ネタバレ注意です!
この記事は6月8日昼の第12公演目について書きます。初日から5公演目まで、9、11公演に関する記事は以下を御参照ください。
乃木坂散歩道・第119回「16人のプリンシパルtrois初日メモ」
乃木坂散歩道・第120回「16人のプリンシパルtrois 2公演目メモ」
乃木坂散歩道・第121回「16人のプリンシパルtrois 3公演目メモ」
乃木坂散歩道・第122回「16人のプリンシパルtrois 4公演目メモ」
乃木坂散歩道・第123回「16人のプリンシパルtrois 5公演目メモ」
乃木坂散歩道・第124回「16人のプリンシパルtrois 9公演目メモ」
乃木坂散歩道・第125回「16人のプリンシパルtrois 11公演目メモ」
今回のプリンシパルを観てきて、思うことがあります。そろそろ、オーディション無しの舞台を観てみたくなりました。プリンシパルはそのまま、1年に1回の乃木坂最大のイベントとして、このまま継続を希望しますが、プリンシパルとは別に乃木坂46の舞台を観てみたくなりました。2期生も含めて2~3チームに分けていただいて、配役はジャンケンでもくじ引きでも話し合いでも、決め方は何でもいいので事前に決めていただいて、『徹底的に演技を練り込んだ舞台』を観てみたいのです。
今回のプリンシパルは才能を発見し広げるための舞台でした。才能を深めるための舞台、見てみたい気がしませんか?
エルザ役オーディション前の決意表明でのハプニングです。生田さんが、生駒さんの総選挙の結果ををうけて「昨日の生駒ちゃんの『おめでた』の件」と発言。妊娠発覚か?という笑いが起きました。生田さんはAKBはAKB、乃木坂は乃木坂なので御祝儀的投票はなしでと言いたかったみたいです。
生駒さんは14位という順位をうけて、「(選抜に)入らないと思った人?」という挙手アンケートを実施。観客の皆さんが結構手を上げるもんだから、会場は笑いと和やかムード、生駒さんも終始ご機嫌。
他のグループの決意表明で面白かったものもピックアップします。
キャサリン役、中元日芽香さんの決意表明、「中元日芽香です。みんなからは『ひめたん』って呼ばれています。乃木坂一の甘えん坊ですが、(キャサリンという役で)たまにはみんなのお世話をしたいな」。
マキア役、松村沙友理さんの決意表明、「(役作りのため)朝からボーっとしています。台詞が言えるかわかりません(多分ジョーク)」。
パム役、和田まあやさんの決意表明、「今日の2幕では皆さんを夢の国につれていきたいな。ハピネス!」。今後『ハピネス』は注目の言葉かもしれません。
ルイーダ役、中田花奈さんの決意表明、「折り返し地点を過ぎて、中田の快進撃始まるぞー!」。
候補として中田花奈さん。彼女は瞬発力で勝負のコントをします。『テレフォンショッピング』のコントで、「ぐうの音も出ない」という台詞があるのですが、突然歌って踊りだしました。そして自らが注釈、「選挙で1位になられた方のです」と。調べたところ、こんな曲がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=MpwA_GNEloc
渡り廊下走り隊「完璧ぐ~のね」(YouTube WarotaOfficialより)
多分この曲を歌って踊ったんだと思います。ディープです。
ルイーダ役ラスト前のシーンで、ポリン姫にやられる場面では、ヲタ芸(ロマンス)を打ちながら倒れるという中田さんらしさが印象的でした。
もう一人の候補は井上小百合さん。病弱キャラ『パム』を演じました。今まで見た中では一番病弱感が出ていました。パムは多分小柄な方が似合います。それと、今回のプリンシパルは『笑い』がテーマなので、なかなか演技力にまで目がいかないのですが、演技素人の僕でさえ、以前の井上さんから、更に演技力を増したと感じることが多いです。
そんな二人を抑えての本日のMVPは高山一実さんです。乃木坂のお笑い担当という域を越えてます。高山いるところ笑いあり。高山さんは観客だけではなく、舞台上のメンバーをも笑わせてしまいました。特に警備員役(エステル役が演じるもう1人のキャラ)の時はポリン姫一行を大笑いさせ、演技が止まる事態に。ハプニング以外でメンバーを笑わせるって凄いですよ。あのプリンシパルの会場で一番笑わないのが、セキュリティースタッフか舞台上のメンバーか、ですから。
皆さんには、一度は2幕の高山さんを見てもらいたいなと思います。というか、2幕の高山さんを見ずして、プリンシパルを観たというなかれ。そう言ってしまえるくらい、インパクトあります。
本日のというか、最近面白さがわかってきたメンバー、和田まあやさん。『ハピネス』と言う時の、あのほわっとした感じ、あの天然系はマキアが似合いそうですが、まだ立候補すらないんですよね。一度でいいから観てみたい、まあやがマキアやるとこを、うたまろです。
今回のベストバウトはエルザ役オーディション。残念ながら16人からもれてしまった斉藤優里さん、桜井玲香さんが、『次につながるアピールタイム』で「面白いコントが出来た」、「リラックスして出来た」と1幕のコントに納得できている様子がうかがえました。
コント内容は『監督』。西野七瀬さんが「(斉藤さん、桜井さんの)二人はあらぶる」とコメントした通り、監督役の桜井さんは、「カメラOK、ライトOK、よーい、アクチョン! カッ!」、ちょっとおかしなキャラで監督を演じます。対する斉藤さんはおじいさんキャラ。随所にアドリブを入れてきます。「年金が尽きたから別れてくれ」、「わしゃ、しらん」、「年寄りをいたわれ」。そんな二人のあらぶりにしっかりついてきたのが西野さん。二人の演技にも動じることなくおばあさんキャラになりきりました。
ただ、ちょっと心配なのが、西野さんがコント中に腰を痛めたように見えたことです。腰の怪我は『魔女の一撃』という言葉があるくらい大変なものです。大事になってなければいいのですが。
♯13に続く
このベストバウトの結果は珍しくナットクいかない結果でしたね。
漁夫の利っていうんでしょうか、斉藤か桜井かという流れだった。
「取り調べ」に笑い、「監督」に泣く(あ、もう♯14までいちゃってる)
桜井、ここにきてかなりモチベーションあがってます。
そうね、ゆったんもここで火がついたかな?13,14で気合はいってます。
あら?筆者殿、2幕にほとんど触れてませんね。
みり愛は、かりんよりも、ポリンのイメージに近く、リキみもない好演。
なにより乃木坂が誇る曲者たち、ゴメン芝居巧者たちを犬・猿・雉に従え
冒頭はみさ先輩に支えられ、ノビノビと演じていた。
かなりん、稽古ではやってなかったのね、この役。動き、捌きの難しい役なのに。
それにしては桜井さんよりはうまくやってた。てか、勢いってこわいね。