大人のカフェ公式HPよりキービジュアル。左より飯野智司、井上小百合、加賀成一、伊達さん。
【大人のカフェ 第9回単独公演『飲みかけで帰ったあの娘』観劇レポート】
初日(4/21)を観劇してのレポートにつき、まだ観劇されていない方もいると思いますので極力内容のネタバレ無しでご報告したいと思います。
今回、井上小百合がゲストヒロインを務める、コントユニット「大人のカフェ」第9回単独公演『飲みかけで帰ったあの娘』を観劇しました。舞台のコンセプトが『お洒落8割、野暮2割』の舞台コントという事で、2014年に行われた乃木坂46公演『16人のプリンシパル trois』での第1幕のコントを思い出しながら観劇を心待ちにしていました。
乃木坂46公式HPでの井上小百合出演のアナウンスが無かった為(3/19 ブログでは井上自身から報告あり)、チケットが売り出されてから気付いたファンも多かったのではないかと思われます。さて、その肝心のチケットですが3/18正午の売り出し直後、筆者の手元の時計ではわずか10分で千秋楽が完売、その後1時間で全公演が完売というスピード完売となりました。その後4/22の昼公演が追加されたものの、こちらもすぐさま完売。
席数自体が約250席なので乃木坂46ファン、井上推しのサユリストの数を考えれば少ないキャパであった事は否めないとこの時点では考えていましたが、観劇後はこの舞台コントの特性上、舞台が大き過ぎるのも良さが伝わりきらないのかもしれないとも考えました。
そして、乃木坂46メンバーが出演する舞台としては非常に良心的な価格の3,000円、これがチケットのスピード完売の一助となったのかもしれません。
では実際に開演前どの様な流れであったのかもご報告したいと思います。
東京・渋谷駅ハチ公口からほど近い渋谷109に隣接するザ・プライム(1Fがユニクロ)の6Fにある『CBGKシブゲキ!!』が舞台。大人のカフェ公式HPの地図を見ればまず迷うことはない好立地な場所にあります。
開場は開演45分前。1時間前までは6Fで待機列を作らない様アナウンスがありましたので、公演初日は開演1時間前、1Fユニクロ前のエレベーター近くに多くのファンが集まっていました。開演1時間前となりエレベーターで6Fへ向かうと右手側にすぐに劇場があります。
ここからはスタッフの指示に従い入場列に並ぶ事となります。
6Fエレベーター前スペースは広くはないので、走ったり押したりする行為は怪我の原因や混乱を招く可能生がありますのでこれから観劇される方はご注意下さい。
入場は受領確認メールを受付で提示し、氏名をスタッフに告げチケットを受け取ります。
入り口右手側にグッズ売り場があります。グッズ売り場の横には公演祝いの花が展示されています。ライブ会場でもそうですが、毎回この花を見る事を楽しみの一つにしているファンも多いのではないかと思います。
『CBGKシブゲキ!!』は小ぢんまりとした空間でどの席からも舞台上が見やすいというのが第一印象でした。自由席であるため、遅く到着すると見難い席になってしまうかもしれないという不安もありましたが、その様な事は少ない劇場と言えるのではないでしょうか。
とは言え時間に余裕のある方は少し早めに行き、好みの席を選ばれる事を推奨します。
座席はかなり柔らかく長時間の観劇にも優しいものでした。ただ、前のシートとの感覚が若干狭く、長身の方は少し窮屈に感じるかもしれません。
時間にしておよそ90分、時間があっという間に過ぎる位にとにかく面白い。
オムニバス形式(複数の独立した作品を集め1つの作品とする形式)で、オープニングコントから始まりコント1杯目、2杯目と、8杯目まで続き、間にミニドラマを挟む構成でした。
舞台上で躍動する4人の演者。舞台まで距離が近いため演者の顔の表情までよく見る事ができます。この舞台コントがこのキャパの会場である事の必然性等を考えながら最後まで全く飽きる事無く観劇でき、まるで叙述トリックの推理小説を読んでいる様な感覚も味わえます。
大人のカフェ公式Facebookが「荒野に咲く3本のサボテン」と呼ぶ3人の俳優たち。個性的で、かつ各々の役どころが明確で、最初から最後まで笑わせてもらいました。対して「草原に咲く一輪の花」、大人のカフェ公式Facebookにそう呼ばれた、数々の舞台で培われた演技力を持つ井上小百合。時にべらんめぇ口調になるアイドル「見せかけ天使」は舞台上で輝いていました。ネタバレ要素を含むので詳しくはご紹介できませんが、口の悪い役や愛くるしいかぶり物の役など多彩で井上小百合の魅力を最大限に活かした舞台コント『飲みかけで帰ったあの娘』でした。
舞台終了後の挨拶での井上から加賀成一への辛辣なコメントでも場内から笑いが起こり、対する加賀も乃木坂46ファンに向けた秀逸なタオルの使い方を教え爆笑を誘っていました。さすがの井上もこれには顔を覆い笑うなど4人の軽快なトークも楽しめます。
最後に、非常に面白い舞台なので映像化や再上演して、より多くの人に見て欲しいと考える次第です。井上小百合推しのサユリストの方以外にも、むしろ乃木坂46ファン以外の方にも見て欲しいと思える舞台。観劇のきっかけは乃木坂46メンバーが出演するという事でありましたが、次はメンバーが出演していなくてもまた観に来たい、素直にそう思わせてくれる舞台であった事は“嘘じゃない”事実です。
(文・乃浜 高)
私も初日に観劇することが出来ました。
とても嬉しかったのが演者がマイクを付けていなかったこと。
小箱ならではですね。
(乃木坂メンバー参加の舞台では「生きてるものはいないのか」以来?)
機械を通さない生の声を聞くことが出来るのは至福なこと。
そのせいか井上さんの声は他の男性に比べてちょっと小さめ。
台本が良く出来ていて4人の息もあっていて
最初から最後まで本当に笑って楽しかった。
あのキャラのトートバッグが人気で売り切れているみたいですねw
(私も買いました(笑))
昨日追加公演の回を観に行きました。
面白かったです。ただのオムニバスと思わせつつ、色々な仕掛けが仕込んであって秀逸だなーと思いました。
全てを知った上でもう一度観たら、場面場面でまた違った面白さを感じられると思います。
合間に写し出される映像も良かったです。
タオルとトートバッグは終演後に絶対欲しくなりますね。エンドロールの映像も良かった!
楽日最終公演に行って来ました。
多少遅れて入場したので係員の勧めるママに座った席がなんと最前列!
評判に違わず楽しめる舞台でギャグとさゆの可愛さの両方を堪能出来ました。結構、新しい笑いを目指している舞台は新鮮に感じられ、会場の笑い声もどんどん大きくなります。
乃木のおかげで自分の嗜好も広がり益々舞台の面白さに引き込まれます。
犬天でのさゆの演技力に感心して期待しましたが、納得の舞台で今後も機会があればどんどん乃木メンの舞台を観劇しようと思う様になりました。
そうそう、終演後はカーテンコールが起き座長も初めてだと申してました。
グッズはマフラータオル以外売り切れ続出だったみたいです。
スタンディングオベーションが起こりましたね!
「大人のカフェ」、乃木メン関係なく機会があったら行きたいです。