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乃木坂散歩道 第62回「疑似恋愛の行方は?」

maedaatsuko
前田敦子(@Atsuko_100より)

 ここに書かれた文章は、乃木坂46のファンになってしまった男の一私見です。

 乃木坂46のファンになって一年、自分がやっていることはいったい何だ? 自分がやっていることは永遠の片想いと理解しています。しかも『疑似恋愛』の。

 まずは冠番組「乃木坂って、どこ?」(テレビ東京)から入って、「16人のプリンシパル」公演やライブを見て、そして握手会。目の前にいるメンバーはあまりにも眩しすぎて、彼女たちに憧れの感情であったり、限りなく恋愛に近い感情を持つのは、人間として、男として自然の流れだと思います。
 でも、あくまでも「限りなく近い」感情です。『疑似』恋愛なのは、そこにビジネスが介在するから。だからこそ、乃木坂46に夢中でいる一方で、その夢中になっている自分を冷静に見つめる、別の自分の存在にも気が付くのです。

 
 アイドルの常套句にあたる『恋愛禁止』は『疑似恋愛』を語るうえで、論じておきたいことです。
 乃木坂46も含め、AKB48系列のグループでは『恋愛禁止』のルールに違反するとペナルティーがあります。第三者が見ると異常な光景のようです。「人権」なんて言葉で論じられることもあります。

 運営側から『恋愛禁止』が論じられると、「それくらいの覚悟を持ってアイドルという仕事をしろ!」って感じになります。これはNHKの朝ドラ「あまちゃん」に出てくる太巻プロデューサー(秋元康さんをモチーフにした登場人物です)の台詞です。

 では、ファン目線から『恋愛禁止』を論じるとどうなるのでしょう? 

 自分の場合は綺麗な片想いがしたいのだと思います。「彼氏がいる女性を好きになる」なんてドロドロした感じは、現実世界でやればいい。『偶像』という字が当てられたアイドルに、超高嶺の花である乃木坂メンバーに、憧れに近い恋愛感情を持っていたいのだと思います。
 
 『片想いビジネス』、それが、アイドルの世界なのだと思います。ファン目線で言うならば、『恋愛禁止』はビジネスの契約事項。だから、違反するとペナルティーという話が出るのでしょう。
 『片想いビジネス』(=『疑似恋愛』)には『恋愛禁止』は不可欠な要素、これがボクの考えです。

 
 さて、この記事は前田敦子さんの報道を受けた夜更けに書いています。前田さんはAKBを卒業していますから、アイドルとしての『恋愛禁止』は既にありません。そこを承知の上で、僕が知りたいのは、前田敦子さんを推していたファンの想いです。やっぱり『失恋』なのか、それとも、AKBの7年間で充分な片想いを経ての『おめでとう』なのか。

 いつか訪れるであろう「その日」、どういう気持ちで迎えるのか? 『疑似恋愛』の真っ最中、今この時がハッピーなのは自覚できます。でも、『疑似恋愛』の行方は? 色々考えると、なんだか憂鬱な一日でした。

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

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  1. アイドルとの疑似恋愛に関しては、ヲタクをしていて、常日頃考えます。

    あっちゃんは、おそらく今までに、万単位の人から「大好き」という告白をされているはずです。しかし、AKB48を卒業し、ソロとして独り立ちをはじめ、一人の男性と今向き合っています。

    AKB48在籍中の恋愛の禁止については、アイドルの存在に特異性について考えなければいけません。「私のことを好きになって」と言いながら、「あなただけのものになる」とは(心から)言ってはくれません。

    アイドルとして、上にのし上がるには、個人としてのスキルアップと同時に、多くのファンの支えがなければなりません。
    やはり、「同情するなら金をくれ」という言葉は、重いものです。どんなに想ったところで、ビジネスとしての繋がりしか、実際はないのです。

    しかし、こうした金くさい契約であるアイドルの応援を、人間らしい、愛にあふれたものにするのは、アイドルとしてのプロ意識、そして、アイドル、ファンの、人を想う心だと思います。

    アイドル期間中に、徹底的にアイドルを演じ切り、スキャンダルを見せない、もしくは、本当に恋愛をしない・・・これは、それぞれのアイドルの心持によります。

    握手会、ライブに来てくれる無数のファンからの「大好き」を、自分がのし上がるためのファンから巻き上げたものとしてとらえるか、今日たくさん褒められて、告白されちゃった、どうしよう・・・、明日からも頑張る!とジュンジュンしてくれるか、だと思います。(真のプロ意識とは、後者側であるというスタンスを取り、誰に対しても隙を見せず、演じ切ることなのかもしれません。)

    人権問題を引き合いに出されますが、本当に好きなアイドルは、会ってもいない時に、顔が浮かんでくる。これは、人を超えて、「ネ申」だと思います。(軽々しく神という言葉を使うと、一部の層の反感を買うので)そこに金が介在しようとも、心は幸せであるから、いいのです。

    あっちゃんは、今までのファンのことなど気にする必要などありません。それでもファンは、あっちゃんが思っている以上に、あっちゃんを想っているので、あっちゃんが、その想いに思いを馳せ、目の前の幸せを噛みしめながら、これからの仕事に精進できるかが、大事だと思います。

    熱烈なファンは、恋愛解禁になったあっちゃんなど、応援する必要もありません。それでも、お節介にも、公私ともに幸せであってね、と思い、これからも応援していくことが、大事だと思います。

    この疑似恋愛。騙されていると分かりながら、ファンもメンバーも本気で向き合えていたら、うれしいですね。そうしたアイドル、そしてグループこそが、ファンの心をつかむと信じて・・・

    駄文長文申し訳ありません。

  2. 自分にはアイドルが恋愛するのが嫌ということがあまり理解できない。
    人が持つ自然な感情を抑制することを強要していいのか、それってアイドルを人としてではなく何でも自分の思い通りになる人形とかマスコットとして愛でているのではないかと思うし、それはファンと呼べるのかと疑問に思う。
    また、恋愛しないことで保たれているアイドルの魅力って凄く安っぽい気がするし、その程度の価値しかないものなんて初めからいらないものではないのかと思う。
    まぁ自分がそこまでアイドルというものに夢中になれないともいえるのだけれど。

    もちろん相手によるわけだけど基本的には恋愛を好意的に思う。
    競演した若手の実力ある俳優とか凄い人気ある俳優と熱愛報道があったら「よくやった!」くらいに思う。

    ただ今のアイドルといえばグループであることが基本だし、そうなるとファンは多くのメンバーに好意的になると思う。
    そういう状態で恋愛しているメンバーとそうでないメンバーがいたときに
    そうでないメンバーに気持ちが移っていくのは分かる。
    つまり、恋愛してもアイドルを責めることまではしないが、気持ちが冷めてしまって別のアイドルを応援する人は多くいるのではないだろうかと思う。

    あと一つ思うのが、一般的な生活ではない芸能界という特殊な場所にいて恋愛をせずに大人になることはちょっと怖いなと思う。

  3. 私なんか逆に特に前田敦子さんを単推ししていたってことは無いからでもありますが
    梨園の人と浮き名を流すなんて凄いなあ、むしろ誇らしい、応援していて良かったな、って思っちゃいますね。
    これがかつての加護亜依さんのようにあんまり綺麗なイメージのないスキャンダルだったらショックですが、
    なにせ相手は名門歌舞伎俳優のお坊ちゃんですからね。
    むしろこのまま順調に交際していって将来ゴールインとかになったら、AKBにとって自慢出来るトピックになると思いますし
    むしろ綺麗なイメージの美男美女の愛の成就は超好感度アップになるんじゃないでしょうか。

    逆に言うと恋愛禁止のアイドルって言う特殊な環境で10代の時期を過ごしても
    前田敦子さんのように大人になってからいくらでも人並み以上の幸福な大恋愛や、
    上手くすれば玉の輿や幸福な結婚も成就できるって事でもありますね。

  4. そもそも「恋愛禁止」って、アイドルの男性ファンだけが持つ疑似恋愛感情にだけ配慮した物ではないと思うんですよね。
    アイドルがなんで恋愛禁止かと言ったら、それは根本的にイメージダウン回避と予防のためですよ。
    スキャンダルってのはタレント生命をすり減らす重大な打撃なわけです。
    特にただでさえタレント生命の短い若い女性アイドルは、一回一回のスキャンダルであっという間にその寿命が尽きてしまいかねない。
    だから事務所側はタレントの商品価値を守るためにスキャンダル発覚予防のため固く恋愛を禁じてタレントの私生活を管理抑制しようとするわけです。
    これは別にAKBみたいに明確に恋愛禁止ルールがあるアイドルグループだけの話ではなく、かなり多くの芸能事務所が契約として行っている事です。
    (例えばRの法則で乃木坂と一緒に出ていたセーラの事務所も恋愛禁止だって言ってましたよね)

    裏を返すとタレント生命が短い女性アイドルの場合は特に厳しいというだけで
    「性的スキャンダルに対して世間が厳しいのはアイドルに対してだけの話ではない」んです。
    例えばとっくの昔にアイドルではなくなってる矢口真里だって「不倫」が非常に大きなダメージになりましたし
    モーニング娘のメンバーたちは単にスキャンダルで駄目になっていったというより
    「出来ちゃった結婚」等のそれ以上に世間体の悪くなる、「性にだらしない」イメージにやられていったわけです。
    男性のタレントがこれと同じような事をしても打撃は必至です。
    市川海老蔵も数々のスキャンダル、隠し子発覚で本人以外の歌舞伎界全体をも巻き込んでイメージ悪化を招いてしまいましたし
    石田純一なんかも数々の女性問題でダメージを受ける度にほとぼりが冷めて回復するまでその都度時間を要しています。

    つまり、アイドルを辞めたって卒業したって大人になったって
    芸能人でいる限りこういう「世間の監視の目」は一生ついて回るし、ゴシップとの戦いは常に付きまとい続けるんです。

    若い女性アイドルの場合は特に「10代の女の子が男の部屋に外泊」「朝帰り」などしたら
    大抵の世間一般の「娘(10代の女の子)にはこうあってほしい、こういうことはしてほしくない、優等生でいて欲しい」という
    理想像とかけ離れた印象の悪化を招いてしまうわけです。
    そして、そのダメージからの回復を待ってられるほど女性アイドルの寿命は長くないし、立ち直りは速くないんですね。
    だからこそ、抑制として「恋愛禁止」が必要になるわけで。

  5. 目の前にいるメンバーが眩しすぎても、憧れの感情や限りなく恋愛に近い感情は、慣れで無くすことが可能だと思います。
    また、アイドル(のよう)に見えたり、オーラを感じると眩しく見えるが、そうではないと眩しく見えない場合もある。乃木坂46に触れていてオーラを感じなくて、憧れや恋愛に近い感情を持たない(持たなくなる)男の人もいるでしょう

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