Nogizaka Journal

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乃木坂散歩道・第121回「16人のプリンシパルtrois 3公演目メモ」

 最近の自分に思うこと、イベントに参加したから記事を書くのではなく、記事を書くためにイベントに参加している、そんな気がしてなりません。

 今回の記事は3公演目、5月31日夜の部の公演になります。ネタバレを極力少なくするためにレポではなくメモ程度の記事であることを御了承ください。まったくネタバレがないわけではありませんので、まっさらな状態で観劇に行きたい方は、観終えてからお読みください。

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「次につながるアピールタイム」

 今年から新しく導入されたシステムです。2年前のパルコ劇場でのプリンシパルでは、2幕の舞台前に役を勝ち取ったメンバーにアピールタイムがありましたが、今回は逆です。16人にもれたメンバーが、『制限時間内に』反省だったり、次回への意気込みを話したりします。

 今はまだ公演が始まったばかりなので、このアピールタイムも明るい感じですが、回が進むにつれて、このアピールタイムがどんな様相を呈してくるのか、皆さん注目してみてください。

「生中継」

 1幕の投票が終わり、集計作業中に舞台裏からの生中継があります。昨年のプリンシパルdeuxで途中から導入されたおなじみのシステムですが、今回は『ゲスト』が登場しています。怪我で戦線離脱中の橋本奈々未さんです。

 初日の生中継の時に橋本さんが言っていたのですが、「筋肉が壊れている橋本と一緒に舞台を観覧できるイベント」を本当にやっています。客席で実際に舞台を観覧している姿を見かけました。
 その橋本さんにとってのプリンシパル、怪我で出演できない時の橋本さんにとってのプリンシパルは『舞台裏の生中継』だそうです。「これが私のプリンシパル」、名言です。怪我をおして出演するばかりか、毎回小ネタを挟んでくれる橋本さんのサービス精神に脱帽です。

 1公演目のメモでも書きましたが、初日は伊藤寧々さんが声を出せないながらも出演してくれました。

「MVP」

 今回もやっぱり若月さんの舞台力が抜きん出ています。プリンシパルに1回しか行けないとしたら、若月さんの演技に注目するべきです。とまで書いておいて、一度選んだ人はMVPに選出するのを極力控えようという、自分の中で縛りを設けたので、今回のMVPは生田絵梨花さんです。合わせ技一本という感じです。

 この記事の執筆時点で公演を3回見ています。ポリン姫という主役にはどのメンバーが相応しいかを考えた時、現時点で、僕の中では初日でポリン姫を演じた生田さんが揺るぎないです。演技の安定感(これが一番大事です)、普通に演技をしているだけなのに存在感があります、『華』があります。『主役』に必要なものは努力で得られないものではない、と僕は思うのです。
 そんな主役級が演じるわけです。どの役であっても、非常に見応えがありました。例えアンサンブルであってもその輝きは衰えませんし、今回の役「エステル」でも、生田さんの存在感は抜群でした。

「MIU」

 惜しくも16人に選ばれなかった印象的なアンダーメンバーを紹介するコーナー『MIU』。

 『一貫性』という言葉が実によく似合うメンバーがいます。2011年11月から始まった公式ブログのタイトル、第1回目のタイトルは現在と主要部分は同一なブログを書くメンバーです。
 プリンシパルtrois公演において、1幕のコントのキャラ、次につながるアピールタイムでのキャラ、そこにも一貫した姿勢があります。

 そのメンバーの名は『ひめたん』。中元日芽香ではなく、『ひめたん』がいます。周りのメンバーがキャラ作りに苦心する中、周りのメンバーが色々試行錯誤しているので、逆に、一貫して姿勢を崩さない『ひめたん』が気になるようになってきました。混沌とした状態の中で、毎度おなじみの『ひめたんびーむ』を浴びせられた時、僕はオアシスを感じたのです。

 今後も『ひめたん』なのか、是非注目してください。

「3公演目:ベストバウト」

 今回見応えがあったオーディションは「ベル」役でした。衛藤美彩さん、新内眞衣さん、樋口日奈さんの3人による戦いです。昨年のプリンシパルdeuxで大活躍だった衛藤さんに、今年から参戦する新内さん、舞台で経験を積んだ樋口さんがどう挑むのか?と思っていたのですが……。

 ふたを開けてみると、まず、新内さんがキャラ作りに成功しました。不良系キャラ「いいじゃん、それ」。樋口さんは自己紹介で言った言葉通り「真面目に見えて真面目」なキャラ。そんな樋口さんがアドリブを言った時の衝撃、『ひなちまがアドリブ!』。さすが舞台経験者です、抜群のタイミングで「いつからそんなにチャラかったっけ?」。そして、これだけはネタバレさせてください。コント内で歌う曲、樋口さんが選んだのは国歌『君が代』、そして、この台詞「素敵な歌じゃない」。笑いをとるのが難しい真面目キャラでここまで笑いを取ったのは、樋口さんの実力です。

 本命と思われた衛藤さんがこの二人に押されて、コントを演じきれないくらいでした。悔しがっていました。新内さんが10役、樋口さんがアンサンブル➄という結果でした。

 
 ♯4に続く、とするところですが最後に一つ小ネタを紹介します。今年もプリンシパルの会場にNogizaka Journalの祝花が飾られています。でも、探してもなかなか見つからない場所にあります。初日には見つけられず、もしかしてハブられたのかと思ったくらいです……(スタッフの皆さん、失礼しました)。いつまで飾られているかわかりませんが、もし行かれる方はウォー〇ーを探せみたいな感じで、楽しんでみてください。

「16人のプリンシパル」troisの会場にNogizaka Journalからの花があります

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 昨年、若月佑美の出演した舞台2LDKを見に行ったんですが、
    そのセリフの量は今回のプリ3本編の3~4倍はあると思われます。
    (2時間弱の二人芝居なので)

    セリフ覚える能力とか基礎的な力があるので、余裕をもってアドリブも入れてこれるんですよね。

  2. 新内さん良かったですよね
    役決めの際、衛藤さんと被ったからどうするのかと思ったら
    「私もやりたいです」ってちゃんと自己主張出来てて「あれ?」って思いました(笑)

    • みさ推しです
      そこでやさしく譲っといて、あとの妙なとこで
      前に出てしまう。。。
      3日目もまた。
      負のスパイラルから助けてあげなきゃ。

  3. プリンシパルはTVドラマ組(白石、橋本、西野他)、舞台組(若月、井上、樋口)、映画組(寧々、中田、能條)、番組・ラジオMC組(優里、永島、高山他)、その他未経験組(1期生or2期生)と分類して楽しんでいます
    ※BBJはたまたま観てないので分けやすかった(笑)

    個人差は当然ありますが、アドリブ力のありそうなMC組が少し苦戦してるかな?
    こんな見方をしているファンもいると言う独り言でした

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