乃木坂散歩道 第75回「映画BBJ舞台挨拶シネマサンシャインレポ」

 乃木ヲタの皆さん、今日、僕は“ジャニヲタ”に遭遇しました。ハンパねっす! 乃木ヲタは自分の推しメンが劇中に出てきても、静かに映画を観ているのですが、ジャニヲタは自分の推しメンが出ると、「キャー」って、画面の推しメンにも反応するんっすよ。
 もう一つ、ジャニヲタは映画公開初日の映画鑑賞券を、推しメンが来るかどうかもわからない状態でも取ることがあるらしいです。そういえば、今日は乃木坂46の舞台挨拶なのに、なんでこんなにジャニヲタが多いんだろうって思ったっす。
 僕達乃木ヲタ、まだまだ甘いっす。


 さて、舞台挨拶レポです。映画の内容にも触れていますので、これから観ようとしている人でネタバレを聞きたくない方は、観賞後にお読み下さい。

 進行は先日の「BAD GIRLS J」乃木坂46スペシャルナイトにも登場した日本テレビの青木源太アナ。バラエティなどで知った人もいると思いますが、この方、ガチのジャニヲタで有名です。なので、ドラマ版「BAD BOYS J」はチェック済みで、一番萌えたのは、ケンカが始まる時になぜか全員であげる雄叫び「おー」のシーンだそうです。

 メンバーの自己紹介から舞台挨拶が始まります。印象に残ったものをいくつか。マイクトラブルで笑いのツボに入った橋本奈々未さん。「ナイツレディース役、秋元真夏です」とナイツレディース全てを背負った真夏さん。いつも自虐な若月さんは「ちゃんと名前があるんです 新田美緒役 若月佑美です」と挨拶。

撮影時のエピソード

 白石麻衣さん「撮影日すべてが雨。でも、私、本当は雪女です」、「極楽鳥のアクセントは“連絡帳”と同じと監督から指導されました」。

 橋本さん「板野友美さん、トリンドル玲奈さんとの3人での撮影時、長時間にわたる撮影だったため、3人ともすごいお腹が空いてしまったのですが、板野さんに”ブドウ糖”をあげたら凄い喜んでもらえました」。

 真夏さん「レディースっぽい役作りの為、渋谷でギャルの観察をしました」。

 若月佑美さん「ビイストレディース皆で会話をしている時、身長などの他愛もない話をしているのだけれど、板野さんはレディースのオーラがありました」。

 松村沙友理さん「撮影前日に役作りの為、美味しいものを食べました」。

 生駒里奈さん談「まっちゅん(松村)は撮影前も、撮影中も何も変わっていませんでした」。

メンバーによる映画の感想

 乃木坂46のメンバーは、とあるライブ終了後、全員で劇場を借りて完成した映画を観たそうです。「メンバーと観ると、乃木坂メンバーが出ると、どうしても恥ずかしくなるのか、メンバーが映るだけで笑い声が起こりました」。「男性が泣ける映画。女性は乃木坂メンバーに感情移入して観てもらいたい」。

 「20歳の大学生役には見えない(生駒さん)」、20歳の大学生役に見えた人?と挙手を求めましたが、ちらほらとしか挙がらず、「ここ気を遣うとこ!」と観客へのツッコミが入りました。

映画の見どころ

 舞台上で、能條愛未さんは油断していたみたいです。青木アナから「あさっての方を見ている能條さん」と突然ふられていました。能條さん的には「自分の真剣な表情に笑った」と。また、「レディースっていったい何をしているの?」って自分で思ってしまったそうです。一応、レディースはチームの負傷者の応急処置なんかを担当したそうなのですが、映画の画面では、そこは映っていないと。(ドラマ版ではありましたね)

 桜井玲香さんが青木アナに見どころを聞かれると、「全てです。カッコいい人、可愛い人がずっと出ている」。この答えに青木アナから「自分もその中に入れますか?」と言われ、桜井さん「はい、入れときます(笑)」とちゃかり。

 乃木坂的な見どころとして、映画ラストの方でナイツレディースとビイストレディースの戦いがあります。乃木坂らしさがどうしても出てしまうシーンでした(表題写真のシーンです)。一言でいうなら”はないちもんめ”です。

舞台あいさつでのエピソード

 真夏さん、ここでもやってくれました。広島弁での釣り「あんたのことが好きじゃけん」。

 白石さん、「もしも白石さんが男性だったとしたら、レディースの誰に惚れますか?」の質問に「さゆりん(松村)が好き」。松村さんも「うちもまいやんが好き」と返し、二人の世界が出来上がってしまいました。これはお約束なんでしょうね。

 ヒロインを演じた橋本さんが挨拶を締めくくるのですが、感極まって涙してしまいました。それだけ、この映画への想いがあったのですね。この涙を見られただけでも、舞台挨拶に行った甲斐がありました。

映画を観た感想

 心して読んでくださった方にもあまりネタバレになってはいけないので、一言だけキーワードをあげます。重要人物のセリフ「一度転げ落ちたら、二度と這い上がれん」。

 僕はドラマ版はほとんど見ませんでした。抗争とか不良とかの要素が僕自身好きじゃなかったので。乃木坂が関わっていなければ、絶対に見なかったでしょう。なので、今回舞台挨拶目的で映画館に足を運ぶことになり、ちょっと不安でした。ドラマを見ないで映画って楽しめるもの? 途中で飽きてしまって眠らずにいられるのか? でも、それは杞憂でした。最初から最後まで、スピード感とユーモアのある映画で、ドラマをあまり知らない僕もおもいっきり楽しんでしまいました。

 松村さんが言っていました、「乃木ヲタじゃなくても、ジャニヲタじゃなくても、純粋に映画として面白い」と。まさにその通りだと思います。もしも、映画に興味がありながら観ることを迷っているのなら、映画館に足を運ぶことをお勧めしたいと思います。スクリーンで見られるのは今だけですよ。

【関連】
劇場版BAD BOYS J ―最後に守るもの―

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筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENTS

  1. さゆりんの役作りの流れが秀逸(笑)

  2. バカップルワロタw
    相変わらずラブラブですな~

  3. 一つの作品作ることって凄いことなんだよね
    いろんな人の本気が入ってるからね

  4. テレビ版は全く見てなくて舞台挨拶
    目当てで行ったけど結構面白かった
    最初から最後まで普通に飽きないで見れた
    しかし最後のレディースはかなり無理やりだったなw

    関係ないけど舞台挨拶途中で入ってくる奴の神経を疑った

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