. 参加してないメンバーの事まで書いてあり、とても素敵です。

コメントはこちら

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